教育における給食が果たす役割
CGKでは2024年より、新しい給食業者としてLa Petite Fourcheを採用し、
その給食を提供しています(プリスクールでは2024年10月から変更)。
食事は単なる栄養の摂取という観点だけでなく、
子供たちを育む教育においても大事な役割を担うものです。
今後も食の内容にこだわり、質の高い給食を提供してまいります。
食材・栄養
私たちが日々食べる食べ物は、私たちの健康に大きな影響を与えていますが、食品の質が低下することで、栄養不足、肥満児童の増加、免疫力の低下、集中力の低下、教育の質の低下等、学校に通う子供たちにも様々な点で影響があります。
健康面だけでなく、教育におけるパフォーマンスにも影響を与える食事は、子供たちの潜在的な可能性を最大限に引き出すための重要な役割を果たしています。
CGKにおける給食サービスで重視する10の栄養基準は次の通りです。
- バランスの取れた食事:良質な多量栄養素、微量栄養素、生食、加熱食をバランスよく摂取する。
- ローカル食材:新鮮な地元産の食材にこだわっています。
- 非加工食品:ホールフーズ(捨てることなく丸ごと食べること)にこだわり、加工食品の使用を最小限に抑えます。
- オーガニック:オーガニック食品を使用できない場合は、可能な限り、化学肥料や添加物不使用のものを選んでいます。
- 油(油脂):良質の油(油脂)のみを使用し、熱にさらす場合は熱の条件下でも安定したもののみを使用するようにしています。
- 塩:栄養が損なわれた精製塩よりも、加工されていない天然の塩にこだわっています。
- 砂糖:単糖類の含有量を減らし、人工甘味料の使用を最小限に抑えることを目指しています。
- 果物・野菜:季節の新鮮な食材をできるだけ使用しています。
- 支援:私たちの基準を満たす地元の農家を支援しています。
- 尊重:個々のニーズや食事制限を理解し配慮します。
産地情報
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乳製品
- 牛乳、バター、クリーム:北海道
- チーズ:フランス、イタリア、オーストラリア、アメリカ、日本
肉
- 牛肉、豚肉、羊肉:オーストラリア、ニュージーランド、日本、アメリカ
- 鶏肉、七面鳥:ブラジル、アメリカ、日本、カナダ
果物・野菜
- 日本野菜:千葉、群馬、茨城
- 外国産食材:オーストラリア、フランス、タイ、フィリピン、イタリア、アメリカ
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魚介類
- サーモン、マス、淡水魚:カナダ、オーストラリア
- 貝類、二枚貝、甲殻類:九州南西部の長崎、北海道の小樽、釧路、網走を含む日本各地の港から仕入れ。本州の太平洋沿岸の主な漁港には、三陸沿岸の八戸、気仙沼、石巻、東京の東と南の銚子、焼津、清水、三崎など。
スパイス・乾物
- 日本産食品:全て千葉県と関東地方周辺から調達
- スパイス:インド、トルコ、イスラエル、パキスタン、中国、韓国
- 乾燥ハーブ:フランス、イタリア、オーストラリア
- パスタ:イタリア
- レンズ豆と豆類:モロッコ、トルコ、イタリア、フランス、オーストラリア
アレルギー・宗教食への対応
インターナショナルスクールでは、多種多様な文化的背景や健康上の理由から、様々な給食の要望に柔軟に対応することが求められます。以下はあくまで一例ですが、CGKの給食では以下の食事に対応しています。
- 普通食
- ベジタリアン
- ペスカタリアン
- ハラル
- アレルギーにおける代替食