CGK Times
Maximizing your opportunities for happiness
in an increasingly global world
January 2025
Contents
プリスクール
保護者参観と保護者面談
今月、今年度最後の保護者参観と保護者面談が始まりました。保護者参観では、ご家庭の皆さまに授業の様子をより近くでご覧いただく機会をご用意しています。これは特に子どもたちにとって楽しみにしている貴重な時間で、ご家族に授業を見てもらえることをとても喜んでいます。同じく重要なのが保護者面談です。保護者と先生が時間を取って学校での子どもたちについて話し合うこの機会は、現代の忙しい生活の中でもやはり直接会って話すことに勝るものはありません。お時間を割いていただいたことに心から感謝申し上げます。
CGKアワード
ようこそ、世界的に有名で尊敬・崇拝されているCGKアワードへ!毎月、各クラスから国際バカロレアのIB学習者像の特性を発揮した子供たちを紹介したいと思います。これらは、私たちの子どもたちに持ってほしい、そして世界に広めてほしい特性です。それでは、1月のCGKアワードの受賞者を発表します。
Jungle(3歳児)
R.:バランスの取れたコミュニケーターとして、言語能力と身体的健康の向上に努めている姿勢。
S.:バランスが取れていて思いやりがあり、他者への思いやりと感情のコントロールが大きく成長。
Mountain A(4歳児)
L.:信念をもち、常に正しいことをしようと努力している姿。
K.:思いやりがあり、いつも友達や先生を助けようとする姿勢。
R. - L.:信念をもち、常に正しいことをしようと努力している姿勢に対して。
Mountain B(4歳児)
M.:学びに対する前向きな姿勢を持ち、バランスのとれた生活をしている点。
S.:自分自身や持ち物をしっかりと管理している点。
Sky(5歳児)
A.:日本語と英語の両方で友達を助け、自分の考えをクラスでしっかり伝えている点。
M.:素晴らしい問題解決能力を持ち、いつも自分の持ち物を大切にしている点。
S.:周囲の世界への理解を深めるために常に質問をする姿勢。
今月の受賞者の皆さん、おめでとうございます。これからも素晴らしさを世界中に広め続けてください!
Sky (5歳児)
イノベーションは問題を解決する!
Skyクラスでは最近、「私たちはどのような場所と時代にいるのか(Where We Are in Place and Time)」という探究の単元の一環として、イノベーションが日常の問題をどのように解決するのかを楽しく学びました。
まず、イノベーションとは何か、そしてそれがどのようにして生活を良くするために生まれたのかを話し合いました。例として、歯ブラシ(歯を守る)、白杖(視覚障害の方の助け)、車椅子用スロープ(移動の支援)など、身近なものを取り上げることで、子どもたちはイノベーションの意義について活発に議論しました。
その後、子どもたちはペアになり、「文化と歴史は私たちの世界の探究、イノベーション、形づくりに影響する」という中心的アイデアに沿って、3つの一般的な問題のうち一つを選んで解決に取り組みました。話し合い、アイディアを出し合い、どんなイノベーションが役に立つのかを考えました。
ブレインストーミングの後、再利用素材(段ボール、ペットボトル、輪ゴムなど)を使って、実際に解決策を作るという楽しい作業に取り組みました。子どもたちはチームワークや問題解決力、批判的思考力を実際に使いながら学びを深めていきました。
IBの学習者像である「考える人」「探究する人」「知識のある人」を体現しながら、子どもたちは自分たちの作品について深く考え、疑問を持ち、アイディアを洗練させていきました。
この活動は、イノベーションの大切さだけでなく、チームワークや創造性の力を再確認する貴重な体験となりました。Skyクラスの子どもたちは、社会のニーズに応じてアイディアを進化させる力があることを学び、一つひとつのイノベーションが世界を変える可能性があると気づいていったのです。
COL: 衣装とセリフに込めた子どもたちの探究の世界
Skyクラスの子どもたちはCOL (Celebration of Learning) のために、エジプト、日本、モロッコ、オーストラリア、ニュージーランドの5つの国について学び、それぞれが最も興味を持った国を選びました。その中で、自分で衣装をデザインする活動が始まりました。子どもたちは、どんな色にしたいか、そしてその色を選んだ理由、さらにはどのようなデザインにしたいかを考え、みんなで意見を出し合いながら探究活動を進めています。
例えば、エジプトを選んだお友だちは黄色の衣装を選び、ピラミッドのデザインを描いてみたり、モロッコを選んだお友だちは赤い衣装を選び、モロッコの国旗の模様を取り入れていました。自分たちの興味や感じたことを色やデザインに表現する子どもたちの姿は、とても活き活きとしています。
さらに、子どもたちはCOLで発表するセリフも自分たちで考えています。それぞれが選んだ国について調べる中で、たくさんの疑問を持ちながら学んでいる姿が見られました。例えば「エジプトのピラミッドは150メートルもあるよ!」や「モロッコには、短いパスタ『クスクス』がとても有名だよ!」など、興味深い事実を学び、どのように自分が興味を持つ文化を観客に伝えるかを考えました。子どもたちは最も興味を持った国の文化をどのように表現するかを想像し、先生と一緒に調べ学習を進めながら知識を深めるとともに、探究活動を楽しんでいる様子が見られました。
子どもたちのアイデアや好奇心、そして自主的に取り組む姿勢が詰まったSkyクラスのCOLが完成しそうです。どんな発表になるか、どうぞ楽しみにしていてください。
Mountain A and B
(4歳児)
無限のクリエイティビティ!– MountainクラスのUOI
創造力を自由に発揮しよう!
