馬車道校 (2~3歳児)

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関内校 (4歳児~12年生)

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CGK Times

A global learning community for discovering
and pursuing your happiness

October 2025

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プリスクール

コミュニティと創造性を祝う ― 雨にも負けずに!

あいにくの天候にもかかわらず、School Festival (学園祭)にご参加いただき本当にありがとうございました。皆様のご参加と温かなご声援のおかげで、特別な一日となりました。

ゲームやブースの準備に協力してくれた先生方、そして子供たちにも心から感謝を申し上げます。皆さんにはイベントを楽しんでいただくとともに、子供たちが主体的にイベントを作り上げていく姿を感じていただけたのではないでしょうか。学年が上がるにつれて、子供たちはさらに自分たちで企画の目的やデザインに関わり、主体性を発揮していくようになります。

当日は、子供たちがさまざまな衣装に身を包み、創造力を働かせながら楽しんでいる様子が見られ、とても微笑ましかったです。また、ご家庭の皆さまにもイベントの雰囲気を盛り上げていただき、保護者の皆さまのおかげでスクールコミュニティの一体感が生まれました。本当にありがとうございました。

今年はプリスクールのブースを2フロアに拡大したことで、より多くの子供たちが自由に行き来し、交流しながら楽しむことができました。皆さまのご協力と温かい参加のおかげで、今年も意義深く、楽しいフェスティバルとなりました。

これから寒い季節に入り、体調を崩しやすい時期になります。どうぞご自愛いただき、元気にお過ごしください。引き続き、当校へのご理解・ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

Renae Fukuda

CGKアワード

ようこそ、世界的に有名で尊敬・崇拝されているCGKアワードへ!毎月、各クラスから国際バカロレアのIB学習者像の特性を発揮した子供たちを紹介したいと思います。これらは、私たちの子どもたちに持ってほしい、そして世界に広めてほしい特性です。それでは、10月のCGKアワードの受賞者を発表します。

Jungle A (3歳児)

S. - バランスのとれた姿を見せ、友達や先生の手助けをし、自分の行動から学ぶ力を発揮していることに対して。

Y. - 思いやりをもって行動し、友達が困っているときに手助けをしていること、そしてより優しく、周りと分かち合おうと取り組んでいることに対して。

Jungle B (3歳児)

N. - クラスメートへの思いやりを示し、先生やバススタッフのお手伝いもしていることに対して。

S. - 新しい食べ物に挑戦したり、制服を自分で着替えたり、友達を助けようとする姿にたくさんの努力が見られることに対して。

Mountain (4歳児)

E. - インターナショナルなクラスに懸命に溶け込もうとし、新しい文化や歌、言語に常に心を開いていることに対して。

Y. - 強い共感力を持ち、クラスで友達を支え、優しい心を示していることに対して。

Sky A (5歳児)

B. - 他の人の意見や考え方を尊重し、経験から成長していることに対して。

S. - 共感する気持ちを持ち、クラスメートが落ち込んでいるときに助けようと行動していることに対して。

Sky B (5歳児)

K. - 自分の興味と友達のニーズをうまくバランスさせ、クラス全体にその熱意を共有していることに対して。

K. - 強い好奇心と意欲を持ち、考えを深める質問をし、自分のアイデアを積極的に共有していることに対して。

Sky A&B (5歳児)

横浜から世界へ広がる学びの扉

Skyクラスでは、新しい探究の単元「Where We Are in Place and Time(私たちはどのような場所と時代にいるのか)」の学びが始まりました。この単元をより深く探究するにあたり、私たちはこう考えました。「文化、歴史、移住、そしてそれらがどのようにつながって現在の環境を形づくっているのかを学ぶために、ここ横浜という多文化で活気あふれる環境を最大限に活かしてみよう」と。

幸運にも、私たちのスクールは、かつて横浜の発展と国際化の起点となった港からほど近い場所にあります。周囲には、さまざまな国や文化に由来する建物、レストラン、ショップ、そして地域全体が広がっています。

