CGK Times
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October 2024
CGK School Festival 2024
School Festival 2024が無事に終了しました!このようなイベントを成功させるには多くの労力と計画が必要ですが、価値のあることをするなら皆でやるのが一番です。当日はご来場いただいた皆様をはじめ、素晴らしい出展者/出店者の皆様、そしてRaffleにご協賛いただいたスポンサーの皆様のご協力がなければ成し遂げられませんでした。本当にありがとうございました。
School Festival(学園祭)の大きな目標は、CGKファミリーはもちろん、横浜コミュニティの皆様も一緒に楽しめる場を提供することです。たくさんの楽しい時間を過ごしていただくとともに、新しい体験もしていただけたことを願っています。
改めて感謝を申し上げます。そして、次回のSchool Festival 2025でまたお会いしましょう!
Contents
プリスクール
CGKアワード
ようこそ、世界的に有名で尊敬・崇拝されているCGKアワードへ!毎月、各クラスから国際バカロレアのIB学習者像の特性を発揮した子供たちを紹介したいと思います。これらは、私たちの子どもたちに持ってほしい、そして世界に広めてほしい特性です。それでは、10月のCGKアワードの受賞者を発表します。
Jungle(3歳児)
B. - 友達や先生との会話でできる限り英語を使い、RIsk-taker(挑戦する人)としてコミュニケーション力を発揮しました。
T. - バランスの取れたRIsk-taker(挑戦する人)であり、友達に対して公平であるために制服を着ることの大切さを理解しました。また、たくさんの英語を話そうと努力し、先生の話をいつも丁寧に聞いています。
Y. - 感情をうまくコントロールすることに努力し、それがコミュニケーション能力の向上につながりました。また、トイレトレーニングにも一生懸命取り組んでいます。
Mountain A(4歳児)
S. - Principled(信念をもつ人)として正しいことをしようと努めています。
S. - 新しい学校で新しいことに挑戦し、RIsk-taker(挑戦する人)として成長しています。
Mountain B(4歳児)
E. - 自発的に会話を始め、友達や先生とよくコミュニケーションをとっています。
R. - クラスのディスカッションに貢献し、その豊富な知識を創造的に活かしています。
Sky(5歳児)
A. - 英語をたくさん使い、サークルタイムで楽しくお話を共有しています。
K. - 英語でよくコミュニケーションをとり、他の人を助け、自立心も高まっています。
M. - 学んでいることについて深く考え、英語でのコミュニケーションをたくさん行っています。
今月の受賞者の皆さん、おめでとうございます。これからも素晴らしさを世界中に広め続けてください!
Sky (5歳児)
ストーリータイムサイドキック:初等部3年生と一緒に読書タイム!
10月は初めてのリーディングバディ月間で、大成功でした!子どもたちは、初等部Jhonatta先生の3年生クラスから特別な訪問者が来るとは思っていなかったので、年上の友達が部屋に入ってくると、驚きで顔がパッと輝きました。3年生の友達は、Skyクラスが喜びそうな本をいくつか準備してきてくれました。モー・ウィレムズの人気シリーズ「ぞうとぶたのシリーズ」も含まれており、その選択は大正解でした!
一緒に本を読み進める中で、3年生の友達の中には、おもしろい声や表情を使ってキャラクターに命を吹き込み、年下の子どもたちが笑い声をあげて楽しむ場面もありました。最初は少し緊張していた子もいましたが、すぐに打ち解けて、両クラスにとって心温まる体験となりました。読み終わると、別の3年生の友達と交代し、さらに多くの物語を楽しむことができました。新しい読み手が来るたびに、新しいエネルギー、声、わくわくする物語が加わり、みんなにとって豊かな体験となりました。
読書セッションはスムーズに進行し、Skyクラスの子どもたちは年上の友達と文学を通じてつながる機会を大いに楽しんでいました。次のリーディングバディの日をすでに楽しみにしている子どもたちがたくさんいます。この毎月の伝統は、素敵な思い出を作り続けてくれることでしょう。
点から始まる冒険
アートを作りたいという気持ちはあっても、どこから始めたらいいのか分からず、ためらいや自信のなさで立ち止まってしまうことはありませんか?このような気持ちは、未来のアーティストたちが創造力を表現することを阻むことがよくあります。最近のUOI「私たちはどのように自分を表現するのか(How We Express Ourselves)」の一環で、Skyクラスでは絵画などの様々な表現方法を探究しています。多くの子どもたちが最初の不安を乗り越えることに挑戦している中で、私たちはインスピレーションを高め、自信を持つことを目指しました。