1月を通して、Mountainクラスでは自己表現の多様な方法を探究する素晴らしい旅をしてきました。アートでは線・色・形・模様のスキルを磨き、音楽ではテーマに合った曲を創作、ダンスでは自由に体を動かして自己表現を楽しみました!
子どもたちは怒り・悲しみ・喜び・嫌悪・落ち着きといった感情を表現する音楽作りに挑戦し、素晴らしいスライドショーが完成しました。アートでは、絵を描いたり、コラージュを作ったり、思うままに創作活動を楽しみました。
体を使って物語を表現することも学び、想像の扉「Imagination Door」を通して新しい世界に旅立ち、仲間と一緒にキャラクターを作り、冒険し、物語を創造する活動に取り組みました。時には友達との協力が難しく感じることもありますが、それでも一緒に何かを成し遂げることはとても価値のある経験です。
そして、これらのすべての活動を組み合わせて、3月15日に向けて特別なパフォーマンスを準備中です!アート、音楽、ダンス、ストーリーテリングが融合した作品をどうぞお楽しみに!
一人じゃないから強くなれる!– チームワークの力






















COL(Celebration of Learning)に向けて、Mountain Aクラスでは「チームワークの重要性」にフォーカスしています。協力し合い、教え合い、支え合うことで、みんながより強くなれることを学んでいます。
また、自由時間には英語を使うことを勧めており、お互いに新しい言葉を教えたり、翻訳し合ったり、先生のサポートをする中で、語学力と仲間とのつながりがどんどん深まってきています。
このテーマを強調するために、「一本の棒は簡単に折れるけれど、束にすると折れない」という視覚的なアクティビティも行いました。これは、「一人では弱くても、みんなで協力すれば強くなれる」ということを伝えるシンプルで効果的な方法でした。
協力・支援・共に学ぶという姿勢を通して、私たちは子どもたちに「一緒ならもっと強くなれる」というメッセージを届けています。この教訓は、今後のCOLだけでなく、子どもたちが人生を歩んでいく中でも大いに役立つはずです。






















むかしむかし…
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現在取り組んでいる探究の単元(UOI)では、創造性と物語を語る芸術について学んでいます。ここ数週間は、3月のCOL(Celebration of Learning)に向けて、想像力を活かしながら、パペットショー、創作ダンス、グループ劇など、さまざまな方法で物語を表現してきました。Mountainクラスの子どもたちは本当に創造力にあふれており、好奇心や学ぶ意欲をもって、これまでの知識や経験、身の回りのものを活かしながら、ユニークなキャラクター、舞台設定、そしてよく練られたストーリーを作り上げています。
こうした探究を通して、問題解決力、協力性、交渉力、創造力が確実に育まれており、それぞれの子どもがどのように課題に取り組むかを見るのはとても素晴らしいことです。
これらのスキルは、COLの準備にもとても役立っています!ご家庭からも、「子どもが学校で学んだことを家で再現している」「家でも創造的な活動をしている」といった声を聞けて、とても嬉しく思っています。
今の、私の/僕の気持ちはね…












1月よりMountain Bクラスの担任を引き継ぎましたArisaです。改めて、よろしくお願いいたします。
あと数か月でSkyクラスに進級ですね。そのことを子どもたちと話す度に「楽しみ!」「ちょっとドキドキする…」など、その時感じている気持ちを素直に表現してくれる子どもたち。今、まさにMountainクラスは『How We Express Ourselves/私たちはどのように自分を表現するのか』というUOIに取り組んでいます。私たちが感情を伝える際、どのように表現することができるのかを探求し、言葉だけでなく、身体の動き、絵や形、色、音など、さまざまな方法で感情を表現する手段を学び、実践しています。表現をすることは、自己理解や他者理解を深めるための大切なツールであり、『自己認識(Self-awareness)』や『感受性(Empathy)』を高めることにも繋がっていきます。
この学びを通じて、自分が感じていることを表現することに自信を持ち、お友だちと異なる感情をいだいていても、自分の気持ちを大切にしていいのだということを知ってもらいたいと思っています。












Jungle
(3歳児)
コミュニティの守り手たち!