さらに、横浜には豊かな歴史が息づいています。市内には歴史的建造物やランドマークが数多く残されており、最近のお散歩でも、子どもたちはアイコンや地図を見つけながら、「どうしてこんな建物があるの?」「この地図のマークは何だろう?」と興味を持ち始めています。一緒に横浜のルーツをたどることで、今の街がどのように形づくられてきたのかを学び始めたところです。

まだ探究はスタートしたばかり!横浜の街、歴史、そして地域に存在する多様な文化について、これからさらに理解を深めていく予定です。子どもたちが身近な環境から世界へと視野を広げていく様子を見るのがとても楽しみです。

このように、私たちは身の回りの環境を活かして、世界の文化や歴史への大きな学びの窓を開いていこうとしています。

Mr. Jake

走って、笑って、力を合わせて:Skyクラスの活躍!

今月のSkyクラスは、スポーツデー(運動会)に向けて大忙し!競技の練習や選手宣誓のリハーサルに、子どもたちは集中して取り組んできました。その準備の中で、Skyクラスの子どもたちは素晴らしいチームワークと仲間への思いやりを発揮し、まさに「スポーツマンシップ」を体現していました。また、自分自身を励まし、成長を喜び、周りの友だちを支える方法についても学んでいます。

Skyクラスの子どもたちは、どんな活動にも全力で取り組む意欲とやる気にあふれています。スポーツデーの練習では、自分のチームだけでなく他のチームや下の学年の子どもたちを応援し、一緒にゲームを手伝う姿もありました。励まし合い、優しく声をかけ、ときには待つことも大切だと気づきながら、よりよい雰囲気をつくり出しています。

このように、思いやりや公平さ、相手に寄り添った言葉がけといった態度から、活動に取り組む際の「尊重」と「責任」の気持ちが伝わってきます。Skyクラスの子どもたちの元気いっぱいな姿、協力する心、そして誰かを応援する気持ちは、スポーツデーの準備を楽しく、そして心温まる時間にしてくれました。

Ms. Leina

横浜のまちを歩いて見つけた“むかし”と“いま”

Japanese UOIでは、English UOIと同様に、今月から新しいIBの単元 “Where We Are in Place and Time(私たちはどのような場所と時代にいるのか)” に取り組んでいます。この単元では、世界のさまざまな文化の違いや歴史、そして特に私たちが暮らす横浜に焦点を当てながら、探究活動を通して「時間の流れ」「変化」「つながり」について考えを深めています。

活動の一つとして、日本語の時間にSky A・B合同で地図と建物の写真を手に、馬車道周辺をお散歩しながら歴史的建造物を探すゲームを行いました。
チームに分かれ、「この建物見つけた!」「似てるけどちょっと違う!」「これも古い建物だよね?」など、新旧の建物を見比べながら、たくさんの発見や疑問を口にしながら楽しそうに歩き、横浜の街並みに興味をもつ姿が見られました。 グループで協力し合う中で、自然に意見交換やコミュニケーションが生まれ、ときには意見が合わないこともありましたが、そうした経験を通して友達と協力することや思いやる気持ちを少しずつ学んでいるようです。

さらに、日本の昔遊び(けん玉・竹とんぼ)やわらべうたにも触れる活動を取り入れました。
子どもたちは歌や遊び方をすぐに覚え、積極的に楽しむ様子が見られ、どの時代の子どもたちにも受け入れられる遊びの魅力を感じていたようです。

こうした様々な体験を通して、日本の文化や伝統を理解し、また世界の文化との違いを考えるきっかけにもなっています。これからも、身近な「横浜」から世界へと視野を広げながら、過去・現在・未来のつながりについて探究を深めていきます。

Ms. Yukiko

Mountain
(4歳児)

インスピレーション!イマジネーション!クリエイティビティ!

私たちは季節ごとにどのように自己表現をしているのでしょう?その一つの答えが「お祭り」です!

