サンクスギビングデーの買い物・クッキング ~Thanksgiving Day Cooking~
プリスクール
2018.12.12
11月はThanksgiving Dayについて学びました。
Thanksgiving Dayとは?
サンクスギビングデーの起源は1621年。
アメリカに移住したイギリス人たちが、初めての収穫を神に感謝し、様々な知恵を授けてくれたネイティブアメリカンを招待してご馳走をふるまったことに由来しています。
食べ物にも恵まれ、健康で幸せに暮らしていけているのは、神様とご先祖様のおかげだと感謝をする日なのです。
このサンクスギビングデーの最終プロジェクトとして、Mountainクラス(4歳児)は自分たちでサンクスギビングのランチを作ることにしました。
メニューは
●Stuffing
●Mashed Potato
●Mashed sweet potato with marshmallow
●Chicken(ターキーは手に入りにくいので、ローストチキンを購入)
今回は、子供たちのチームワーク力を育てるという目的もあり、3チームに分かれて、買い物から体験してもらうことにしました。
クッキングレッスンの前日、チームごとの買い物が始まりました。いつもなら、クラス全員で散歩に出かけますが、チームごとなので特別感を感じている子供たちは大張り切り!お財布と買い物リストを持ち、お友達に“See you!”と元気に言って出かけました。
買い物先は3~4か所あり、そのお店ごとに代表者がお店に入り、商品を探し、お会計をしました。買い物袋を持った顔は自信と嬉しさにあふれ、とても輝いていました。
次の日はいよいよクッキングの日。登園後、準備ができた子から、さっそく調理を開始しました。
ポテトのチームは限られた数の皮むき器を子供たち同士で、順番を決めたり、ルールを決めて皮をむき始めていました。しかし、Stuffingのチームはもめ事が始まりました。子供たちの言い争いと、ものすごい英語(言い争いができるほどの英語力があることはすごいです!)は止まらず、ヒートアップしていたので、落ち着かせるために一度、作業を中止させました。落ち着かせてから作業を再開させると、それぞれ納得のいかない部分もあるようでしたが、相手の気持ちを考えて譲ったりする姿が見られるようになりました。このような出来事も、子供たちが大きく成長する良い機会となります。一方、ポテトチームは床に落ちている皮を拾ったり、テーブルを綺麗にするなど、行動面で素晴らしい面が見られ、そこを褒めると皮むきをしない子は片付けに夢中になっていました。
クッキングはランチに間に合わせようと、どのチームも力を合わせてがんばっていました。
料理が出来上がるといよいよThanksgiving Day Party!
お部屋の中はとてもいい匂いに包まれていました。ランチはクラフトで作ったインディアンとピルグリム(イギリスからアメリカに渡ってきた清教徒)の被り物を被り、自分たちで作ったランチマットを使用して食事をしました。自分たちで作った料理は特別おいしいようで、たくさんお代わりをし、あっという間になくなってしまいました。
今までのクッキングレッスンは調理器具の名前を知ることや、調理過程で使用する言葉を学ぶことが目的となっていましたが、今回のレッスンの目的は「チームワーク」でした。Mountainクラスはだいぶ英語が上達してきていて、自分の言いたいことを完璧な文法ではなくても伝えられるようになってきています。そこで、次の課題は友達の意見を聞いたり、気持ちを考えたり、自分たちで問題を解決していく力が必要だと考え、今回のプロジェクトを行いました。
CGKの保育・教育方針は、英語を話せるようになることだけではありません。英語は表現する言語の一つとなり、そこから自分の思いを伝えたり、人と関わる中で可能性を広げていってほしいと考えています。ですので、これからも今回のような英語をメインとしたカリキュラムだけではなく、子供たちの「考える力」や「チームワーク(コミュニケーション力)」を育てるアクティブラーニングを大切にしていきます。
Thanksgiving Dayとは?