Jungleクラスでは、さまざまなコミュニティ、その中の人々、そして彼らの役割について学んでいます。まずは、「コミュニティ」とはお互いに助け合う人々の集まりである、ということから始めました。子どもたちにとって最も身近なコミュニティは「家族」です。家族の中でも、それぞれが役割を担い、助け合っているということを学びました。
そこからさらに話を広げ、警察官、医師、配達員、飲食店スタッフ、教師、そして生徒自身までもが「コミュニティ・ヘルパー」であることを学びました。
この学びをより深めるために、スポーツデーのチーム名を「コミュニティ」に変更しました。Red Community(赤)、Blue Community(青)、Yellow Community(黄)、Green Community(緑)の4チームです。新しいコミュニティの中で、友だちが助けを求めたら手を差し伸べたり、自分から助けを申し出たりすることを学びました。
今後も、さまざまな種類のコミュニティについて学び、COLのパフォーマンスにつなげていくのが楽しみです。
バランスのとれた探究者たちの不思議な事例!


Naka Fire Station & Firefighters
Respect & Greetings ... Who is a firefighter?
What is in a Fire station?
What does fire truck do?
What is in a fire truck?
What is in a fire truck?
What is in a fire truck?
What is in a fire truck?
What is in a fire truck?
What is in a fire truck?
What is in a fire truck?
How does a fire truck work?
How does a fire truck work?
What tools do the firefighters use?
What tools do the firefighters use?
What tools do the firefighters use?
What tools do the firefighters use?
What tools do the firefighters use?
What tools do the firefighters use?
What tools do the firefighters use?
What tools do the firefighters use?
What tools do the firefighters use?
I can be a firefighter too!
I can be a firefighter too!
I can be a firefighter too!
I can be a firefighter too!
I can be a firefighter too!
I can be a firefighter too!
I can be a firefighter too!
I can be a firefighter too!
CGKでは、IB学習者像の一つである「バランスのとれた考える人(Balanced Thinker)」や「探究者(Inquirer)」を育てることを目指しています。今月は「コミュニティとコミュニティ・ヘルパー」をテーマに探究しており、地域の消防署を訪れることで、教室での学びを実生活と結びつける機会を持ちました。
探究型アプローチ:
この訪問は、好奇心と批判的思考を育む探究型学習の一環です。子どもたちはコミュニティ・ヘルパーに直接質問をし、観察を通して学びの主体となる体験ができました。
バランスと共感を育む:
消防士の大変さやチームワークを間近で見ることで、子どもたちは共感力と感謝の心を育み、コミュニティの役割をよりバランスのとれた視点で理解しました。
UOIとの関連:
この訪問は、探究の単元「How We Organise Ourselves(私たちは自分たちをどう組織しているのか)」の理解を深めるものであり、コミュニティの仕組みや安全を支えるシステムについて考えるきっかけとなりました。
生涯にわたる探究心の育成:
この体験は、IBの理念である「生涯学習者」を育てる好例でした。子どもたちはコミュニティ・ヘルパーの役割を実際に体験することで、世界とのつながりをより深く実感できました。
これからも、子どもたちがIBの学習者像をさまざまな場面で実践できるような機会を提供し、探究者として、そしてグローバルな市民として成長していけるよう支援していきます。
Ms. Adi
遊びを通じた文字学習の環境づくり