Mountainクラスでは、世界の秋のお祭りについて探究しています。ディワリ、ハロウィン、そしてメキシコのお祭り「死者の日(Dia de Los Muertos)」などを扱い、絵本やアート、体験活動を通して、人々が光や色、創造性をもってどのようにお祝いするのかを学んでいます。

IB校では、多様な文化を取り入れることは学びの大切な要素です。さまざまな文化的実践に触れることで、子どもたちは自分たちが生きる多様な世界への理解や感謝の気持ちを育むことができます。これらのお祭りについて学ぶ中で、伝統は見た目や形が異なっても、「家族」「感謝」「喜び」といった共通の価値観があることに気づき始めています。

子どもたちは、このような世界のお祝いごとと自分たちの経験を結びつけながら、好奇心いっぱいに学んでいます。特にアート活動では、自分の感じたことや学びを表現することを楽しんでいました。カラフルなランゴリ模様やディヤランタン(灯りの入れ物)を作ったり、泡立つ魔女の薬を描いたり、自分だけのシュガースカルをデザインしたりと、それぞれが創造性を存分に発揮しました。

文化、創造性、自己表現を結びつけることで、子どもたちはオープンマインドな姿勢と、国際社会の一員としての意識を育んでいます。

Ms. Brandi

ダンスを通して自分を表現しよう

現在、子どもたちはUnit of Inquiry(UOI)のテーマ “How we express ourselves” に取り組んでいます。日本語の時間では「ダンス」を通して、自分の気持ちや考えを表現することを学びました。

まずは日本のさまざまな伝統的な踊りについて学び、それぞれの踊りが生まれた背景や、込められた想いを探りました。昔の人たちは豊作を願ったり、悪いものを追い払ったりと、さまざまな気持ちや願いを踊りによって表現してきたことを知りました。

次に、世界の伝統的なダンスにも目を向け、国や地域が違っても、ダンスには「楽しさ」だけでなく、感謝・怒り・悲しみ・闘争心など、いろいろな感情が込められていることを学びました。文化や歴史の違いを越えて、ダンスが人と人をつなぐ大切な表現であることにも気づきました。

学びの最後には、子どもたちがチームに分かれ、自分たちで音楽と表現したい気持ちを決め、たくさん話し合いながらダンスの動きを考えました。発表では、どのチームも自信に満ちあふれた素敵なダンスを披露し、一人ひとりの個性と想いが輝きました。ステージ上の子どもたちの笑顔からは、「表現することの楽しさ」が伝わってきました。

Ms. Mariko

Jungle A
(3歳児)

フェイス/オフ!自己表現って楽しい!

こうして、私たちのユニットは幕を閉じました。この期間、子どもたちはさまざまな方法を使って毎日自分の気持ちを表現し、とても楽しい時間を過ごしました。粘土やパターンブロック、公園で見つけた自然物、クラフト素材など、「表現の道具」となるものは何でも活用!常に新鮮なアイデアが飛び交い、飽きる瞬間など一度もありませんでした。最後の振り返り(サマティブアセスメント)でも、子どもたちがこれまでに見せてくれたクリエイティビティをしっかりと発揮することができました。

次のユニット「How the World Works(世界はどのような仕組みになっているのか)」では、私たちの身のまわりにいる生き物たちやその動きに注目します。動物たちの動きをマネしながら、体をたくさん動かす機会が増えそうです。とってもワクワクするユニットになりそうで、今から楽しみです。これからも子どもたちと一緒に、この新しい探究の旅に出かけたいと思います!