創造的な火を灯すために、ピーター・H・レイノルズの魅力的な物語『The Dot』を読みました。この物語は、最初はアートに抵抗を感じていた少女が、サポートしてくれるアートの先生に導かれながら、一つの「点」から創作を始め、表現の力を発見していく物語です。このお話にインスピレーションを得て、Skyクラスの生徒たちは、シンプルな点やいくつかの点から自分自身の作品を作り始め、想像力を自由に羽ばたかせました。この活動を通じて、子どもたちは自分だけのユニークな作品を作り上げる喜びを感じ、自分を表現することは一つの「大胆な一歩」から始まるのだと学ぶことができました。
視点を広げ、表現を楽しむ旅
Skyクラスでは10月から新しいUOI: "How We Express Ourselves (私たちはどのように自分を表現するのか)" を始めました。この単元では、具体的な活動を通して物語やアート、音楽などさまざまな方法で自分自身を表現する楽しさを探究します。また、自分だけでなく友だちの感情や視点を認め、友だちと意見を共有することにも挑戦します。
英語の時間に、中心的アイデア "People express their perspectives through stories and arts (人々は物語やアートを通して自分の視点を表現する)" を紹介しました。その際、特に "Express (表現する)" と "Perspective (視点)" という言葉の意味を理解するのが少し難しそうな表情を浮かべていた子どもたちがいました。そこで、日本語の時間で実践的な活動を通して、それぞれの言葉の意味の理解を深めることにしました。
まず、"Perspective (視点)" の意味を考える活動では、絵本「ないたあかおに」をもとに、場面ごとに登場人物の気持ちを比較し、顔の表情を描いて子どもたちが表に貼り付けていきました。表が完成すると、同じ場面でもあかおに・あおおに・人間それぞれの気持ちが異なることに気づきました。振り返りの際には、「視点って、みんなそれぞれ思っていることが違うけど、それでいいってことだよね」「家族や友だちでどんなに仲良くても、考えていることがいつも同じじゃないのが楽しいよね」と、自分たちの経験に結びつけて深く考える姿が見られました。また相手の気持ちを思いやり、認めることを自分たちの言葉で説明し、理解を示していることに驚きました。
次に "Express (表現する)" の意味を考える活動でも、子どもたちの理解度の高さに感心しました。この活動では、くじ引きで引いたカードに描かれた顔の感情を自由に鍵盤ハーモニカの音色で表現し、子どもたちは嬉しいときには高い音色、怒っているときには低い音色を弾くなど工夫しながら、それぞれの感情を表現していました。「表現するって、自分の気持ちを他の人に伝えること?」といった声が上がり、それに対して「それだったら、いつも絵を描いたりお話をしているSkyクラスのお友だちは、みんな自分の気持ちを伝えることができているね!」と伝え合っていました。また、「手話も伝える方法の一つだと思う!言葉を使わなくても手で気持ちを伝えているから」「伝える方法ってたくさんあるんだね」と、子どもたちの間でディスカッションが始まりました。こうした子どもたちの声から、学びの成果を感じることができました。
これらの活動を通じて、子どもたち自身が発する言葉から中心的アイデアをより深く理解できている様子が分かりました。この "How We Express Ourselves (私たちはどのように自分を表現するのか)" の単元は、12月まで続きます。これから子どもたちがどのような新しい視点を持ち、どのような方法でそれらを表現していくのか、今からとても楽しみです。
Mountain A
(4歳児)
アクションを起こそう!
Mountain Aの子供たちは、私たちのコミュニティを助けるための積極的な行動をとっています!最近、子供たちは環境保護に焦点を当てた楽しく教育的なプロジェクトに参加しました。
パーククリーンアップデー
子供たちは横浜公園でゴミ拾いを行い、周囲を清潔に保つことの大切さを学びました。その熱意はとても感動的で、皆で協力して公園をより良い場所にするために一生懸命取り組んでいました!
リサイクルについて学ぶ
このプロジェクトを通じて、ゴミを分別しリサイクルすることの大切さについても学びました。リサイクルできるものや、廃棄物を減らし地球を守るための工夫について話し合い、子供たちは楽しみながらアイテムを分別することができました。今では、家やコミュニティでどのように環境に貢献できるかをより意識するようになりました。
クリエイティブ啓発キャンペーン
クリーンアップ活動に加えて、子供たちは「ゴミを捨てないことの大切さ」を伝えるためのカラフルなポスターを作成しました。これらのポスターはコミュニティ内で展示され、環境保護への参加を呼びかけるメッセージを広めていきます。
ご協力ください!