新年を迎え「書き初め」に挑戦しました。アルファベットで自分や友達の名前を認識できるようになってきた一方で、ひらがなの読み書きには苦手意識を持つ子も多く、以前はなぞり書きを嫌がる様子も見られました。そこで、小学校で行われる書道や書き初めの写真を見せ、小学生になると自分の道具を使って文字を書くこともあると伝えると、子どもたちの意欲が一気に高まりました。「まずは絵の具を使って楽しみながらやってみよう」と声をかけると、「やりたい!」「楽しそう!」と全員が前向きに取り組むことができました。鉛筆で書かれた見本をなぞるうち、それぞれの個性が文字に現れ、味わい深い作品に仕上がりました。その後、手形をつけたり、台紙の色選びや糊付けも自分たちで行ったりして、みんな大満足の仕上がりに!これをきっかけにひらがなに興味を持つ子も増え、後日のひらがな練習では「簡単だよ!」と自信たっぷりに取り組む姿が見られました。
Jungleクラスでは文字の読み書きを強制するのではなく、まずは「興味を持つこと」を大切にしています。「自分や友達の名前を読めるようになりたい」「お手紙を書いてみたい」という気持ちを育てるため、楽しい環境づくりを心がけています。例えば、好きな色のクレヨンを使う、少しはみ出しても挑戦を褒めるなど、子どもたちが「やってみたい!」と思える工夫や、自ら挑戦する意欲、「できた!」という達成感をたくさん味わえるようサポートしています。Mountainクラスになると、ひらがなやアルファベットを書く練習が始まります。その際には、鉛筆の持ち方や文字の書き順といった基本的なスキルを丁寧に指導していきます。しかし、その前段階のJungleクラスでは、まずは興味を育て、鉛筆を使う基礎となる手先の力を養うことを重視しています。
手先を使った運動は全脳の発達が促進されるとも言われています。そんな手先の器用さを育むために、力強くクレヨンで絵を描いたり、手先を使うおもちゃで遊んだりする時間も大切にしています。クリスマスにいただいたビジーボードには、靴紐を結ぶ、チャックを閉めるなど、日常生活に必要なスキルが詰まっており、子どもたちにも大人気です。繰り返し挑戦するうちに、子どもたちは驚く速さで新しいスキルを習得していきます。制服はもちろん、上着のチャックやボタンを自分でやることも、手先を使う良い練習になります。こうした日常の中での挑戦が、子どもたちの成長につながるため、”意欲”と”達成感”をキーにこれからも子どもたちにたくさんのチャンスを提供していきます。引き続き、ご家庭でのサポートもよろしくお願いいたします。
Ocean A
(2歳児)
Ocean Aのかたち探究:楽しいアクティビティを通して学ぶ
今月、Ocean Aクラスは「かたちの世界」を楽しんでいます!さまざまな形の名前を覚えたり、その特徴を見つけたり、私たちの周りにある形を発見したりしています。Circle Timeでは、形の名前や発音練習に取り組み、子どもたちは一つひとつの名前をしっかりと覚えて自信を持って言えるようになってきました。
英語と日本語のレッスンでは、楽しくてインタラクティブなアクティビティを通して、形について学んでいます。Ocean Aの子どもたちは、手を使って学ぶことが大好きで、トレース、描画、塗り絵、組み立て、マッチングなど、いろいろな方法で形に触れています。
また、教室や屋外で形を探すアクティビティも行い、身の回りにある形を発見することに夢中になっています。形の学びと現実世界とのつながりを、子どもたち自身が感じ始めている様子がとても素敵です。
この1ヶ月は形探究の月となり、Ocean Aの子どもたちはとてもよく取り組んでくれました。今後も形を通した発見と創作を続けていく予定です!
Ocean AのShow and Tell:冬休みの思い出をシェア!
皆さんがご家族とともに、喜びとくつろぎに満ちた素敵な冬休みを過ごされたことと思います。学校に戻って再び学びの旅を続ける中で、Ocean Aの子どもたちが先生や友だちに対して、より積極的に自己表現できるようになった姿に、私たちはとても感動しています。新年のスタートとして、楽しいアクティビティ「Show and Tell(ショー・アンド・テル)」を導入しました!この活動は、子どもたちが感情面・社会面・知的面で成長するための素晴らしい方法です。冬休み中の経験をシェアし、自信を育み、コミュニケーションスキルを高める絶好の機会となりました。
初めてのShow and Tellでは、「冬休みに何をしたか」をテーマに、朝のサークルタイムで一人ずつ思い出を発表しました。家族との時間、楽しいアクティビティ、お気に入りの休日の習慣など、それぞれの特別な思い出を語る子どもたちの姿は、まさに成長の瞬間でした。お話するのが楽しかったのはもちろんですが、友だちの発表を真剣に聞き、質問をし合い、お互いに関心をもって接する姿も印象的でした。
このような学びの機会を実現できているのは、保護者の皆さまの継続的なご協力とサポートのおかげです。本当にありがとうございます!今後もShow and Tellの活動を継続し、学びや成長、そしてつながりを深める機会にしていきたいと考えています。今年も素敵な経験をたくさん一緒にしていきましょう!