Mr. Steven

秋探し

10月に入り、少しずつ秋らしい気候になってきました。 Jungleクラスでは季節の移り変わりについても何度か話題にしていたので、「暑い夏が終わったら次の季節は何かな?」「秋ってどんなものがあるんだっけ?」とみんなで話し合いながら、秋についての学びを深めていきました。

子どもたちは、秋が旬の食べ物やハロウィンといったイベントのことをよく知っていて、「じゃあ、公園で“秋にしかないもの”ってなんだろう?」と問いかけると、「葉っぱ!」「どんぐり!」と次々に意見が出てきました。そこでみんなのアイデアをもとに、オリジナルの「秋のチェックリスト」を作ることにしました。チェックリストに書いたものを、実際に外遊びの時間に探してみると——
最初に行った公園では葉っぱしか見つからず、「なんでどんぐりないんだろうね〜」と首をかしげる子どもたち。 ところが次に行った公園では、たくさんのどんぐりを発見!袋がいっぱいになるまで夢中で拾い集める姿が見られました^^さらに、Skyさんと一緒に行った公園ではまつぼっくりを見つけ、「先生!!まつぼっくりあったよ!!」と嬉しそうに駆け寄ってきた笑顔がとても印象的でした。

後日、日本語の時間には「どんぐりやまつぼっくり、葉っぱはどこから来たのかな?」「なんである公園とない公園があるんだろう?」とみんなで考え、話し合いました。子どもたちは自分の体験をもとに、さまざまな角度から秋を感じ、考え、楽しんでいました。

実際に自分の目で見て、手で触れて、感じることから自然と「どうして?」「なんでだろう?」という探究心が生まれる、そんな“本物の体験”の素晴らしさを改めて感じました。これからも、子どもたちがさまざまな興味や関心を持ち、探究心を育めるような環境づくりを続けていきたいと思います。

Ms. Yurika

Jungle B
(3歳児)

今週のスーパースター -----> CGKアワード

「Superstar of the Week(今週のスーパースター)」カードは、Jungle Bクラスの子どもたちが、1週間の中で自分の行動が自分自身やクラスメイト、さらには先生たちにどんな良い影響を与えたのかについて、より多くのフィードバックを受け取るチャンスです。

CGKでは毎月「CGKアワード」がありますが、こちらはIB学習者像のさまざまな側面を重視した賞です。一方、「Superstar of the Week」はもっと基本的なレベルにフォーカスし、Jungleクラスの子どもたちにとってわかりやすい言葉や達成内容で行われます。

例えば、きれいに並んで順番を待つことを一生懸命頑張ったり、お昼寝の後にお友達がスナックの準備ができるように手伝ったり、自分の気持ちを言葉で伝えたり、「please」や「thank you」が言えるようになったり、気持ちのコントロールを練習したり、クラスの中で明るく前向きな存在になってくれたときなど、そのすべてが素敵な選択として評価されます。

「Superstar of the Week」は、子どもたちの頑張りや優しさを認めてあげる、とても素敵な方法です!

Mr. Lam

秋の実りとともに育つ子どもたち

秋はイベントが盛りだくさんの季節! 子どもたちは毎日カレンダーを見ながら日付とイベントを確認し、昨年の写真やビデオを一緒に見て「どんな1日になるのかな?」と期待をふくらませています。当日までにどんな準備が必要かを一緒に考え、自分でできることを見つけて行動する姿からも、“主体的に学ぶ姿勢(Agency)”が感じられました。

School FestivalやHarvest Festivalに向けては、たくさんの制作に取り組みました。クレヨン、絵の具、はさみ、のり、テープなど、さまざまな素材や技法に挑戦できるステーションを用意し、子どもたちはそれぞれが興味のあることや得意なことを活かして表現を楽しんでいました。最初は好きなステーションばかりを選んでいた子も、お友だちが楽しそうに活動している様子を見て、「やってみたい!」という気持ちが芽生え、苦手意識のあったことにも自分から挑戦する姿が見られました。お家でも、ちょっとした“お手伝いミッション”を一緒に考えてみてください。まだすべてを任せるのは難しくても、「自分でやってみよう」と思える経験が、”自信と責任感(Responsibility)"につながっていくことと思います。

