CGKプリスクールにサッカークラス誕生!
私が子どもの頃の一番の思い出は、友達と外で遊んでいた時間です。ジャケットを脱いでゴールポスト代わりにし、寒くなりすぎるか、暗くなりすぎるか、親に夕ご飯だと呼ばれるまで夢中で遊び続けました。夕食は急いで食べ、またすぐ外へ走って戻ったことをよく覚えています。
初めて手に入れたイングランド代表のユニフォームのことも今でもはっきり覚えています。着始めて間もない頃にケチャップを前面にこぼしてしまい、どうしても落ちなかったときは本当にショックでした。それでも私は、白い生地の真ん中に赤い大きなシミが残ったまま、そのシャツを誇らしく着続けました。放課後にはほぼ毎日、家の壁に向かってボールを蹴っていて、そのドンドンという音に母の我慢も限界に近づいていたこともありました。成長してより本格的にプレーするようになると、チームメイトとの絆や友情、終了間際の敗戦、勝利の喜びなど、本当にたくさんの経験をしました。
私がサッカーを始めたのは4歳頃です。とてもシンプルで、世界中のほとんど誰でも楽しめるスポーツだからこそ、世界で最も人気があるのも納得です(もちろん私がこのスポーツに大きな恩を感じているから、少しひいき目かもしれませんが)。サッカーを通して、自然と多くのことを学びました。スポーツマンシップ、チームワーク、コミュニケーション、責任感、信頼。そして何よりも、サッカーは自分を表現し、自信を育てるための大切な場でした。私はシャイな子どもでしたが、ボールを持って友達と走り回っているときは、自由で自信に満ちた気持ちになれました(今では、少し無理をすると関節が悲鳴をあげて、その自信も少し控えめになりますが!)。
私は、CGKのプリスクールの子供たちにも、サッカーのようなチームスポーツがもたらす喜びをぜひ体験してほしいと強く思いました。特にこの大切な幼少期にこそ、その機会を届けたいと考えています。そこで今回、MountainクラスとSkyクラス(4~6歳)を対象に、サッカークラスをスタートしました。
幼少期は探究と発見の時期です。私たちは、子供たちができるだけ多くのことに挑戦できる環境を整えたいと考えています。さまざまな体験を通して自分の情熱を見つけ、社会性や情緒面、そして身体的な発達を支える活動に夢中になってほしいのです。
私個人にとっても、このクラスの立ち上げは「原点に戻る」ような特別な意味があります。私は4歳からサッカーを続け、イギリスでは学校や地域、選抜チームでプレーしてきました。大学ではサッカーチームのサポートもしていました。以前日本で働いていた際には、幼稚園の4~6歳や、アフタースクールの6~11歳の子どもたちにサッカーを教えていました。CGKに来てからは、その時間がとても恋しく、心の中にぽっかり空いた“サッカーの形をした穴”を埋めるためにも、このクラスをぜひ実現させたいと願っていました。
クラスでは、チームワーク、サッカーの基礎技術、そしてさまざまなスポーツに応用できる身体能力の向上に取り組みます。しかし何より大切なのは、友達と一緒に体を動かし、楽しみ、自分らしさを表現する時間であることです。
2月には、記念すべき第1回目のクラスを開催しました。トーコントロールドリル、ドリブルやシュート練習、リアクションゲームなどに取り組んだ後、関内校で本格的なミニゲームを行いました。初回は大成功!その日一日中、子供たちは「今日はサッカーだよね?」とワクワクしており、実際のセッションでは笑顔や歓声、笑い声、そしてたくさんの汗があふれていました。今の私の“悩み”は、毎日のように「今日はサッカー?」と聞かれることです。子供たちの熱意は本当に素晴らしいですが、サッカーは毎週月曜日だけだということを、もう少ししたら覚えてくれるといいなと思っています。
これはまだ始まりに過ぎません。4月からの新年度に向けて、さらに発展させていく予定です。生徒対保護者の試合、生徒対先生の試合、他のインターナショナルスクールとの親善試合、CGKプリスクールサッカークラブでの遠征(ワールドカップ2026観戦も?)、そしてそのほかにもたくさんの計画があります。
私は、どんな形であれ、スポーツは誰にとっても人生の一部であるべきだと信じています。もちろんサッカーが全員に合うとは限りませんし、いつか「自分には合わない」と感じる子供が出てくるかもしれません。それはまったく問題ありません。ただ、一人でも多くの子供たちが挑戦してみてほしい。そして何より、その「まずやってみよう」という姿勢を、これからの人生のさまざまな新しい経験や挑戦にも持ち続けてほしいと願っています。
著者プロフィール
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Jake - プリスクール・IB PYP教師 (イギリス)
CGKインターナショナルスクール プリスクール・IB PYP教師。イギリス出身。
ニューカッスル大学(イギリス) 英語言語学・英文学 学士(優等学位)取得。
イギリスにてカレッジ英語科チューターおよび特別支援教育教師として勤務後、日本およびタイにてインターナショナル幼稚園の英語教師マネージャーを歴任。日本の小学生向けアフタースクールセンターでは校長を務めるなど、幼児から中学生まで幅広い教育現場での経験を持つ。
子供一人ひとりを深く理解し、信頼関係を基盤とした個別最適な学びの環境づくりを大切にしている。




