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漢字教育 ~言葉を耳だけではなく、目でとらえる~

プリスクール 2017.10.09
CGKでは、インターナショナル・プリスクールではありつつも、日本語、そして、ひらがなだけではなく、漢字も教育プログラムに組み込んでいます。

ひらがなや漢字は読ませることを目的とせず「子供たちに興味をもってもらうため」に日付や名前などを書いて、子供たちに「見せる」ということを行っています。

漢字はそれ自体が意味、内容、形、音を持っているので、幼児にとってイメージをしやすいという考えもあります。

現在の年少クラスでは、日付、曜日、天気(晴、曇、雨、風、雪、雷など)、季節(春、夏、秋、冬)、その日の活動(本、歌、着替えなど)など、身近な漢字を取り入れています。
それらの漢字はまだ小学校1年生でも習わないくらい難しいものもありますが、子供たちは、興味を持っているということと、身近な漢字ということもあり、すぐに覚えてしまいます。

漢字教育漢字教育

こちらも子供たちが興味を持つことができるように、「曇、雪、雷」には雨という漢字が含まれていることや、「火曜日」の火という漢字が「秋」にも含まれていることなどを伝えて、新たな発見や驚きを感じられるようにしています。

最近、散歩先で年少のA君が、木の枝が落ちているのを見つけて、「先生!『木』って書いてある。」と教えてくれました。A君が教えてくれた通り、木の枝が上手く重なり合って「木」という漢字に見えたのです。街中や本の中で、同じ漢字を見つけてくれることは期待していましたが、まさか、枝の重なりを見て「木」の漢字の形をしていることに気が付いたことには驚きました!

漢字教育

その後は、「『本』っていう漢字作って」から始まり、一緒に木の枝を使って、カタカナなども作る遊びをしました。

漢字教育

このように、子供たちがレッスンで学んだことを生活の中で取り入れ、発展させている姿を見ると、教育の重要性と素晴しさを改めて感じます。

著者プロフィール

Reiko  -  プリスクール・副スクール長  (日本)JAPAN

CGKインターナショナルスクール2016年開校時からのオープニングメンバーであり、現プリスクール・副スクール長。保育士。
認可保育園での勤務後、ビクトリア(カナダ)へ海外留学。帰国後は、インターナショナル・プリスクールにて主任の経験も。大のディズニー好き。

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