お子さまと一緒に学んだことについて話し合い、地球を大切にすることの重要性を再確認してみてください。私たちが一緒になって、子供たちが地域社会の責任ある保護者となるよう励ましていきましょう。
私たちの地球を守ろう!
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このたびの八景島シーパラダイスへの訪問は、子供たちが直接的な体験を通じて海洋生息地について学び、理解を深める貴重な機会となりました。子供たちは水生生物が生息するさまざまな環境を探究することに興味を持ち、クラスで学んだ内容と関連付けながら、鋭い質問をたくさんしていました。
その熱意は、考察力と探究心を刺激するような洞察力に満ちた質問に表れており、さらなる学びのきっかけとなりました。また、異なる生き物の種類に気を配りつつ語彙力を高めるため、16種類の生き物が載ったビンゴカードを持ち歩き、観察を楽しみました。
一部の子供たちにとっては手作りのお弁当が一番の思い出だったようで、おいしいお弁当を用意してくださった保護者の皆さまに感謝申し上げます。他の子供たちにとっては、急遽行われたイルカショーが特に印象に残ったようです。皆さんにとって今回の遠足で一番楽しかったことは何でしたか?
ゴミを減らすために、自分たちにできること
Mountainクラスでは引き続き、IBのUOIテーマ “Sharing the Planet”(この地球を共有すること)に基づき、今月はゴミの分別とリサイクルについて学びました。28日(月)には、私たちのゴミ収集を担っている中区の資源環境局の方たちが来校し、リサイクルやフードロスについて環境学習のお話をしてくれました。
フードロスについては、燃えるゴミの中にまだ食べられる食品が毎日大量に捨てられていること、その量は1年間で1人あたり約230個のおにぎりに相当することを学びました。またリサイクルでは、資源環境局の方が着用している作業着が、ペットボトルをリサイクルして作られたもので、1着に約33本のペットボトルが使われていることを知り、ペットボトルの分別方法についても学びました。
今回の環境学習や横浜公園までのゴミ拾い、UOIのレッスンを通して、子供たちは「好き嫌いせずに、全ての食べ物を残さず食べること」「ゴミを正しく分別すること」「ゴミを見つけたら拾うこと」など、自分たちの小さな行動が環境を守るために大きな影響をもたらすことを理解できたようです。
Mountain B
(4歳児)
探究をさらに深めて - 地球を共有する
現在のUOI「Sharing the Planet (この地球を共有するということ)」では、子供たちは人間が環境に与える影響について深く探究しています。「人間の行動が自然界にどのように影響を与えるか」を焦点とする探究のテーマに沿って、好奇心や共感、前向きな変化を生み出す手助けをしたいという思いが芽生えています。
子供たちは地球を守るための方法を積極的に学んでおり、リサイクルやゴミの分別に取り組み、シンボルを通じて廃棄物管理の理解を深めています。また、海洋生物を助けるための方法についても調査を行い、たとえば石油流出で影響を受けたペンギンをどのように支援できるか、海のゴミや網に捕らわれた魚や他の生き物をどう救うかについて考察しています。
今後の予定としては、このユニットをまとめるにあたり、これまで学んだことを振り返り、共同プロジェクトを通じて自分たちの考えを表現します。来月にはグループで協力して、環境と人間の影響についての理解を示す映画を制作します。このプロジェクトは、子供たちが知識だけでなく、コミュニケーション、協力、問題解決のスキルを成長させた姿を披露する場にもなります。
子供たちがこの探究に対して熱心に取り組み、情熱を持っている姿をとても誇りに思っています。映画制作プロジェクトを通じて、子供たちの創造力がどのように発揮されるのか、私たちも楽しみにしています。今後の進捗もぜひご期待ください!
素晴らしい遠足!
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今月、Mountain Bクラスは2回の素晴らしい遠足に行く機会に恵まれました!最初の冒険は「キモい展」への訪問で、普段はなかなか見ることのできない、ちょっと気味の悪い生き物たちに出会いました(ありがたいことに!)。展示にはコウモリやクモ、ヘビ、ミミズなどが含まれており、これらの動物の世界を興味深く学ぶことができました。さらに、サプライズとしてコオロギやシルクワームなどの虫を食べる体験もありましたが、意外にも美味しかったです!虫を試食したり、観察したり、触ってみたりと、どの生徒も積極的に参加してくれました。Mountain B、よく頑張りました!
