「アイスクリームショップをオープンしよう!」
CGKアフタースクールでのレッスンについて紹介いたします。
アフタースクールではオリジナル探究活動をベースにしたレッスンを行っています。
各プロジェクトにはドライビングクエスチョンと呼ばれるテーマが決められていて、2年生クラスの今回のテーマは「アイスクリームショップをオープンしよう!」というものでした。生徒たちはこのテーマに沿って議論をしたり、リサーチをしたりして学んでいます。一つのプロジェクトは3~4ヵ月に渡って取り組まれ、先生たちは生徒たちの興味をもとにレッスンをガイドしていきます。
それでは先生によるレポートを紹介します。
今期の金曜日のトピックは「スチューデントチョイス」といい、生徒たちが探究したいトピックを決めることが出来ます。最初の週は、ブレインストーミングセッションを行い、子供たちはアイスクリームにまつわるプロジェクトを選択しました。このステップでは、自分の趣味や関心事について話し合い、アイスクリームを選ぶ理由を共有しました。アイデアはさまざまで、Minecraftからアイスクリーム、アートまで、多岐にわたりました。その後、投票を通じて選択肢を絞り、アイスクリームを探究することを決定しました。
次の週、アイスクリームの歴史について学びました。子供たちは、古代のアイスクリームのレシピに雪とハチミツが含まれていたことに驚きました。現代のアイスクリームの起源についても探究し、アイスクリームのテーマのタイムラインを作成しました。一部の生徒は自分のアイスクリームクラフトを作成し、創造力を発揮しました。
3~4週目では、子供たちに独自のアイスクリームショップを設立するアイデアが提案されました。彼らはこのアイデアにワクワクし、アイスクリームショップ用の帽子をデザインする課題に取り組みました。デザイン作成においては苦労することもありましたが、クリエイティブなアイデアが多数生まれました。帽子作成と同時にロゴデザイン作成のプロセスも始まりました。投票の結果、"CGK Ice"というアイスクリームショップのロゴが選ばれ、ピンクの背景とアイスクリームコーンを備えたプロフェッショナルなデザインを作成しました。ロゴに込められるブランドメッセージについても話し合いました。
第5週では、アイスクリームショップを始動するためにクーポンを作成しました。クーポンはアイスクリームを試食するために他の生徒と交換できるもので、クーポンのデザインに取り組みました。バーコードやロゴを飾りつけし、クーポンをデザインしました。このクーポンはアイスクリームショップの運営に欠かせないものでした。
第6~10週では、アイスクリームの試食が行われ、ショップのオープンに向けての準備が進められました。子供たちはアイスクリームの歴史にも触れ古代のシンプルなレシピから現代のアイスクリームに至るまでの進化を学びました。様々なフレーバーを楽しんで、どのアイスクリームが一番おいしいかを討論しました。
第11~最終週ではアイスクリームショップの日が迫る中、子供たちは準備に取り組み、ショップの運営計画を練りました。ショップ内の配置やメニューの設定など、ビジネスの運営に必要な要素を検討しました。 最終週、ついにアイスクリームショップの日が訪れました。子供たちはショップを運営し、クーポンを提出し、アイスクリームを楽しみました。プレゼンテーションビデオの収録やフィードバックフォームの記入を行い、学習の振り返りを行いました。 このプロジェクトを通じて、子供たちはアイスクリームについて学び、同時にビジネスの運営やコラボレーションのスキルを磨き、楽しみながら成長しました。