CGK Times
Maximizing your opportunities for happiness
in an increasingly global world
March 2025
Contents
プリスクール
今年のCOLも無事終了!
これをもって、今年度の楽しく刺激的なスクールイヤーも締めくくりとなります。私たちは共に成長してきました。そして、CGKはこの成長が次にどこへ導いてくれるのかを楽しみにしています。今年度を素晴らしいものにしてくださった皆さんに心から感謝いたします。来年度がさらに大きく、より良いものになりますように。
CGKライブラリーアワード
関内校の素敵なライブラリアン、Jun先生とYuka先生が、図書室の本を100冊以上読んだ子供たちに特別賞を授与しました!CGKの子供たちは、自宅で読むためにCGKライブラリーの本を借りることができます。今回受賞した子供たちは、読書に対する素晴らしい努力と熱意、そして何よりも「読むことを楽しむ気持ち」を見せてくれました。読書好きな子供たち、本当におめでとうございます!
CGKスタッフアワード
子供たちの成長や成果を称えることはとても大切ですが、同じように、スタッフの成長や努力を認めることも大切です!今月のCGKアワードでは、MountainクラスとSkyクラスの子供たちが、自分たちで考えた部門ごとにCGKのスタッフをノミネートし、その後、投票で受賞者を決めました。スタッフの頑張りをしっかりと認めてくれたMountainクラスとSkyクラスのみんな、ありがとう!そして、いつも素晴らしい働きをしてくれているCGKスタッフの皆さん、本当にありがとう!みんな、本当にお疲れさま!WOO, WOO, WOO!
CGKアワード
ようこそ、世界的に有名で尊敬・崇拝されているCGKアワードへ!毎月、各クラスから国際バカロレアのIB学習者像の特性を発揮した子供たちを紹介したいと思います。これらは、私たちの子どもたちに持ってほしい、そして世界に広めてほしい特性です。それでは、3月のCGKアワードの受賞者を発表します。
Jungle(3歳児)
K. - 状況に応じて声の大きさを調整できる、思いやりのあるお友達としての姿、そしてどんな挑戦も受け入れるリスクテイカーとしての姿を見せてくれました。
L. - 自分の行動を振り返る姿勢を持ち、勇気をもって挑戦に取り組み、失敗から学ぶ真のリスクテイカーとしての姿が印象的でした。
今月の受賞者の皆さん、おめでとうございます。これからも素晴らしさを世界中に広め続けてください!
Sky (5歳児)
ビートを感じて!文化を超えたハートヘルスの旅
kyクラスでは、UOI「私たちは誰なのか(Who We Are)」の一環として、私たちの体がどのように働いているのかについて学んでいます。テーマは、体の仕組みを理解し、自分自身の健康のために良い選択をすること、そしてその選択が私たちの幸福にどう影響するのかを知ることに焦点を当てています。特に今回は「心臓」に注目し、その構造や働き、健康を保つための方法について学びました。このレッスンは子供たちの身体への興味を引き出すだけでなく、世界中の人々がどのように健康のための選択をしているのかという、文化についての面白い話題にもつながりました。
kまずは心臓そのものについて探求を始めました。子供たちは、心臓がこぶしほどの大きさの筋肉で、私たちの体全体に血液を送り続けるために休むことなく動いていることを知って、とても驚いていました。特に心臓には「部屋(心房と心室)」が4つあるという話にはワクワクし、人生の中で何十億回も鼓動を打つということに感動していました。
このレッスンをより楽しくするために、心臓の健康を保つためにどんな選択ができるかについて話し合いました。例えば、健康的な食事をとること、運動をすること、有害な習慣を避けることなどです。一方で、喫煙をしたり体を動かさなかったりといった「良くない選択」も取り上げ、それらが長期的に心臓にどのような影響を与えるかについても学びました。