2回目の遠足は、八景島シーパラダイスへの訪問でした。海の生き物の驚くべき世界を探検し、魚、サメ、カメ、カニ、イルカなど、さまざまな海の生き物と近くで触れ合うことができました。ヒトデを触ったり、赤ちゃんサメを間近で見たりと、まさに魔法のような一日となりました。
これらの遠足は、私たちが地球を共有する多様な生き物との触れ合いを通じて、環境保護についての素晴らしいディスカッションのきっかけにもなりました。Mountain Bクラスのみんなが見せてくれた熱意と好奇心をとても誇りに思います!
ひらがな・かたかなを自主的に楽しく学ぶアプローチ
「ひらがな・かたかなラーニングセンター」では、Mountainクラスの子どもたちが楽しみながら自主的に学ぶことを大切にしています。この時期の子どもたちは、遊びを通じて新しいことを吸収する力が強く、学びを自然に楽しめる環境が大切です。そこで、私たちは遊びを基盤とした多角的なアプローチを取り入れ、一人ひとりが興味を持ち、自分のペースで学べるよう工夫しています。
子どもたちは、モールを使ってひらがなの形を作ったり、UOI(探究学習)に関連するテーマの言葉を見つけてなぞったり、自分で考えた言葉を書いてみたりと、さまざまな活動を楽しんでいます。ひらがなのマッチングパズルやブロックで文字を作るなど、遊びを通じて文字に親しむことで、読み書きができることの喜びを感じています。
基本的にはひらがなの学びを中心に進めていますが、文字に挑戦したい意欲的な子どもたちには、かたかなにも取り組める機会を用意しています。こうした柔軟なアプローチにより、子どもたちは自分の興味や発達段階に応じてチャレンジし、学ぶ楽しさを深めています。
また、先生と一対一の時間を持ち、個別の対応を通じて一人ひとりの成長をサポートしています。この個別指導の時間では、子どもたちの興味や課題に合わせたアドバイスを行い、それぞれが自信を持って学びを進められるようサポートしています。
このプロセスを通じて、単に文字を覚えるだけでなく、自主的に学びを進める姿勢や探究心が育まれ、日々成長している姿が見られます。ひらがなやかたかなの学びを通じて、子どもたちは自分の力で新しいことを発見し、成長していくことに自信を持って取り組んでいます。
Jungle
(3歳児)
アリが食べ物を集め、キリギリスが食べ、そして鳥がキリギリスを食べる…
私たちの探究の単元「生き物の変化」は順調に進んでいます!まず、生物と非生物の違いから始めましたが、Jungleクラスの子供たちはすぐにその概念を理解しました。そこで、次はさまざまな種類の生き物を見ていくことにしました。単に動物や植物を調べるだけでなく、それぞれが何を食べているかにも注目しました。このことから、肉だけを食べる動物(肉食動物)、植物だけを食べる動物(草食動物)、そして肉も植物も食べる動物(雑食動物)について学びました。
このテーマに興味を持った子供たちから、「ラクダは何を食べるの?」「セイウチは何を食べるの?」といった質問がたくさん出てきました。これらの質問に答える中で、いくつか興味深い発見をしました。たとえば、ラクダは砂漠で見つけられるあらゆる植物を食べますが、お腹が空きすぎると骨さえも食べることがあるそうです!
月末に向けて、さらに一歩進み、食物連鎖について学び始めました。動物が他の動物を食べるのは知っていますが、その連鎖はどこまで続くのでしょうか?このアイデアをさらに探究していき、どこへとつながっていくのか楽しみにしています!
ジュラシックパーク: ジャングルエディション
生き物の不思議を一つずつ発見!
