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Job training「科学者」~小さな科学者の実験~

プリスクール 2018.02.23
Jungle Class(3歳児クラス)の2月と3月のJob trainingのテーマは「科学者」です。
CGKでは、Job trainingとして毎月、一つの職業をテーマにして学んでいます。CGKではアクティブラーニングを積極的に取り入れた学習法を行っていますが、このJob trainingもその一つです。


今月の科学者のテーマは、「惑星」と「氷」です。
惑星については、英語で惑星の名前を覚えるとともに、それぞれの惑星の特徴を学んでいます。英語で惑星の特徴を学ぶ時には“hottest”“larger”などの比較級や最上級を使ったりと、科学の知識だけではなく、新しい英語の表現も学ぶことができています。
惑星

日本語の時間では、惑星の温度の比較や、地球の中身についてもプロジェクターを使用して学びました。

惑星 惑星


氷については、製氷機を使って、中にどんぐりなどの木の実や花を入れた氷を作り、外遊びの際にその氷で遊びました。クラスにある、自然についての絵本の「こおり」の中にあった、氷に10円玉をさす実験をしたり、子どもたちの「水の中に入れたら浮くのか見たい」と言う発言から、バケツに汲んだ水の中に氷を入れてみたりと、子どもたちは自分たちのやりたい実験を楽しんでいました。

他には、同じく絵本の「こおり」の中にあった、「過冷却」の実験をしました。
バケツに大量の氷と塩を入れた中に、水の入ったペットボトルを入れて、ゆっくりと冷やします。バケツの周りには白い霜が付き始め、子どもたちの期待も高まります。

氷(過冷却)の実験 氷(過冷却)の実験

そして、ついにペットボトルから注いだ水が氷になる様子を観察!



あれっ?ならない…。

注いだ水は水のままで、ペットボトル内の水の一部がすでに凍っていました。(ペットボトルを取り出す際に衝撃を与えてしまい、氷になってしまったようです。) 
「失敗だね。」と子どもに言われてしまいましたが、「先生、失敗しても大丈夫だよ」と励ましてくれる子もいました。成功したら、氷のタワー(注いだ水がタワーのように凍っていく)が見られる予定だったのですが失敗してしまったので、ペットボトルの中でできた氷を取り出して観察することにしました。取り出した氷は柔らかく、子どももたちは興味津々で氷に触れて、感触を楽しんでいました。


今回の実験は失敗してしまいましたが、たまにはこのような経験もよいのかとも思いました。
失敗したからこそ、その理由を考えたり、新しい発見があったり、次の成功へと繋げたりと、失敗も無駄な経験ではありません。
今回の失敗を活かして、もう一度挑戦したいと思います!

※過冷却とは、物質の相変化において、変化するべき温度以下でもその状態が変化しないでいる状態を指す。 たとえば液体が凝固点(転移点)を過ぎて冷却されても固体化せず、液体の状態を保持する現象。 水であれば摂氏零度以下でもなお凍結しない状態を指す。

引用元:過冷却 - Wikipedia

著者プロフィール

Reiko  -  プリスクール・スクール長  (日本)JAPAN

CGKインターナショナルスクール2016年開校時からのオープニングメンバーであり、現プリスクール長。保育士。
認可保育園での勤務後、ビクトリア(カナダ)へ海外留学。帰国後は、インターナショナル・プリスクールにて主任の経験も。大のディズニー好き。

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