Sports Dayに向けては、ゲームを楽しみながら、グループで協力する練習をしています。最近では個人での活動よりも、友達との関わりやチーム活動を好むようになってきました。ただ、「チームで力を合わせて勝つ」という意識はまだ難しい部分もあり、練習を重ねる中で「自分のチームが勝つためにはグループみんなの協力が必要かも!」と少しずつ理解していく姿が見られます。喜びや悔しさを分かち合いながら、日々たくさんの成長を見せている子どもたち。当日は、これまでの練習の成果と、仲間と一緒に頑張る子どもたちの姿をどうぞお楽しみに!ご家族の皆さまにもたくさん応援していただき、子どもたちと一緒に楽しい一日を過ごしていただけたら嬉しいです。

Ms. Miyu

Ocean
(2歳児)

言葉を使わずに気持ちを表現しよう

ここ数週間、Oceanクラスの子どもたちは、言葉を使わずに自分の気持ちや考えを表現するさまざまな方法を探究してきました。楽しく魅力的な活動を通して、体の動きや表情、そして想像力が、気持ちを独自かつ豊かに伝える手段になることを発見しました。

◆ ふりかえりの時間

この期間、子どもたちはSports Dayに向けて一生懸命準備を進めてきました。大きなイベントへの参加は、子どもたちにとって初めての経験であり、さまざまな気持ちを抱くきっかけにもなります。初めてのリハーサル後、クラス全体でその体験をふりかえり、「どんな気持ちだった?」「一番楽しかったことはなに?」「変えてみたいところはある?」といった質問を通して自分の気持ちを振り返りました。

言葉で伝えるのが難しい子にも、気持ちを安心して表現してもらえるように、表情のイラスト(絵文字)を使ったふりかえり活動も取り入れました。先生たちは子どもたちの反応や意見を受け止め、少しでも安心して楽しめるようにSports Dayの計画を調整しました。

◆ アートで表現!

ある日の午後は、筆の代わりに自然の素材を使って絵を描くアート活動を行いました。秋の葉っぱや小枝、どんぐりを道具にして、絵具で模様を描きながら、子どもたちは個性あふれる作品を生み出しました。自然の形状や質感に触れながら、自由な発想で色や形を表現する時間は、子どもたちの感性を伸ばし、創造力をさらに高めるものとなりました。

体を動かすこと、ふりかえり、アート表現など多様な体験を通して、Oceanクラスの子どもたちは、言葉だけに頼らずに自分の思いを伝える力を育んでいます。「伝える」って、言葉だけじゃない—そう感じる瞬間がたくさんありました。

Ms. Megan

How We Express Ourselves × 友情

現在Oceanクラスでは、「How We Express Ourselves(私たちはどのように自分を表現するのか)」というユニットを通して、自分の好みや考え、気持ちを伝えるさまざまな方法を探究しています。クラスでは主に、歌やダンス、読み聞かせ、アート制作、会話、振り返り活動などを取り入れ、自分自身を表現することを楽しむと同時に、お友だちや先生の表現を見聞きし、相手を理解することも大切にしています。

こうした活動を通して、子どもたちは自分の好みや考えを表現する中で、お友だちとの共通点に気づき、「同じだね」と共感したり、逆に違いに気づいて「どうしてかな?」「違う見方にはどんなものがあるのかな?」と考える姿も見られます。 このように、互いを理解し合うサイクルを繰り返すことで、子どもたち同士の友情が少しずつ育まれていきます。

最近では、困っているお友だちに「手伝って」とお願いしたり、「やってあげようか?」と優しく声をかける姿も増えてきました。同じ活動に取り組む中で、「こうしたいな」「こうしたらいいんじゃない?」と自分の考えを言葉で伝え合いながらコミュニケーションをとったり、互いのジェスチャーや動きを見てお互いの思いを尊重しながら遊ぶこともできるようになってきました。

友情を築くには、思いやり・協力・コミュニケーションが欠かせません。 現在のユニットではまさに、アートや音楽、グループ活動などを通して、自分の考えや気持ちを知り、内観と表現を繰り返す学びを深めています。そして、自分を表現するだけでなく、「相手の表現を理解し尊重すること」も大切にしています。