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White Flower Experiment
Halloween Jelly Making
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Halloween Craft
Pumpkin Fiesta
Jungleクラスでは、生物と非生物の世界を探究し続けています。まず、生き物を見分けるための2つの重要な条件を学びました。
1) 生き物は成長し、変化する
2) 生存のために食べ物、空気、光など環境に依存している
ことです。
理解を深めるために植物を使った実験を行いました。最初の「白い花の実験」では、植物がどのように水を吸収するかを観察しました。次に「豆を育てる」実験で、レンズ豆やピント豆が根を伸ばし成長する様子を観察しました。これらの実験を通じて、手を動かしながら学ぶことで理解が深まりました。
また、さまざまな動物の生息地や食べ物についても学びました。子供たちは面白くて「Steven先生は雑食で、アディ先生の生息地はジャングルクラスだね!」と笑いを交えながら発見していました。
学びをさらに深めるために、クイズやゲームを通じたプレイベースのアクティビティも取り入れました。質問に答えたりゲームに参加したりする際、子供たちは自分の考えを言葉にしながら説明することで、言語スキルと深い考えを育んでいます。
また、探究スキルの育成にも重点を置き、子供たちが本や先生、家族から情報を得る方法を学びました。このプロセスには観察、記録、振り返り、コミュニケーションが含まれ、好奇心を育てながらも柔軟で構造化された環境での指導を目指しています。クラスの内外での経験を通じて、忍耐力や失敗から学ぶ力を養うことも大切にしています。
サポートと刺激に満ちた環境を作り、探究行動を見本とし、積極的な参加と振り返りを促すことで、子供たちの探究スキルを育てることを目指しています。今後もこのエキサイティングな発見の旅を子供たちと共に続けていくことを楽しみにしています。
木も生きている?木が私たちに与える恩恵
Jungleクラスでは、10月から「How The World Works (Living things change Jungle)/ 世界のしくみ」をテーマに、動植物についての学びを深めています。
最初の活動では、「生きているとはどういうことか?」を問いかけました。子どもたちの中からは、「水の中で息が苦しくなること」という意見が出てきて、「人間が生きるためには呼吸が大切だ」という気づきに繋がりました。「では、魚はどうだろう?」という問いかけに対しても、「魚は水の中でも苦しくならないけど、生きているね」「魚は息をしないんじゃない?でも生きてるよ!」「じゃあ、どうやって息をしてるんだろう? 」といったさまざまな意見が飛び交いました。
先生と一緒に、「呼吸」「栄養吸収」「成長」「子孫繁栄」など、生きているものの定義を確認した後、それぞれが1枚の写真を選び、生きているものと生きていないものにグループ分けをして表を作成しました。その中で特に難しかったのが「植物」でした。「大きくなるから生きている」「でも、私たちみたいに動けない」といった考えが出ましたが、動画や写真を通して植物も生きていることを知ると、子どもたちは「え〜!」と驚いていました。まだ完璧な説明は難しいものの、自分の考えを自分の言葉で発表する姿は素晴らしく、私たちを驚かせてくれました。
その後の植物のレッスンでは、「どのように成長するのか」「人間や動物にとって植物はどんな役割を持つのか」といった学びを深めました。伐採された木が加工され、家や家具、玩具になるビデオを見た際には、「生きているのに可哀想…」「動物の住む場所がなくなってしまう…」と、子どもたちが悲しむ姿も見られました。その日は、クラスにある、木でできたものを探し出し、感謝の気持ちを持ちながら木製の玩具で遊ぶ時間も設けました。 最近、野生動物が住む場所や食べ物を失い、森から街へ出てきて被害を及ぼすニュースもよく報じられています。
まだ大きなアクションを起こすのは難しいかもしれませんが、子どもたちが「植物も同じ生き物だから大切にしたい」という気持ちを持ち続け、「自分にできること」を考えられるようになってほしいと願っています。最近では、戸外遊びの際にも身の回りの動植物に目を向け、学びの振り返りや新たな疑問や発見をする姿が多く見られるようになっています。今後も、子どもたちが自分の目で確かめて理解する経験を増やせるよう、レッスンを進めていきたいと思います。
Ocean A
(2歳児)
収穫祭への期待が高まる中で
今月、クラスではもうすぐ始まる収穫祭の準備で大盛り上がりです。Ocean Aの子供たちは、楽しいダンスや歌のアクティビティを通して、さまざまなハロウィンキャラクターについて学び、祭りの雰囲気を楽しんでいます。このアプローチは、教育的なだけでなく、クラスメートとの友情を深め、みんなで学ぶ楽しさを感じる素晴らしい機会にもなっています。
現在の単元「私たちはどのように自分を表現するのか (How We Express Ourselves)」に沿って、創造的なアートを自己表現の手段として取り入れています。子供たちは少し怖いテーマにも挑戦し、快適な範囲を超えて創造的な探究をしています。最初は少し怖がっていた子もいましたが、活動に自分のペースで参加することで、楽しい発見や自信を得ることができました。
準備のハイライトの一つは、ワールドポーターズへの小さな遠足です。Ocean Aの友達は、地元のショッピングモールでハロウィンキャラクターを探す体験を楽しみました。特にお気に入りのジャック・オー・ランタンに出会ったときの興奮が印象的でした。この外出は教室での学びを実際の世界で体験する機会となり、コミュニティがこの季節をどのように祝っているかを学ぶ良い機会になりました。
全体的に、今月は創造力、探究、そしてコミュニティの関わりが詰まった素晴らしい時間でした。Ocean Aの友達は、収穫祭のような季節の行事がどのように私たちを集め、自己表現の機会を提供してくれるのかについての理解を深めました。祭りが近づくにつれて、楽しみながら、素敵な思い出を作ることを期待しています。
架け橋を築こう:初等部1年生を歓迎
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最近、初等部1年生の生徒がOcean Aクラスを訪ねてくれ、一緒に楽しい時間を過ごしました!朝の時間には一緒に遊び、素晴らしい関係を築くことができました。
教室の雰囲気は温かく、歓迎ムードに包まれていました。1年生はOcean Aの子供たちが朝のルーティンを手伝い、みんなが明るく元気に過ごせるようサポートしてくれました。この協力を通じて、お互いの絆がより深まりました。
今回の訪問で特に印象的だったのは、1年生がOcean Aの子供たちに本を読んでくれたことです。Ocean Aの子供たちは、1年生が選んだ本を一緒に座って聞くのをとても楽しんでいました。みんなが物語に夢中になる姿を見るのはとてもワクワクしました。
この体験を通じて、Ocean Aの子供たちは、優しさや友情について学びながら、学校のコミュニティについても理解を深めました。新しいつながりを作る自信がつき、1年生が何をしているか、どんなことを話しているかに興味津々でした。
この訪問は、1年生とOcean Aの双方にとって素晴らしい経験となりました。今後もこのような交流の機会を通じて、学校のコミュニティを一緒に築いていくことを楽しみにしています!
