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8/26 コーディスポーツ体育指導

プリスクール 2022.09.09

CGKプリスクールでは月に2回、株式会社コーディスポーツのShuhei先生に体育指導をして頂いています。
毎回、運動解説の専門コラム、各クラスの活動報告を紹介し、一部、YouTube動画にて解説も行っていますので、在校生の保護者の方は、お子様とぜひ活動を振り返ってみてください。

初回である今回は、Shuhei先生の自己紹介からどうぞ。

株式会社コーディスポーツ 大塚修平 自己紹介

はじめまして!株式会社コーディスポーツの大塚修平と申します。
2週間に1回、PEを担当させていただいております。子どもたちからは「しゅうへい先生」と呼ばれています。

この度、コラムを執筆させていただくことになりました。コラムは各クラスの活動報告と、子どもの運動や発育発達などに関するコラムです。僕たちが大切にしている「コーディネーショントレーニング」という理論についてもわかりやすくご紹介していきます。

僕は様々な保育園様に体操講師として伺ったり、体操教室・運動教室を開催したりしています。毎週300人以上の子どもたちに、年間10種類以上のスポーツ指導をさせていただいております。弊社の理念は「愉しいを創る」です。運動・スポーツも「極める」ことよりも「愉しむ」ことを大切にしています。

どうすれば運動好きな子どもに育つ?
どうすれば親子で愉しく運動ができる?

そんな疑問にお答えできるよう、精一杯コラムを書かせていただきます!どうぞよろしくお願いいたします!

  • 運動解説コラム

    僕らがPEを行う上で大切にしている考え方が「コーディネーショントレーニング」の理論です。1970年代の旧東ドイツにより、トップアスリート養成の一環として開発されました。現在はその考え方がトップアスリート養成から、子どもや高齢者の運動指導と幅広く導入されています。コーディネーショントレーニングの目的は簡単にいうと「運動神経を鍛えること」です。厳密にいえば「運動神経」という神経はありません。ですが、すべての運動は脳の命令によって起こります。目で見たものを瞬時に避ける反応も、ボールを当てるためにする相手との距離計算もすべて脳が行います。目で見たもの、肌で感じたものを脳で分析・判断し、四肢に命令し、身体を動かす。この一連の流れを正確に・速くするためのトレーニングが、コーディネーショントレーニングです。ポイントはまず正確にし、その後に速くすることです。これからこのコラムで少しずつ解説していきますね。

  • Jungle(3歳児)クラス 活動報告

    今回のPEでは①ギャロップ/スキップ、②ラダー、③マット運動/鉄棒運動を行いました。ギャロップとはスキップの前段階の動きです。足を前後に開き、常に同じ足を前に出し、跳ねながら進みます。ギャロップの動きのまま前後の足を入れ替えるとスキップになります。ギャロップの動きがスムーズにできていたので、スキップにもチャレンジしました。スキップが難しい子は、ご両親が両側から子どもと手を繋ぎ、一緒にスキップをしてあげましょう。スキップは「タタン」というリズムが大切です。両側からリズムを作ってあげることで、スキップのリズムを学習できます。鉄棒運動では豚の丸焼きとこうもりから、各自で選ばせて実施しました。豚の丸焼きとこうもりは、鉄棒のバーよりも常に頭が下にある技です。逆さまの状態で自分の身体がどのように動いているかを把握できるようにしましょう。いきなり逆上がりなどの高度な技をするのではなく、段階を追って行っていけば、愉しみながら上達することができます。ぜひPEでしたことを休みに日に公園などでしてみてくださいね。

    【動画資料】豚の丸焼きとこうもり|ぶら下がりながら5秒数えてみよう!
  • Mountain(4歳児)クラス 活動報告

    曇り空で、30度をやや下回る気温だったため公園でPEを行いました。今回はサーキット運動とリレーを実施。サーキット運動では①10mダッシュ、②リングジャンプ、③ジグザグ走、④コーン足掛け拾いの4種類の運動を行いました。①10mダッシュでは前・横・後ろ向きでのダッシュ。子どもたちは速く走りたいので上半身が前のめりになってしまいがちです。しかし、極端な前傾姿勢は脚が上がりづらく、歩幅(ストライド)が狭くなります。姿勢のバランスを修正するため、横向きや後ろ向きで走らせました。サッカーなどの球技でも横向きで走ったり、バックステップをしたりします。たまには向きを変えて走ってみてくださいね。ジグザグ走は、約1m間隔で置かれたコーン10個を縫うように進む走り方です。4歳児は大きく蛇行しながら進む子が多いです。継続すると徐々に身体の軸が形成され、頭の位置を動かさず、蛇行の幅が小さくなります。軸ができれば反対側に切り返す動きが素早くなり、フェイントが上達します。今後も「あえてバランスを崩す運動」を取り入れ、子どもたちのバランス感覚を鍛えていきます。

    【動画資料】ジグザグ走|×→大きく蛇行|◯→小さく蛇行
  • Sky(5歳児)クラス 活動報告

    久しぶりの公園でのPE、思い切り身体を動かしました。今回は①リレー、②通過ゲームの2種類の運動を実施。リレーではテークオーバーゾーンのルールを導入しました。テークオーバーゾーンとは、陸上のリレー競技でバトンを受け渡すことができる範囲のこと。エリア内なら前方でも後方でも、どこででもバトンを受け取ってよいというルールです。このルールがあることで、足の速い子は長い距離を走り、速くない子は短い距離を走ることができます。5歳児は就学を控え、友達との協力や他者への思いやりを育む年代です。足が速くても偉くはないし、足が遅いことは悪いことではない。大切なのはチームの仲間を全員でフォローし合い、どうすれば自チームを勝利に導けるかを考えて工夫することです。PEを通して身体を動かし、運動神経を鍛えることはもちろんのこと、年長児ならではの思考力や他者を思いやる気持ちも育んでまいります。スポーツデーでリレーを実施予定とのこと。子どもたちなりの工夫を愉しみにしていてくださいね。

株式会社コーディスポーツ

体育講師 Shuhei先生
coordisportsホームページ

■書籍
動画でわかる! 小学校体育 コーディネーション運動50 (体育科授業サポートBOOKS)
1年間まるっとおまかせ! 小学1・2年担任のための学級あそび大事典 (共著)
1年間まるっとおまかせ! 小学3・4年担任のための学級あそび大事典 (共著)
1年間まるっとおまかせ! 小学5・6年担任のための学級あそび大事典 (共著)

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