サンクスギビングデーの起源は1621年。
アメリカに移住したイギリス人たちが、初めての収穫を神に感謝し、様々な知恵を授けてくれたネイティブアメリカンを招待してご馳走をふるまったことに由来しています。
食べ物にも恵まれ、健康で幸せに暮らしていけているのは、神様とご先祖様のおかげだと感謝をする日なのです。
このサンクスギビングデーの最終プロジェクトとして、Mountainクラス(4歳児)は自分たちでサンクスギビングのランチを作ることにしました。
メニューは
●Stuffing
●Mashed Potato
●Mashed sweet potato with marshmallow
●Chicken(ターキーは手に入りにくいので、ローストチキンを購入)
今回は、子供たちのチームワーク力を育てるという目的もあり、3チームに分かれて、買い物から体験してもらうことにしました。
クッキングレッスンの前日、チームごとの買い物が始まりました。いつもなら、クラス全員で散歩に出かけますが、チームごとなので特別感を感じている子供たちは大張り切り!お財布と買い物リストを持ち、お友達に“See you!”と元気に言って出かけました。
買い物先は3~4か所あり、そのお店ごとに代表者がお店に入り、商品を探し、お会計をしました。買い物袋を持った顔は自信と嬉しさにあふれ、とても輝いていました。
次の日はいよいよクッキングの日。登園後、準備ができた子から、さっそく調理を開始しました。
ポテトのチームは限られた数の皮むき器を子供たち同士で、順番を決めたり、ルールを決めて皮をむき始めていました。しかし、Stuffingのチームはもめ事が始まりました。子供たちの言い争いと、ものすごい英語(言い争いができるほどの英語力があることはすごいです!)は止まらず、ヒートアップしていたので、落ち着かせるために一度、作業を中止させました。落ち着かせてから作業を再開させると、それぞれ納得のいかない部分もあるようでしたが、相手の気持ちを考えて譲ったりする姿が見られるようになりました。このような出来事も、子供たちが大きく成長する良い機会となります。一方、ポテトチームは床に落ちている皮を拾ったり、テーブルを綺麗にするなど、行動面で素晴らしい面が見られ、そこを褒めると皮むきをしない子は片付けに夢中になっていました。
クッキングはランチに間に合わせようと、どのチームも力を合わせてがんばっていました。
料理が出来上がるといよいよThanksgiving Day Party!
お部屋の中はとてもいい匂いに包まれていました。ランチはクラフトで作ったインディアンとピルグリム(イギリスからアメリカに渡ってきた清教徒)の被り物を被り、自分たちで作ったランチマットを使用して食事をしました。自分たちで作った料理は特別おいしいようで、たくさんお代わりをし、あっという間になくなってしまいました。
今までのクッキングレッスンは調理器具の名前を知ることや、調理過程で使用する言葉を学ぶことが目的となっていましたが、今回のレッスンの目的は「チームワーク」でした。Mountainクラスはだいぶ英語が上達してきていて、自分の言いたいことを完璧な文法ではなくても伝えられるようになってきています。そこで、次の課題は友達の意見を聞いたり、気持ちを考えたり、自分たちで問題を解決していく力が必要だと考え、今回のプロジェクトを行いました。
CGKの保育・教育方針は、英語を話せるようになることだけではありません。英語は表現する言語の一つとなり、そこから自分の思いを伝えたり、人と関わる中で可能性を広げていってほしいと考えています。ですので、これからも今回のような英語をメインとしたカリキュラムだけではなく、子供たちの「考える力」や「チームワーク(コミュニケーション力)」を育てるアクティブラーニングを大切にしていきます。
著者プロフィール
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Reiko - プリスクール・副スクール長 (日本)
CGKインターナショナルスクール2016年開校時からのオープニングメンバーであり、現プリスクール・副スクール長。保育士。
認可保育園での勤務後、ビクトリア(カナダ)へ海外留学。帰国後は、インターナショナル・プリスクールにて主任の経験も。大のディズニー好き。