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これがわたしのオリジナル!
Ocean Aでは、新しいUOI「How we exress ourselves (私たちは自分をどう表現するのか)に取り組んでいます。自分たちの思いのままに体を動かしたり、道具を使って表現することは、子どもたちの得意分野や強みとも言えます。
今月はハロウィンに向けて、様々な材料や道具、方法でアート活動を楽しみました。まずは無地の紙袋に、画用紙やマスキングテープ、花紙を使ってデコレーションをしました。子どもたちは、画用紙を小さくちぎったり、目玉のシールを貼り付けたりしながら、自分なりのイメージを膨らませていました。特に目玉の位置や数には、それぞれのこだわりが見られ、とても楽しそうでした。
完成したハロウィンバッグを誇らしげに先生たちに見せてくれた子どもたちの表情は、本当に輝いていました!中には、自分の工夫やデザインをしっかり説明してくれる子もいて、そのような姿に私たちも嬉しくなりました。自分の作品を通して表現する楽しさだけでなく、他の人とその楽しさや達成感を共有することの大切さを感じてくれたようです。
これからも、子どもたちが自分の思いを表現し、周りの人と楽しさを分かち合える場を大切にしていきたいと思います。
指先を使った活動(Fine Motor Skillsを育む)
早いものでOcean Aクラスが始まり半年が過ぎました。3歳のお誕生日を迎える子も増え、子どもたちと過ごす中で、言語、社会性、身体能力など様々な面での日々の成長ぶりに心から感動しています。最近では、指先を使う細かい運動能力(Fine Motor Skills)を、日々の生活やアクティビティの中に意識的に取り入れています。指先を使った運動能力を育むことは、手先の器用さだけでなく、脳の中枢神経の発達にも関わりがあり、幼児期にはとても重要なものです。
今月は初めて「新聞遊び」「チェーンつなぎ」に挑戦し、子どもたちは新しい遊びに興味津々の様子でした。これらの遊びを通して「ちぎる」「丸める」「掴む」「投げる」「繋げる」など、さまざまな動きを体験することができました。
また、スナックタイムでは、ヨーグルトのふたやスナックの袋を自分で開ける練習をしています。初めは開けられなかった子どもたちも、少しずつコツを掴み、「できた!」と嬉しそうに報告してくれるようになりました。製作活動では、シールをはがすことが上手になったり、以前より小さな紙にもはみ出さずに色を塗ったり、絵を描くことができるようになるなど、成長を感じています。お箸が使える子も増えてきています。
引き続き、一人ひとりの「できた!」を一緒に喜び合い、さらに増やしていけるよう、見守っていきたいと思います。
Ocean B
(2歳児)
新しい扉、新しい冒険
Oceanクラスは、探究、発見、そして積極的な学びを楽しむ新たな章に入りました。今回のテーマでは、自然、文化、信念、価値観に関連する考えや感情、経験をどのように見つけて共有するかを探究しています。この学びの過程では、アートやライティング、音楽、その他のクリエイティブな活動を通じて自分自身を表現するさまざまな方法を見つめ直します。それぞれの表現が私たち自身や好きなことをどのように反映しているかを考え、創造性についても深く考える機会を持ちます。
この探究を通じて、創造的なスキルを広げ、制作や共有の過程を楽しむ方法を考えるとともに、美しさへの感謝の心も育んでいきます。それは自然やアート、日常生活の中に見つかる美しさも含まれます。これらの活動を通じて、自分や周りの世界についてより深く知り、他者と意義のあるつながりを築くことができます。
この学びの中心には、「つながり」「原因と結果」「視点」というキーコンセプトがあります。つながりの概念は、考えや感情、文化的表現との関係を探求する機会を提供し、原因と結果は発見の背後にある理由を探究するよう促します。また、視点の概念を通じて、多様な視点を尊重し、共感を育み、異なる文化や価値観を理解する力を養います。これらのコンセプトは、学びに意義ある深みを加え、支え合いながら創造的に自分を表現する豊かな学びの枠組みを築いています。
言葉でつながる
Communicators(コミュニケーションができる人) - 他者と考えや気持ちを共有する力。Oceanクラスでは、言葉やジェスチャー、絵を使って自分の思いや感じていることを表現することを意味します。この年齢の子どもたちは、助けを求めたり、おもちゃを共有したり、好きな活動について話したりと、自分のニーズや考えを伝える方法を学んでいます。自己表現を促すことは、彼らの自信と社交スキルを育む助けになります。
