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ソーシャルスタディレッスン紹介

アフタースクール 2021.11.01

CGKの2ヶ月間に渡って行うプロジェクト活動では、メインとなる"Driving Question"に基づいて学んでいきます。
今回の「ソーシャルスタディ」レッスンでのDriving Questionはこちらです。

「TEDトークとは何でしょうか?また、TEDトークを使って自分の考えをどのように人と共有できるのでしょうか?」

この問いに沿って、毎週子どもたちの興味を引き出す楽しいレッスンを行いました。
担当していたDan先生Heather先生のコメントをご紹介します。

Week 1 - Dan
生徒たちは、「TED Talkとは何か、そして自分のアイデアを人々と共有するためにどのようにTED Talkを使うことができるか」というドライビングクエスチョンをはじめに紹介されました。生徒たちは、この質問の重要な部分と、TEDトークとは何かについて、自分の考えや意見を述べました。Opinion、意見という言葉の意味、人によって意見が違うこと、そしてお互いの異なる考えを理解することを学ぶことができるということについても話しました。
TEDトークの例をいくつか見ました。まず、有名なJ-vloggerがYouTubeについて講演している映像をいくつか見ました。ステージ、照明、立ち方、プレゼンの仕方などについて話しました。次に、子供たちのTED Talksの映像を見て、彼らのプレゼンテーションの仕方に注目しました。中でも、「子どもは失敗から学ぶことが大切」「親は子どもの意見にもっと耳を傾けるべき」というテーマでTEDトークを行った女の子の話は、生徒たちの興味を引くものでした。その後、グループに分かれて、アフタースクールの生徒たちのTEDトークのアイデアを出し合いました。子どもたちには、自分たちが知っていること、他の人たちと共有できることをテーマにしてもらいました。例えば、彼らは日本で学校に通っています。世界中の誰もが日本の学校に通っているわけではありませんから、彼らは自分の経験を通してこの分野の専門家になるのです。

Week 2 - Heather
長い休みがありましたが、子どもたちはTEDトークに関連して覚えていることを考えることができました。TEDトークとは、「共有すること」「話すこと」「読むこと」「インタビューすること」「発表すること」「聞くこと」であることを共有しました。プレゼンしている人の話を聞くリスナーがいることを話しました。そして、トピックのリサーチには、リーディングとインタビューが使われることを話しました。
良いプレゼンテーションとは何かを考えるために、TEDトークを少し見ました。子どもたちは、「大きな口で話すこと」「手を動かすこと」「絵や写真を使うこと」が良いプレゼンにつながることを確認しました。そして、プレゼンテーションの良いアイデアとそうでないアイデアについて、しばらく話し合ってみました。全体的に、良いアイデアとは、3分から6分程度話せるもので、自分が知っていることや調べたことを共有できるものだと理解できたようです。
 

Week 3 - Dan
今日はどんなトピックを話したいのか、誰がどんなトピックを話すのか話し合いました。4人の生徒からなる新しいグループが作られました。そして、生徒たちに時間が与えられ、先生たちも手伝って、TEDトークで何を話すかを計画し、練習を始めました。プレゼンテーションの時間では、どのグループがうまくいったのか、どのグループがうまくいかなかったのかが明らかになりました。残りの2週間で生徒たちがどんな成長を見せてくれるか楽しみです。
 
Week 4 – Heather
今週、プレゼンテーション中に使用する(台本ではなく)明確なアウトラインを作成し、誰が何を話すかを決めました。そして生徒と個別に面談して、TEDトークのアウトラインを打ち込み、練習する予定です。
 
Week 5 – Heather
今週はまず、Reuse and Recycleグループがプレゼンテーションのランスルーを行い、仲間からのフィードバックを受けました。その後、彼らは自分たちのプレゼンテーションを修正しました。
その後、最後の4チームを2つのグループに分けました。お互いにプレゼンテーションの練習をしました。
 

Week 6: Presentation
プレゼンテーションでは、生徒たちは素晴らしい発表をしてくれました。多くの生徒が、自分のテーマについて自信を持って話していました。まだ、プレゼンテーションのスキルを磨くために努力している生徒もいますが、全体的には素晴らしい発表でした。
最初のグループは学校に関して発表したグループです。彼らのTEDトークは言いたいことをじっくり考えていたことがわかりました。
2番目のグループは、空手家のグループです。彼らはうまく協力して、練習したことを示しました。2人の女の子は全体的に自信をもって発表してくれました。
次は「Reuse and Recycle」グループです。自分たちのテーマに興味を持ち、リサイクル素材を利用すること、水を大切に使うこと、無駄遣いをしないことの重要性を理解していることを発表してくれました。
そのあとは「Learning Center」グループ。このグループは、プロジェクトの終盤になってテーマを変更しましたが、そのテーマについて自信を持っていました。彼らは自分の写真を喜んで共有し、できる限り流れに沿って行動しました。
最後のグループはMinecraftグループです。彼らは、テーマに関する知識を証明する良いプレゼンテーションを行うことができました。自分が興味を持った点を詳しく説明したり、友達が最終プレゼンテーションの前に、より詳細な台本を完成させるサポートをしてくれました。
 

 
生徒自身でテーマを考え、プレゼンを組み立て、練習し、資料を作成し、発表するというのはとても大変で難しかったです。それでも先生の助けを借りながら、グループで協力する姿、友達を助ける姿に成長を感じました。
「難しい」という経験も子どもたちにとって大切な時間です。お友達と協力することで達成できたり、繰り返し挑戦することで達成できたりという経験をこれからも子どもたちにしてほしいと思います。
 

著者プロフィール

末木オウヨン小枝  -  スクール・ディレクター  (日本)JAPAN

CGKインターナショナルスクールのスクール・ディレクター。
大学時代は、アメリカの大学へサッカー留学(4年間)し、全米で優勝の経験を持つ。
CGKプリスクール・CGKアフタースクールでの保育士とマネジメントの経験を経て、CGKインターナショナルスクール全体のディレクターへ。

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