「自分を表現すること」と「友情を築くこと」は切り離せない関係にあります。これからも、日々の学びや遊びを通して、表現する喜びと友だちとのつながりをさらに深めていきたいと思います。

Ms. Chieko

初等部・中等部

ゲーミフィケーション

体育の授業において、ゲームは欠かせない学習ツールです。しかし近年では、ゲーミフィケーションが体育という枠を超えて教育全体に影響を与え、学習のあり方を大きく変えつつあります。ポイントやレベル、チャレンジ、報酬といった要素を取り入れることで、教師と生徒は日常の学習をより魅力的で意欲を引き出す体験へと変えることができます。これにより、主体的な参加や学ぶ喜びを高めることができるのです。

単なる「遊び」とは異なり、ゲーミフィケーションには明確なルールや目標が設定されており、それが生徒を具体的な学習目標へと導きます。そしてその過程は「楽しいだけではなく、意味のある時間」となります。協力型、競争型、個人戦、グループ戦など、さまざまなゲーム形式が多くの教師によって学習に取り入れられ、より興味深く深い学びを実現しています。

ゲーミフィケーションは、IB(国際バカロレア)の理念とも自然に重なります。IBが掲げる「主体性を持った探究型の学び」「内発的動機づけ」「生涯学習者の育成」という考え方と、ゲーミフィケーションは強く共鳴しています。遊びを通して「意味のある学び」が実現するのです。

今年度最初のユニット「Adventure Challenge」では、グループワークや役割理解を深めること、そして問題解決力を育むことを目的として活動に取り組みました。生徒たちは自らグループを編成し、既知・未知の課題に対してさまざまな解決策を生み出しました。問題は同じように見えても、取り組む生徒たちはそれぞれ異なり、だからこそ解決方法も一つではないということに気づいていきました。

このプロセスの集大成として、生徒たちは自分たちで課題そのものを「作り出す」段階に進みました。つまり、目的を理解しながら想像力を最大限に発揮し、新しい視点からチャレンジをデザインするようになったのです。

ゲーミフィケーションによる学習環境は、「探究」「リスクテイキング」「振り返り」といったIBの学習者像の育成に寄与します。生徒は主体的に探究し、判断し、結果を振り返りながら学んでいきます。まるで「よくできたゲーム」をプレイしているかのように。

レベルアップやミッション型学習を通して育まれるのは、「自分を管理する力」「協調性」「批判的思考力」などのATL(Approaches to Learning:学習の方法)にもつながります。

また、IBの探究サイクルと同様に、ゲーミフィケーションも「探究 → 試行 → 振り返り」のプロセスを促します。生徒は仮説を立て、試し、調整することでリアルな学びを体験します。

IBが大切にする「主体性」は、ゲーミフィケーションによってさらに強化され、学習者は自分の選択や取り組み、成長に対して責任を持つようになります。

ゲーミフィケーションとIBプログラムは共通の信念を持っています。それは「学びは挑戦でもあり、楽しみでもある」ということ。もし学びが「冒険」のように感じられ、好奇心・粘り強さ・創造性が報われる体験であれば、生徒たちは単に「学校のゲームをこなす」のではなく、「人生というゲーム」に向けて本物の力を育てているのです。

Mr Facundo

アフタースクール

アフタースクール クラスB:自分たちのお店はどうやって作れる?

火曜日のPBL(プロジェクト型学習)では、子どもたちが自分たちで選んだ探究テーマ「自分たちのお店はどう作って、どう運営するのか?」に取り組んでいます。最初はクラス全体で「どんなプロジェクトにしようか?」と話し合うところから始まりましたが、今ではアイデアを形にする実践的でクリエイティブな学びへと発展しています。
各グループは、オリジナルのお店を企画しました。おもちゃ屋さん、トレーディングカードショップ、文房具屋さん、スポーツ用品店など、種類もさまざまです。お店の「ブランドづくり」として、デジタルツールを使ったロゴ制作にも挑戦し、色使いや説得力のある言葉、目を引くデザインなど「広告」の工夫についても学びました。