Ocean Bの友達が、コミュニケーションスキルの発展において目覚ましい成長を遂げていることを嬉しく思います!彼らは言葉やジェスチャーを使って友達や先生と積極的に関わり、日本語はもちろん、特に英語での進歩が目覚ましいです。遊びの時間や活動の合間、ちょっとした会話でも、自分の考えや感情、好みを自信を持って表現しています。このようにアイデアを共有することで、お互いとのつながりがさらに深まっています。
どのような状況でも、コミュニケーションの楽しさがあふれています。遊びの時間には、ゲームのアイデアを楽しそうに共有し、一緒に遊びながら友達と笑い合い、友情を深めています。質問をしたり物語を語ったりすることが大好きで、教室は常にシェアと学びの活気に満ちています。活動の移行の際にも、次に何をするのかを会話し、次の活動への期待や好奇心を表現しています。このようなコミュニケーションへの意欲は、自信の向上と友達や先生との強い絆を示しており、すべての交流を楽しく、意味のあるものにしています。
ハッピーハロウィン!
10月のビッグイベントと言えば、ハロウィン!10月に入りハロウィンのデコレーションが施されたキャンパスに登校したこどもたちは、「パンプキンだ!」「スパイダーいるよ!」などと目を輝かせながら、自分の見つけたものを言葉にして伝えてくれました♪
クラスでのアクティビティも、様々な角度からハロウィンに関するものを楽しみました。おばけの手形クラフトやモンスターの製作、自分たちでスーパーヒーローのコスチュームも作りました。子どもたちの豊かな想像力を存分に生かし、お部屋の中でなり切り遊びを楽しみましたよ。
また、いつも慣れ親しんでいる歌のハロウィンバージョンも多々あり、"5 little pumpkins" や、"Knock Knock Trick or Treat"などを通して、楽しみながらハロウィンに関する言葉や表現を英語と日本語の両方で理解することができました。
当日は子どもたちがどのようなコスチュームを着てCGKでの初めてのハロウィンイベントを経験するのか、とても楽しみです!
思いやりってどういうこと?
日々心身共に成長を見せているOcean Bの子どもたちは、アートなど様々な活動を通して自己表現を楽しんだり、言葉で相手に自分の思いや考えを表現する一方で、お友だちや先生に共感したり思いやりの心をもって接する姿も育っています。
例えば、泣いているお友だちがいたら「大丈夫?」と声をかけ頭をなでてあげたり、鼻水が出ている子がいればティッシュを取ってきてあげる様子が日常的に見られます。また、お友だちが靴下や上履きを履くお手伝いをしてあげる子の姿や、お片付けやお掃除など、先生を手助けしてくれる子も増えてきました。他にも、お友だちと一緒に遊ぶ経験を積むことで、相手の気持ちを理解することが徐々にできるようになり、順番を守ったり物の貸し借りが円滑にできるようになってきました。この点からも、子どもたちの「人に優しくする思いやりの心」が育っていることが分かります。
「思いやり」は単に人に優しくするという行動にとどまらず、相手の立場や感情を尊重し、支援する姿勢を持つことを意味します。これは IBの教育理念である「より良い、平和な世界を築くこと」に深く関連しており、様々なバックグラウンドや価値観を持つ人々と良好な関係を築くために必要不可欠なスキルの一つです。
相手の意見にも耳を傾け、自分とは異なる考え方を批判するのではなく、なぜそのような考えを持つのかを理解しようとする姿勢が重視されます。Ocean Bクラスでも、その姿勢を育てるため、日々子どもたちの発達段階に沿ったかたちで意見交換を積極的に行っています。一人一人の好きなことやそうでないことに始まり、未知のことに対して「あなたはどう思う?どうしてそう思うの?」と問いかけ、発言することはもちろん、より多くのお友だちの意見を聞く機会も同じように大切にしています。
時にはお友だちの意見を聞いて、「ちがうよ」と言う場面もありますが、それはまさに「思いやり、相手を尊重する」ことを学ぶ良いチャンス!なぜそう思うのかについて興味をもって考えてみたり、違う意見をどう受け止めるべきかを一緒に楽しみながら学んでいます。
初等部
2年生の校外学習