へびに凧あげ…1月は楽しみいっぱい!
冬休み明け、Ocean Aの子どもたちは元気に登校してきてくれました。お休みの思い出を話してくれることもあり、聞いている先生たちもほっこりとした気分になります。
さて、日本のお正月、1月といえば様々な伝統や遊びがあります。今月は地域のコミュニティも利用しながら、それらを活動の中に取り込むことが出来ました。Ocean Aの子どもたちにとってはまだまだ「?」となることも多かったかもしれませんが、自分たちが住んでいる国の習慣や伝統に触れることも、グローバル社会と言えど、大切ですね。
【出初式に遭遇!】ある日のお散歩で、市役所に向かうとたくさんの消防士さんたちがいました。防火服に身を包む人、正装の人と様々な格好した消防士さんたちに、子どもたちも、なんだなんだ!とソワソワしていました。どうやら、中区の消防署・消防団による出初式とそれに関連したイベントが行われていたようです。市役所の中を抜けると、何台かの消防車や防火服の試着体験会などもあり、子どもたちもしっかりと楽しむことが出来ました。
【干支やお正月遊び】日本語のレッスンの中では、干支についても触れました。紙芝居動画や製作を通して今年の干支に親しみを持ちました。製作の1つではヘビの凧を作りました。現在、取り組んでいるUOI 「How we express ourselves ( 私たちは自分をどのように表現するのか)」に絡めて、〇・△・▢の台紙から好きな形を選んで、一生懸命ハサミでらせん状に切っていきます。▲や▢は少しかくかくしたヘビの凧に、〇の台紙から切った凧はまさにとぐろを巻くように、オリジナルの凧が完成!実際に戸外で飛ばしてみると、くるくると回り子どもたちも喜んでくれましたよ。
進級への希望と期待 ~新たな気持ちでのスタート~
2025年が始まり、Ocean Aクラスでの生活も残り少しとなりました。冬休みを終えて戻ってきた子どもたちは、どこか逞しく自信に満ちているように見えました。そんな子どもたちは「もうすぐJungleさんになる」ということを少しずつ自覚し始め、進級に向けて期待に胸を膨らませながら少しずつ準備を進めています。
最近のOcean Aクラスでは、子どもたちがより自分のことを自分でできるように促しています。例えば、上着の着脱を自分で行うこと、トイレに必ず行くこと、時間通りに支度や片付けを済ませることなど、一人ひとりが責任感を持って取り組む姿が増えてきました。また、自分のことだけでなく、周りの友達にも気を配る様子が多く見られるようになっています。外遊びに行く際に「ダイナソーティッシュ持っていくね!」と自ら気付いて背負ってくれるお友達や、「貸してー。」「入れてー。」という声に優しく応えるお友達、困っている人に手を差し伸べるお友達など、他人を思いやる心が育っています。IBの学習者像にある【思いやりのある人】【バランスの取れた人】【コミュニケーションができる人】【信念を持つ人】がOcean Aクラスにはたくさんいるのです。進級に向けたこの時期、その成長は目を見張るものがあります。
この重要な時期を有意義に過ごし、子どもたちがさらに【挑戦する人】【考える人】【振り返りができる人】としてJungleクラスに進級できるよう、私たちも残り3ヶ月全力でサポートしていきたいと考えています。
Ocean B
(2歳児)
共に育つということ
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Ocean Bクラスでは、チューリップを通じて「成長・変化・老化」について学ぶ素晴らしい探究の旅を始めました。自然の世界に触れることで、命のサイクルだけでなく、自分自身や周囲の人々、環境中の生き物やモノにどう関わるかを、粘り強く学んでいます。
子どもたちはチューリップの美しさに心を奪われ、みんなで球根から花が咲くまで育てようというアイデアを出しました。水・日光・土といった「成長に必要な条件」をしっかりと理解し、人間にも同じように生きていくための基本的なニーズがあることに気づくことで、すべての生き物のつながりに対する理解と感謝の気持ちが深まりました。
さらに、チューリップの世話を通して、他者を思いやることや、空間や資源を分かち合うことの大切さを学んでいます。必ずしも結果が期待通りになるとは限らないということも理解し始めており、それでも「大丈夫」と思える気持ちも育ってきています。
観察力と振り返りの力を育てるため、子どもたちはチューリップの成長をカレンダーに記録し、写真を貼ったり変化を記したりしています。
このプロセスに積極的に関わるOcean Bの子どもたちを、私たちはとても誇りに思います。その好奇心・粘り強さ・優しさが、この学びをより意味深く、実りあるものにしています。
Ocean Bの子どもたち、自信と挑戦の学びを実践中!
