「オリジナル冒険ゲームを作ろう」

CGKアフタースクールでのレッスンについて紹介いたします。
アフタースクールではオリジナル探究活動をベースにしたレッスンを行っています。

各プロジェクトにはドライビングクエスチョンと呼ばれるテーマが決められていて、アッパークラスの今回のテーマは「オリジナル冒険ゲーム 」でした。生徒たちはこのテーマに沿って議論をしたり、リサーチをしたりして学んでいます。一つのプロジェクトは3～4ヵ月に渡って取り組まれ、先生たちは生徒たちの興味をもとにレッスンをガイドしていきます。

それでは先生によるレポートを紹介します。

今期の金曜日のトピックは「スチューデントチョイス」といい、生徒たちが探究したいトピックを決めることが出来ます。最初の週では、生徒たちはプロジェクトのトピックを決定するプロセスに取り組みました。7つのアイデアが提案され、生徒たちは投票によって最終的な決定を行いました。アイデアを選ぶ際、生徒たちは何度も投票できるルールを採用し、自分たちが本当に探究したいトピックを見つけ出すためのプロセスを進行しました。アイデアの選定が進むにつれ、2票未満のアイデアは排除される仕組みを採用し、その選考は週を追うごとに1票ずつ増加していきました。最終的に「スポーツカフェ」と「自分たちの冒険ゲームを作成すること」の2つのアイデアが残り、圧倒的多数の投票を受けて「冒険ゲーム」がプロジェクトのトピックとして選ばれました。

2週目には、生徒たちは冒険ゲームのメカニクスやゲーム内の動作について詳細に討論しました。ダンジョンズ＆ドラゴンズからアイデアを取り入れ、生徒たちは自分たちのゲーム世界をゼロから構築できることに非常にワクワクしました。個々の生徒はキャラクターシートを作成し、人種、クラス、バックストーリーなどを創造的に考えました。生徒それぞれがキャラクタータイプを選び、特殊能力について討議し、ゲーム内での役割を詳細に設定しました。

3週目から5週目にかけて、キャラクターシートの作成が続き、難しいゲーム用語について議論しました。生徒たちはゲームを問題なく進行させるために必要な語彙を熱心に学び、その学習への取り組みが顕著でした。さらに、生徒たちは共同で作成するワールドマップのアイデアを考案し、巨大なワールドマップを作成するために協力しました。新しい場所や情報を地図に追加し、７週目に完成しました。

8から9週目にかけて、キャラクターのステータスと特殊能力に関する確認、アイテムとモンスターの完成度向上ｌの取り組みが行われ、生徒たちは戦略を考え、モンスターやアイテムを創造しました。その後いよいよゲームのプレイが始まりました。 10週目から13週目までは、冒険ゲームのプレイが続き、生徒たちはゲーム内の協力やストーリーの進行に熱中しました。彼らはさまざまな課題を解決し、物語を進展させゲームを楽しみました。