スイカ割り~Watermelon Splitting~
日本の夏と言えば「スイカ割り」。今年もスクールでスイカ割りを行いました。
始めに全クラスで集まり、スイカ割りのクイズを交えながら、スイカの種類やどんな花が咲くのかなどを学びました。
スイカをひと玉購入する家庭も少ないかと思い、子供たちに約5キロのスイカを持つ体験もしてもらいました。「持てる!」と意気込んでスイカを抱えたものの、想像以上の重さにふらついている子もいました。それでも「全然重くない。」と必死にスイカを抱えている子供たちはとてもかわいらしかったです。
そして、いよいよスイカ割りの開始です。縦割りの異年齢のグループで行ったので、いつも一緒に過ごしているお友達とは違うお友達と協力してスイカ割りをしました。「あ~!違う違う!こっち!」と言葉だけでお友達をスイカまで誘導することはとても難しかったようでしたが、なんとかみんなでスイカを割ることができ、部屋中にいい香りがしました。
割ったスイカはおやつに食べたのですが、スイカが苦手で家では食べないという子も「おいしい!」と食べていました。きっとスイカ割りが楽しかったのと、お友達と一緒に食べることでおいしく感じたのでしょうね。
年長児の男の子のおやつ開始前の一言。
「今日は楽しいことがいっぱいだね♪」
どこかに出かけたわけでもなく、たった1時間くらいのスイカ割りとそのスイカがおやつに出てくることだけでも、子供たちにとってはとても特別感があるようです。
コロナの影響で行動が制限されることも多いですが、ほんの少しの「いつもと違うこと」だけでも、子供たちには“Special”に感じられます。
マイナス面だけに目を向けず、子供たちが楽しく毎日を過ごせるようにしていきたいです。
著者プロフィール
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Reiko - プリスクール・副スクール長 (日本)
CGKインターナショナルスクール2016年開校時からのオープニングメンバーであり、現プリスクール・副スクール長。保育士。
認可保育園での勤務後、ビクトリア(カナダ)へ海外留学。帰国後は、インターナショナル・プリスクールにて主任の経験も。大のディズニー好き。