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Ocean Bの子どもたちは、学びの中で「リスクテイカー(挑戦する人)」として素晴らしい成長を見せています!毎日、さまざまな新しい活動やチャレンジに意欲的に取り組み、自分のコンフォートゾーンから一歩踏み出す勇気を持って取り組んでいます。友だちとの遊びや、自分で身の回りのことをこなす姿からも、その挑戦心がよく表れています。
IBでも、EYFS(イギリスの幼児教育課程)でも、「リスクテイカー」は新しいことに対して、結果がどうなるかわからなくても前向きに挑戦することができる人を意味します。IBでは、好奇心と柔軟な考え方を持ち、新しい状況に挑む力を評価しており、EYFSでは世界を探究する中でアイデアを試し、経験から学びながら自信と自立を育てる力とされています。
教室では、洋服の着替えやトイレの自立など、日々のルーティンを自分で行うことで、子どもたちは自信と達成感を感じています。また、掃除や準備、アクティビティから次の活動への移行などのタスクにも積極的に取り組み、クラスの一員として責任ある行動を見せています。
こうした自己管理スキルや挑戦する心が、Ocean Bの子どもたちを、より自立した、自信に満ちた、冒険心ある学習者へと成長させています。新しい経験に対する好奇心と意欲にあふれる彼らの姿は本当に感動的で、これからの成長がますます楽しみです!
お正月遊びを通して楽しみながら学ぶ
新しい年が始まりましたね!Ocean Bクラスでは、子どもたちと一緒にお正月ならではの遊びをいくつか体験しました。伝統的な遊びと活動を楽しみながら伝統文化への理解を深め、創造性や指先の運動機能、目と手の協応の発達を促しました。
福笑いでは、子どもたちが興味のある形を取り入れ、想像力を膨らませながら様々な表情作りに挑戦しました。目隠しはせず、観察しながら手先をコントロールすることに意識を向けることで、位置を微調整したり、思い描いている表情を形にするために試行錯誤する姿が見られました。
白い粘土を使って餅つきや餅作りごっこを行った子どもたちは、ちぎる、ねじる、伸ばす等し、指先の筋力を鍛えることができました。また、自分が作ったお餅をお友達や先生に見せ、会話を楽しむ姿も多く見られました。
さらに、書き初めにも挑戦しました。指先で筆を持つ練習をしながら、自由に好きな形を描いたり、先生の真似をして字を書いてみようとする様子が見られました。
初めてのこま遊びでは、指でつまんで回すという動きが難しい様子でしたが、何度も挑戦することでコツを掴むことができたようです。楽しさを知ったお友達は、自ら両手で2つのこまを同時に回すことに挑戦していましたよ。
手先を使う遊びが多い中、羽根つき遊びでは全身を思いきり動かしました。この活動を通して、子どもたちは腕や足の筋肉、バランス感覚を養うとともに、洞察力も鍛えることができました。
最後に行った凧揚げでは、二種類の凧を用意し、子どもたちの主体性と創造力が引き出せるよう工夫しました。自分で作りたいものを考え、イメージを形にする過程はとても刺激的だったようです。主体的に取り組んだ分、実際に凧を揚げることがより楽しみになり、公園では凧を持って終始元気に走り回っていました。中には、凧が風に乗って飛ぶことに気づき、意図的に凧を手から放して予測不可能な動きを観察する子もいました。
2025年も、子どもたちの探究心と挑戦する意欲を育んでいけるよう、全力で支援していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!
進級を見据えて-Balanced-
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。新年を迎えて、子どもたちも新鮮な気持ちでスクールに戻ってきました。
さて、Jungleクラス進級まで約3か月。子どもたちに「みんなはもうすぐJungleクラスになるんだよ。知ってる?」と聞くと、嬉しそうに「知ってるよ!」「もうすぐ4歳だから!」などと頼もしい返事が返ってきました。そこで、みんなで日々の自分たちの姿を振り返ってみました。ランチの後にスモックをぐしゃぐしゃのまま片付けていないかな?友だちの使っているおもちゃを借りたいときに、「貸して」と言えているかな?など、Jungleクラスのお兄さんお姉さんだったらどうするかを考え、その姿に近づけるようOcean Bの子どもたちも小さなことから取り組んでいくことにしました。小さな習慣の積み重ねが、日々の生活をより円滑に楽しくしてくれるものであることを知っている子どもたちは、進級に向けての期待を膨らませながらコツコツと取り組んでくれることでしょう!