2年生の生徒たちは、「私たちは誰なのか(Who We Are)」という探究単元の一環として、はまぎんこども宇宙科学館を訪れました。雨の中、関内駅まで歩き、混雑した通りや水たまりを避けながらの移動から始まりました。プラネタリウムでは、星座や私たちが宇宙でどのような位置にいるのかについての魅力的なプレゼンテーションを楽しみました。その後、インタラクティブな展示を見て回り、宇宙科学への理解を深めました。ハイライトは3階のスペースジムで、さまざまなゲームを通じて反射神経、バランス、チームワークを試す楽しい時間を過ごしました。この遠足は、記憶に残る豊かな学びの体験となりました。
[ブログ] はまぎんこども宇宙科学館 - 初等部2年生校外学習
アフタースクール
オータムスクール
今月は、CGKアフタースクールで初めてのオータムスクールが開催されました!久しぶりに会えた顔ぶれや新しく出会えた皆さんとの時間はとても楽しいものでした。
初日はハロウィンイベントで、子供たちは二つのグループに分かれ、それぞれのグループが想像力を駆使してユニークな「お化け屋敷」を作り上げました。完成したお化け屋敷を互いに体験し合い、驚きや怖がらせる工夫が満載で、思い出に残るハロウィンの体験となりました!
2日目は「ハーベストフェスティバル」。多くの文化で、収穫に感謝を捧げ、恵まれない人々を助ける日があることを学びました。そのため、子供たちは寄付用の食べ物を持参し、フードバンクへ寄付しました。また、スタンプラリーカードを手に、チョコレートアップル作りやフェイスペインティング、オリジナルゲームの作成など、さまざまなゲームやアクティビティを教室で自由に楽しみました。教室での時間の後は5階に移動し、フェスティバルゲームを楽しむ時間となりました。最後には、濡れたスポンジを使って先生(Mr. Dan)の顔に投げつけるゲームで大盛り上がり!
オータムスクールは大成功に終わり、来年また皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
CGKからのお知らせ
CGK Teacher’s Futsal Club
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CGKスタッフ内の「エーリング・ハーランド」や「三笘薫」、そして「ピーター・クラウチ」たちが、再び神奈川スポーツセンターで熱いフットサルの時間を楽しみました!今回のゲームには、スタッフの家族も参加し、年齢を問わず、みんなでボールを蹴ることの楽しさを満喫しました。時にはベッカムのようなカーブシュートにも挑戦しながら、笑顔が絶えませんでした。
私たちは毎月フットサルの試合を計画していますが、バスケットボールを楽しむ機会も作っています。CGKでは仕事に全力を注ぐだけでなく、楽しむ時間もしっかり確保して、健康的なバランスを保つことを大切にしています。
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HP更新情報 / YouTube更新情報
◆直近のCGK留学説明会◆
CGK留学説明会
12月15日(日) 時間未定
- オーストラリア/ニュージーランド/カナダ留学について(プリスクール、小学校、中学校視察の様子などを含む)
詳細/申込:後日Toddleにてお送りいたします。
◆現在参加者募集中の留学プログラム◆
海外からの短期留学生受け入れ ~ホストファミリー募集~
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CGKでは海外からの留学生を積極的に受け入れ、多文化共生を推進していきます。異なる文化や環境で育った生徒たちが交流し、助け合うことで、クラス全体に豊かな多様性がもたらされます。この多様な環境は、生徒一人ひとりに異なる視点を学び、相互理解を深める貴重な機会を提供します。
CGKは、この多様性が教育的な成果を高めると信じています。異なる背景を持つ生徒たちが共に学び、協力することで、グローバルな視野を持つリーダーとして成長することが期待されます。さらに、多様な意見や価値観に触れることで、寛容さや共感力も育まれます。
短期留学生受け入れの環境を整えるため、ホストファミリーを募集しています。CGKファミリーの方でホストファミリー登録にご興味のある方は、OfficeのMayuまでご連絡ください(Toddle可)。
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