また最近では、お店づくりと理科・工学の学習を組み合わせ、より深い学びへと発展しています。「動く商品」や「光る商品」を作って売りたいという声を受けて、簡単な電気回路やDCモーター(直流モーター)について学びました。電気の流れ方や「閉じた回路」の意味、スイッチで電流をコントロールする仕組みなどを理解したあと、実際にプロペラが回る飛行機モデルを制作。スイッチや本体のデザインも自分たちで考え、完成に向けて挑戦しました。この活動を通して、物理やデザイン、問題解決が実体験としてつながりました。

このプロジェクト全体を通して、子どもたちは科学・技術・アート・起業家精神といった多分野のスキルを横断的に活用しています。デザイナーのように考え、エンジニアのように組み立て、ビジネスオーナーのように戦略を立てながら、仲間と協力してお店づくりを進めています。
毎週見せてくれる子どもたちの熱心さと創造力は、プロジェクト型学習の魅力である「想像力と現実的な学びの結びつき」を強く感じさせてくれます。

Mr. Reyes

海外留学・グローバルの取り組み

2025夏 CGK留学

オーストラリア

  • Ipswich Girls Grammar School (私立女子一貫校) CGK G3 Ako, AS G2 Yusei

  • Essendon North Primary School(公立小学校・IB PYP校) CGK G1 Kokone, Mitsuki

  • Essendon North Primary School(公立小学校・IB PYP校) CGK G1 Kokone, Mitsuki

  • Essendon North Primary School(公立小学校・IB PYP校)CGK G1 Mitsuki

  • Essendon North Primary School(公立小学校・IB PYP校) CGK G1 Kokone, Mitsuki

  • Essendon North Primary School(公立小学校・IB PYP校) CGK G1 Kokone, Mitsuki

  • Essendon North Primary School(公立小学校・IB PYP校) CGK G1 Mitsuki

  • Essendon North Primary School(公立小学校・IB PYP校) CGK G1 Mitsuki

  • Essendon North Primary School(公立小学校・IB PYP校) CGK G1 Kokone, Mitsuki

  • Guardian Childcare & Education South Melbourne (保育園) CGK Mountain Taiki

  • Guardian Childcare & Education South Melbourne (保育園) CGK Mountain Taiki

  • Guardian Childcare & Education South Melbourne (保育園) CGK Mountain Taiki

  • Guardian Childcare & Education South Melbourne (保育園) CGK Mountain Taiki

  • Ipswich Girls Grammar School (私立女子一貫校) CGK G3 Ako, AS G2 Yusei

  • Ipswich Girls Grammar School (私立女子一貫校) CGK AS G2 Yusei

  • Ipswich Girls Grammar School (私立女子一貫校) CGK G3 Ako

  • Ipswich Girls Grammar School (私立女子一貫校) CGK G3 Ako

  • Ipswich Girls Grammar School (私立女子一貫校) CGK G3 Ako

  • St.Pauls (私立一貫校) CGK G7 Alisa

  • St.Pauls (私立一貫校) CGK G7 Alisa

  • St.Pauls (私立一貫校) CGK G7 Alisa

カナダ

  • Assumption College Catholic Middle School (公立中学校) CGK G7 Sedona, St. James Elementary (公立小学校) CGK G4 Nasuka

  • Assumption College Catholic Middle School (公立中学校) CGK G7 Sedona

  • St. James Catholic Elementary School (公立小学校) CGK G4 Nasuka

  • Global College Summer Camp, CGK AS G1 Aoba

  • Global College Summer Camp, CGK AS G1 Aoba

  • Global College Summer Camp, CGK AS G1 Aoba

  • Global College Summer Camp, CGK AS G1 Aoba

ニュージーランド

  • Belmont Intermediate School (公立中学校) CGK G6 Yuina

  • Belmont Intermediate School (公立中学校) CGK G6 Yuina

  • Belmont Intermediate School (公立中学校) CGK G6 Yuina

2025年のCGKから海外留学参加者・予定者は合計24名
夏休みを利用した短期留学も大変盛り上がり、オーストラリア・ニュージーランド・カナダでの単身留学や親子留学が次々と実現しています。

✦この夏のハイライト

  • CGKプリスクール卒業生・アフタースクールの1年生がカナダへ単身留学を実現!
  • CGK初等部1年生がオーストラリアのIB PYP校に初めて留学!
  • G7生の単身長期留学がスタート!