私たちの探究活動の一環として、Skyクラスの子供たちは、COLパフォーマンスで取り上げた国々(エジプト、オーストラリア、ニュージーランド、日本、モロッコ)ごとにチームに分かれ、心臓の健康をテーマにしたマガジンを作成しました。各チームは、自分たちの国に関連づけて、心臓の健康に関する情報を調べ、1ページ分の誌面をデザインするという課題に取り組みました。
それぞれの生徒には、チームの中での役割がありました。心臓の仕組みやその重要性を解説する役割、心臓病の予防や治療に関する科学技術の進歩を調べる役割、心臓に良い食べ物や運動について紹介する役割、さらにはその国における心臓の象徴的な意味や文化的な考え方を調査する役割など、多様な視点で心臓と健康について深く学びました。この活動を通して、Skyクラスの子供たちは、健康やウェルネスに対する各国の多様なアプローチを知ることができました。
最終的に完成したマガジンは、子供たちの心臓に関する知識だけでなく、創造性とチームワークも感じられる素晴らしい仕上がりとなりました。情報のレイアウト、色や画像、デザイン、そして何よりも読みやすい字にまで気を配りながら、それぞれのページを丁寧に構成しました。アート的な表現と情報の整理をバランスよく組み合わせながら、一貫性のあるマガジンを作り上げた姿はとても印象的でした。
完成した作品をお互いに見せ合い、アイデアを交換しながら学び合う子供たちの姿も素敵でした。このような体験型の活動を通して、Skyクラスの子供たちは人間の身体についての理解を深めるだけでなく、世界とのつながり、そして多様な文化の健康に対する考え方を知る貴重な機会を得ることができました。まさに探究を実感できる、楽しく学びの多い時間となりました。
みんなでつくる特別な時間:お泊り会の思い出
2月28日 (金) から3月1日 (土) の一泊二日で、Skyクラスはお泊り会 (Sleepover Event) を行いました。この二日間、子どもたちの主体性が光る素晴らしい時間となり、CGKでの思い出が色濃く残るものとなりました。 お泊り会は、子どもたちが自分たちで買い物リストを作り、価格や食材を比べながら買い物をすることから始まりました。紙皿や紙コップなどの必要な数も友だちと相談しながら決め、夕食と朝食分をしっかりと考えながら購入しました。買い物を終えてCGKに戻ると、次はゲームの時間です!この活動も先生たちが決めるのではなく、子どもたちが自分たちでルールを決め、好きな遊びを組み合わせて新しいゲームを作り出していました。こうした活動を通して、子どもたちは積極的に意見を出し合い、主体的に活動に参加する姿が見られました。 あっという間に夕食の時間となり、子どもたちはそれぞれが好きな具材を選び、自由に自分だけのタコスを作って楽しみました。みんなで協力しながら準備や片付けをする姿がとても素晴らしく、互いに助け合う気持ちが育まれていることを感じました。その後、映画の時間 (Movie night) では、子どもたちが選んだ映画を楽しみ、自分の布団は自分で準備してから、リラックスした時間を過ごしました。 翌朝、子どもたちは早朝から元気に起き、朝食の準備も自分たちで進めました。バナナを切ったり、ゆで卵をむいたりするなど、自立心を見せてくれました。みんなで協力しながら朝の準備を進め、心地よい朝を迎えることができました。 お泊り会を通じて、自分のことを自分でやろうとするその姿勢に感心しました。小学校に進学するにあたり、この経験が自立心をさらに深めるきっかけとなることを期待しています。また、子どもたちは自分の意見をしっかりと表現し、このお泊り会を自分たちの力で作り上げようと積極的に活動に参加していました。お互いに助け合いながら、友だちの意見も尊重し、みんなで楽しい時間を共有することができたのは、子どもたちの主体的な関わりがあったからこそだと思います。
保護者の皆様、一年間、温かいご支援とご協力をいただき、誠にありがとうございました。子どもたちはさまざまな経験を通して自信を深め、多くの挑戦を楽しんできました。CGK最後の一年間、お子様一人一人の成長を間近で見守ることができ、本当に素晴らしい時間でした。これからの新たな冒険や成長がますます楽しみですね。
Mountain A and B
(4歳児)
思い出をありがとう!
