親子遠足 ~野毛山動物園・野毛山公園~
5月29日、まぶしい日差しの中、コスモグローバルキッズで初めての親子行事として、野毛山動物園に親子遠足に行ってきました!
いつもと違う(「今日は園はお休みなのになんで先生たちがいるの?!」)状況に少し戸惑っていた子供たちも、動物園に入ると動物に夢中になり始めました。両親と話す時はもちろん日本語ですが、先生と話す時は英語としっかりと使い分けているところに子供たちの成長を感じました。子供たちにとってはまだどれが日本語でどれが英語かわからない言葉もあると思いますが、それを「教える」のではなく「自然と気づき使えるようになる」ことがコスモグローバルキッズのバイリンガル教育の目標でもあります。
動物園では動物の名前を知ることはもちろんですが、実際に動いている様子を見ることで子供は様々なことに気づきます。
鳥がくちばしで体を掻いている様子を不思議そうに見ているので「itchy(かゆい)」と教えると、その後も見つけるたびに「itchy」と言っていました。また他には、動物の檻を前にしながらも目の前に歩くアリに興味をもつ子も。しかし、そこでご両親が動物の方に目を向けさせるのではなく「そうだね、アリがいるね」と話す様子がとても素敵でした。
私たち大人は「こういう体験をしてもらいたい(見てもらいたい)」という思いから、子供たちに働きかけることがありますが、子供たちが必ずしも私たちが意図したことに興味をもってくれるとは限りません。子供が興味を持ったことについて共感したり、教えたり、一緒に考えたりすることが子供たちにとっての最高の教育方法なのかもしれません。
動物園でたくさんの動物を見たり、触れたりした後は、お弁当を食べに野毛山公園へ!日差しがとても強く暑い日でしたが、木陰は風が気持ちよくピクニックにはぴったりでした。
普段、あまり話す機会がないので、この親子遠足は保護者の方とたくさん話ができるとてもよい機会となりました。
子供たちは疲れ知らずでお弁当を食べた後は広場で元気にしゃぼん玉を追いかけ始めました。「One more time!」と飽きることなくしゃぼん玉を追いかけていました。その後は、保護者の方の出番!元気な子供たちをすべて引き受け全力で遊んでいただき、子供たちは大はしゃぎでした。自分のお子様だけでなく、他の子供たちにもたくさん話しかけてくださっていて、子供も保護者の方も、私たちスタッフも笑顔が溢れる遠足でした。
いつも園では自分のことを自分で行い、散歩時も自分の足でしっかり歩く子供たちが「抱っこ―!」と保護者に言っている姿はとてもかわいらしく、園では頑張っているのだなと感じました。保護者の方と過ごしている子供たちの表情はとても幸せそうで、みんなたくさんの愛情を受けているのがわかり、園で過ごす時も私たちスタッフも同じだけの愛情を注いて子供たちと過ごしていきたいと思います。