それぞれが留学の挑戦を通じて、自分の力を広げ、自信を持って帰国することができました。

CGKは、子どもたち一人ひとりの挑戦を大切にしながら、これからも丁寧にサポートしてまいります。ニーズや期間に応じて、安心して学べる留学先をご提案します。

また、【10/6】には、この夏の留学先のひとつ、ニュージーランドの中学校・Belmont Intermediate School がCGKを訪問!

現地担当者による説明会も開催されます。ぜひご参加ください。

Ms Mayu

留学説明会のお知らせ

【11/11】春の短期留学 説明会のお知らせ

~初めての留学はニュージーランド&オーストラリアから~

  • 場所:CGK関内校
  • 日時:11/11(火) 午後3:00~

※教室は追ってご案内いたします

南半球の春はとても過ごしやすく、心地よい気候の中で留学生活を楽しめます。
そして、初めての海外体験には、安心して挑戦できる環境が整っているニュージーランドがおすすめです。春留学のお申込みは12月上旬に締め切りを迎えます。
せひ、このタイミングでの情報収集にお越しください!来年夏の短期留学をお考えの方も同じく参考になる内容ですので、ぜひご参加ください。

◎説明会内容

  • CGKの留学に対する思いとプログラムの紹介
  • ニュージーランド&オーストラリアの短期留学プログラム紹介
    • 単身留学:ニュージーランドは10歳~、オーストラリアは12歳~参加OK
    • 親子留学:プリスクール生から参加可能!
  • 今年の春に実施した単身・親子留学の動画上映(ロングバージョンは当日公開!)
  • 夏に行ったオーストラリア親子留学の様子を写真でご紹介

各種締切

  • 説明会申込締切:11/10(月)
  • 春留学申込締切:12/8(月)予定

人気プログラムにつき、お早めにご検討ください。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております!

留学動画

  • 【ニュージーランド親子留学】Owairoa Primary School

  • 【小学生単身ニュージーランド留学】Gulf Harbour School

  • 【5歳のニュージーランド親子留学】オワイロア小学校

  • 【小学生単身カナダ留学】サマーキャンプ in バンクーバー

◆現在参加者募集中の留学プログラム◆

まちなか留学

  • 一年中(週末もしくは長期休み中、日帰りもしくは1泊)
  • 日本国内に住む外国人家庭でホームステイ体験ができる
  • 締め切り: ご希望日程の約1ヶ月前まで
  • 詳細/申込:OfficeのMayuまで

海外からの短期留学生受け入れ ~ホストファミリー募集~

  • CGKでは海外からの留学生を積極的に受け入れ、多文化共生を推進していきます。異なる文化や環境で育った生徒たちが交流し、助け合うことで、クラス全体に豊かな多様性がもたらされます。この多様な環境は、生徒一人ひとりに異なる視点を学び、相互理解を深める貴重な機会を提供します。

    CGKは、この多様性が教育的な成果を高めると信じています。異なる背景を持つ生徒たちが共に学び、協力することで、グローバルな視野を持つリーダーとして成長することが期待されます。さらに、多様な意見や価値観に触れることで、寛容さや共感力も育まれます。

    短期留学生受け入れの環境を整えるため、ホストファミリーを募集しています。CGKファミリーの方でホストファミリー登録にご興味のある方は、OfficeのMayuまでご連絡ください(Toddle可)。

    Mr. Minoru

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