CGKでは、若い学習者が自分自身や周囲の世界を理解するために、実際に体験する学びが重要だと考えています。最近、Jungleクラス(3歳児)は「私たちは誰なのか(Who We Are)」の探究の単元(UOI)の一環として、興味深い感覚の旅に出ました。この単元は自己認識と世界とのつながりに焦点を当てており、今回は体の仕組み、成長の過程、そして五感を探究しました。この理解を深めるために、私たちは食べ物の味見を通じた教育的で美味しい冒険を企画しました。
このアクティビティは、様々な食べ物を試し、それらを甘味、塩味、酸味、苦味の四つの主要な味に分類することで、子供たちが味覚を探究できるように設計されました。それぞれの生徒には、異なる食べ物の小さなサンプルと、識別された味に対応するチャートに貼るための色鮮やかなシールが渡されました。食べ物には、よく知られているものや新しいものが含まれていました。
子供たちはそれぞれの食べ物を試しながら、味覚を働かせ、観察力を使って味を特定しました。このアクティビティは単なる味見ではなく、生徒たちが味と自身の食べ物に対する経験との関連性を見出す機会となりました。色とりどりのシールを使うことで、楽しくインタラクティブな方法で考えを視覚的に整理することができました。
この感覚的なアクティビティは「私たちは誰なのか(Who We Are)」の探究の単元(UOI)にぴったりで、生徒たちが自分自身と周囲の世界とのつながりを理解するのに役立ちました。味覚を探ることで、生徒たちは五感の一つを実践的かつ記憶に残る形で学びました。また、このアクティビティは、成長のためにバランスの取れた食事がいかに重要であるかという、栄養に関する広範なディスカッションを補完するものでした。
さらに、味見のアクティビティは、以前の海洋とその生物に関する授業とも関連していました。私たちは、汚染が魚を含む海洋生物に与える影響について議論し、有害物質を摂取した可能性のある魚を食べることの影響を考えました。これにより、生徒たちは環境保護の重要性や、食の選択と地球の健康との関係について理解を深めました。
子供たちは新しい味を試し、クラスメートと感想を共有することに熱心に取り組みました。いくつかの食べ物には喜びの笑顔(そして驚いた表情も少し)で応えられましたが、全体的な経験は好奇心と興奮に満ちたものでした。生徒たちがお互いにサポートし合い、発見したことを熱心に話し合っている様子を見るのは素晴らしいことでした。
この楽しい探究は学んだ概念を強化し、感覚を使って学ぶ機会をさらに提供しました。このような感覚的なアクティビティを取り入れることで、生徒たちが世界や自分自身の感嘆・驚嘆を探究し、質問し、発見する豊かでダイナミックな学習環境を作り出すことを目指しています。
私たちは、UOIでのさらなる冒険を楽しみにしており、生徒たちが現実の世界での体験を通じて成長し、学び続ける姿を見られることに期待しています。
CGKインターナショナルスクールのプリスクール・教師。
イギリスと日本のバックグランドを持ち、15年以上にわたる教育経験を持つ彼女は、大阪の学童保育やアフタースクールで主任教師としても活躍し、現在は教育学の修士号を取得中。TEFL資格保有。
