食育 ~お芋掘り~
やきいもグーチーパーを歌ったり、お芋ほりのペープサートを見たりして、Jungle(年少)クラスさんの待ちに待ったお芋ほり。前日は雨だったので心配していましたが、当日は快晴でお芋ほり日和となりました!
園からバスで30分ほどの、毎年お世話になっている畑で、Mountain(年中)クラスが5月に植えたお芋を掘らせてもらいました。農家の方々にご挨拶をして、元気に写真を撮ってさっそくお芋ほり開始!園では「うんとこしょ、どっこいしょっておおきなかぶみたいに抜くんじゃない?」とお話していたJungleさんたちでしたが、いざ引っ張ってみてもなかなかお芋は抜けません。お芋の周りを先生や農家の方に掘ってもらったり、自分たちでも見様見真似で掘り起こし、たくさんのお芋が連なって出てきたときは大喜びでした。
大人の手も借りて、持ち帰ったお芋は段ボール4箱分!園に持ち帰り、午後のおやつに早速いただきました。少しずつ皮をむいて”It’s so yummy!” “It’s sweet!” と自分たちで掘ったお芋の味は格別だったようです。
午後の日本語の時間では、掘ってきたお芋を観察。「蔓がおひげみたいに生えてるね」「大きいお芋とちびちびお芋、細長いお芋もあるね」「洗ったらきれいな赤紫色だね!」「切ったら中身は黄色だね」。色々な発見をした後は、順番にお家に持って帰るお芋を自分たちで選びます。とにかく大きなお芋を選ぶ子や、小さなお芋を選ぶ子など、このような場面でも個性が垣間見えますね。
持ち帰るお芋を選んだあと、虫たちもお芋が好物で、もう土の中で虫に食われてしまったお芋があったこと、細すぎで食べられなそうなお芋があることを話しました。おやつで掘ったサツマイモを食べたばかりだったJungleさん。「甘くておいしかったものね」「虫さんもお芋食べたいよね」と納得したようでした。この食べられないお芋たちを切って、最後はお芋スタンプで遊びました。いろいろな大きさの丸形のスタンプで色々な絵の具を使って楽しいアートの時間となりました。“おいものおひげ”を触ってみたり、細いお芋をそーっと持ったり、お芋スタンプを通して実際に調理する前のお芋に触れる機会にもなったようです。
降園時、たくさんのお芋が入ったカバンを誇らしげに引きずる姿が可愛いJungleさんでした。土の匂いを嗅ぎながらお芋を掘って、掘りたてを食べて、アートを通して触って、五感を使ってサツマイモ三昧の一日でした!