Learner Profileの一つである”Balanced”にあるように、自分と周りの人々が幸せな生活を送るためにどうしたらよいかを考え、自分の気持ちだけを優先するのではなく相手のことも思いやりながら、お互いに気持ちよく過ごせるよう、引き続き子ども達と一緒に取り組んでいきたいと思います。
初等部
Music 2024-2025
音楽を学ぶことは教育の基本的な一部です。それは純粋な自己表現の形であり、算数の実践的な応用でもあります。また、音楽は科学や物理学にも関連しています。詩を取り入れ、世界中の伝統と繋がることで文化の理解を深めることもできます。音楽を通して、子どもたちは批判的思考力、規律、共感など、教室を超えたスキルを身につけることができます。
CGKの音楽プログラムでは、楽しさと目的意識の両方を融合させることを中心に据えています。音楽の指導方法では、楽しさを確保しつつ、学術的で知的な充実感が得られる体験を提供することを目指しています。
一般音楽の授業では、歌うこと、リズム、楽器という3つの要素に焦点を当てています。授業は45分間であり、学期の目標に応じて週ごとに内容が変化します。また、UOI(探究型単元)を通じて、より大きな音楽的なアイデアを学際的に広げていくことも可能です。今年は多くの成功したレッスンを行いましたが、特にいくつかのテーマで生徒たちの顕著な成長が見られました。
例えば、2年生では第2学期に音楽によって物語の要素を強調することに取り組みました。UOIの最初に「Peter and the Wolf 」や「Carnival of the Animals」などの音楽作品を取り上げ、キャラクターや設定、物語の構成(始まり、中間、終わり)などの文学的要素とのつながりを聞き取る練習をしました。その後、生徒たちは楽器で表現されるキャラクターを作りました。そして、3人1組のグループを作り、キャラクターのための物語を考案しました。最終的に、選んだ楽器でキャラクターを表現する音楽的アイデアを作り、クラスの前で発表しました。
1年生のUOIでは、楽器の分類、各分類の違い、それぞれがどのように音を出すのかに焦点を当てました。4つの楽器分類は弦楽器、木管楽器、打楽器、金管楽器です。それぞれの楽器が音を作る仕組みと、音が空気中をどのように伝わるのか、振動や波動とは何かという物理的な背景も学びました。生徒たちは多様な材料を使って、自分の好きな楽器を作る課題に取り組み、3回の授業で楽器製作を行いました。生徒たちは熱心に取り組み、打楽器や弦楽器にユニークなアイデアを盛り込んだ作品を多数作りました。勇気ある3人の生徒は木管楽器や金管楽器も作りました。
3年生は文学的なUOIにも力を注ぎ、ゴッホの絵を題材にした詩を作りました。次に、その詩を部分ごとに分け、Cメジャースケール、四分音符、八分音符、休符を使ってメロディーを作りました。言葉を音楽的な音節に分ける作業は難しかったですが、生徒たちは工夫を凝らしました。まだ多くの生徒がト音記号を読めないため、メロディーを色分けしたシステムで表記しました。完成した後、これらのメロディーを短い合唱曲に編曲しました。生徒たちは結果に誇りを持っていました。
最近、4・5年生は音楽に込められた感情と、それを作り出す音楽的要素について探究しています。私たちは初めての長時間のリスニングと鑑賞の授業を行い、生徒たちは非常に熱心に参加していました。クラシック、メタル、日本のポップ、ロックなど、さまざまなジャンルの音楽を含むプレイリストを聴きました。生徒たちはこれまで聴いたことがない音楽を聴くことに熱狂し、自分が好きなアーティストを認識し、感謝の気持ちを表現することに興奮していました。来週は、自分のお気に入りの音楽をクラスで仲間と共有し、ディスカッションを行い、横断的な活動のための音楽制作に向けた準備を進めます。
音楽教育で最も重要な部分の一つは、個人としてもグループとしても多様な経験を積むことです。私たちは生徒たちにさまざまな楽器を探求する多くの機会を提供しています。ウクレレを使った授業やウクレレクラブは学校で非常に成功しています。主にコードに焦点を当てており、この概念は後に和声、理論、コード進行の理解を深めることにつながります。また、Nuvoのリコーダーも成功を収めており、キー付きリコーダーは半分覆われた穴や音程の問題によるフラストレーションを軽減します。今後、5年生と6年生の生徒たちは、実際の管楽器の口の形を育むNuvoの他の楽器(Toot、Doot、jSax)に進むことを期待しています。最近では、Boomwhackersという手鐘合唱団を模倣する音程のついたチューブをカリキュラムに取り入れています。これにより、生徒たちは忍耐力、グループ作業、メロディー、和声を学んでいます。また、生徒たちはパーカッション楽器を使ってグループでの活動を楽しんでおり、特にカホンとジェンベを使ったリズム作りを好んでいます。
結論として、CGKの音楽プログラムは、生徒たちの創造性、好奇心、協力をさまざまな音楽的経験を通じて育むことに専念しています。さまざまな楽器やジャンル、学際的なつながりを探求することで、音楽に対する生涯にわたる愛情を育み、教室を超えたスキルを生徒たちに提供することを目指しています。今年、生徒たちが達成した進歩を誇りに思い、これからも共に音楽の発見と成長の旅を続けていくことを楽しみにしています。音楽が生徒たちの教育の重要な部分となるように、皆様のご支援を引き続きよろしくお願い申し上げます。
アフタースクール
Upper Grades: 水曜日クラス
みなさん、こんにちは。
こちらはアフタースクールのアッパーグレード水曜日クラスの活動についての近況報告です。
今回のプロジェクトの中心となる問いは、
「なぜ、同じものを見ても人によって見方が異なるのか?そして、それはなぜ重要なのか?」
というものです。この問いは「視点」や「立場の違い」に焦点を当てており、生徒たちはこの複雑なテーマに対してそれぞれの興味に基づいたアプローチを考え出しています。
プロジェクトの最初には、「視点」「立場」「意見」「事実」などのキーワードがどういう意味かを話し合いました。過去のプロジェクトで得た知識が生かされ、ロールプレイを通じて楽しく学ぶことができました。
その後、プロジェクトをどのように進めるかを話し合い、前半は「視点にまつわるストーリー制作」、後半は「良いディベーター(討論者)になるにはどうすればいいか」を探り、実際にライブディベートを行うことに決まりました。
過去2週間で、生徒たちは3つのグループに分かれ、それぞれ異なる方法で視点にまつわるストーリー制作を進めてきました。
グループ1は、教室内にあるグリーンスクリーンを使って、「ある国では礼儀正しいとされるジェスチャーが、別の国では失礼になる」など、文化による身振りの捉え方の違いを、楽しく学べる教育ビデオとして制作中です。
グループ2は、キャラクター同士の視点の違いをテーマにしたオリジナルストーリーを作成しており、それを紙芝居の形式で発表する予定です。
グループ3は猫への強い興味を生かして、「古代人と猫がどのようにお互いの見方を変えてきたのか」を調査し、猫がどのように完全に家畜化されてきたかを、本の形式でまとめる予定です。
今後数週間では、良いディベーターとは何かを探求し、生徒たちは自分の意見とは異なる立場からも考え、主張するというチャレンジに取り組みます。
生徒たちの最終ディベートがどのようなものになるのか、非常に楽しみにしています。活気のあるやり取りになることを期待しています!
CGKからのお知らせ
HP更新情報
[PS] 【探究サイクル】国際バカロレアIB PYPのUOI授業紹介(4歳児)
◆直近のCGK留学説明会◆
CGK留学説明会
2月15日(土)
時間を2部制 に分けてご案内します。1部・2部の両方に参加しても、どちらか一方のみの参加でもOK!
①11:15~12:45 プリスクール生対象の検討会
②15:00~16:30 初等部生、アフタースクール生、中等部生対象の検討会
- ニュージーランド、オーストラリア、カナダへの留学の具体的な事例を通じて、お子さまの成長や学びの様子を共有します。「実際にはどんな留学生活なの?」という疑問を解消できる内容です!
詳細/申込:後日Toddleにてお送りいたします。
◆現在参加者募集中の留学プログラム◆
海外からの短期留学生受け入れ ~ホストファミリー募集~
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CGKでは海外からの留学生を積極的に受け入れ、多文化共生を推進していきます。異なる文化や環境で育った生徒たちが交流し、助け合うことで、クラス全体に豊かな多様性がもたらされます。この多様な環境は、生徒一人ひとりに異なる視点を学び、相互理解を深める貴重な機会を提供します。
CGKは、この多様性が教育的な成果を高めると信じています。異なる背景を持つ生徒たちが共に学び、協力することで、グローバルな視野を持つリーダーとして成長することが期待されます。さらに、多様な意見や価値観に触れることで、寛容さや共感力も育まれます。
短期留学生受け入れの環境を整えるため、ホストファミリーを募集しています。CGKファミリーの方でホストファミリー登録にご興味のある方は、OfficeのMayuまでご連絡ください(Toddle可)。
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