保護者の皆さまへ
この1か月、Mountainクラスの子供たちはスクールプレイに向けての準備に取り組み、創造力、協働力、そして大きな成長を見せてくれました。その素晴らしい時間の中で、私たちがどのように特別な瞬間にたどり着いたのか、その過程を少しだけ皆さまにご紹介したいと思います。最終発表の出来栄えだけに注目するのではなく、その過程での学び、探究、そして一人ひとりの成長を称えたいと考えています。
発表会や卒園式は単なる「成果」ではなく、子供たちが歩んできた素晴らしい学びの旅路の集大成であり、祝福の場でした。私たちは、子供たちの努力や創造力、そして成長を心から誇りに思っています。この特別な時間を共に過ごしてくださった皆さまに、感謝の気持ちでいっぱいです。今回お届けする舞台裏の様子が、子供たちの学びに対する理解をより深めるきっかけとなれば幸いです。
そして、学年最後の1か月では、1年間のさまざまな活動を振り返り、その中で心に残ったものについて話し合ったり、生徒へのインタビューにも取り組んでいきます。その一部は、お子さまの最終レポートにも掲載されますので、ぜひ楽しみにお待ちください。
ずっと友達❤️
















素晴らしい1年の終わりにあたって、これまで一緒に過ごしてきたたくさんの素敵な思い出を、皆さんと一緒に振り返りたいと思います!初登園の日から今日まで、笑顔と学び、そして成長にあふれた1年間でした。
お子さまたちは、自信に満ちた好奇心いっぱいの存在へと大きく成長し、かけがえのない友情や思い出をたくさん築いてきました。お気に入りのおもちゃを分け合ったこと、アートプロジェクトで力を合わせたこと、遊びの時間に声援を送り合ったこと――そのひとつひとつが、特別で大切なつながりとなっています。この一年で子供たちが探究し、成長し、生涯にわたる友情の土台を築いていく姿を見ることができ、私たちも本当に幸せでした。
新しい学年に向けて、それぞれの冒険が始まりますが、今年育んだ思いやりや優しさは、子供たちの中にずっと残っていくことでしょう。これからの成長がますます楽しみですし、これまでの努力と成長を心から誇りに思っています。
今年、CGKのプリスクールファミリーの一員として支えてくださった保護者の皆さま、本当にありがとうございました。皆さまと一緒に歩んだこの1年は、私たちにとって忘れられないものとなりました。












上へ、前へ…
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こうしてまた1年が終わりを迎え、Mountain Bの皆さん、本当にたくさんの努力をありがとうございました。Mountainでの時間は一区切りとなりますが、旅はまだまだ続きます。次のステップはSkyクラス。この移行は、Mountainクラスの子供たちにとって少し不安に感じることもあるでしょう。そこでクラスでは「変化」について話し合い、「変化とは何か」「変化の良いところやちょっぴり怖いところ」「その気持ちにどう向き合うか」について考える時間を持ちました。
幸いなことに、Mountainクラスの子供たちはこの1年で社会的にも感情面でも大きく成長し、新しい環境へ向けた自分なりの素晴らしいアイデアや対処法をたくさん出してくれました。Mountainで日常的に取り組んできた呼吸法などのリラックス技法に加えて、Skyクラスで楽しみにしていること――新しい先生に会うこと、大きい子になること、新しい友達と出会うこと――など、前向きな気持ちで未来を見つめる様子が見られました。
COL(クラス発表)の前には、Skyでの目標についても考えました。「全部のお弁当を食べる」「リスクテイカーになる」「Skyクラスのお泊まり会に参加する」など、とても素敵な目標がたくさん挙がりました。また、Jungleクラスの子たちにとってはMountainがどんなところなのかを教えてあげる“お兄さん・お姉さん”の役割も果たし、関内校内を案内しながら質問に答えるなど、立派な姿を見せてくれました。
この1年で子供たちが吸収したこと、そして未来に向けてワクワクする姿を見ることができ、本当に素晴らしい時間でした。Mountainの皆さん、本当にありがとう!とても楽しい1年でした!












一年間ありがとうございました!
今年度も、子どもたちはさまざまな活動を通じて大きく成長しました。お友だちとの関わりやスクール生活の中で、思いやりや協力の大切さを学び、自己表現をする力を育て、探究心を持って積極的に質問をしたり、自分の考えを表現する姿がたくさん見られました。また、今年度の最後のユニットである『Who We Are/私たちは誰なのか』を通じて、3クラス合同で、障がいの有無に関わらず、すべての子どもたちが一緒に遊べることを目指したインクルーシブの公園へ遠足へ行って新しい経験をし、お友だちとさらに絆を深めることができました。
来年度はいよいよ年長児、Skyクラスとなります。Skyクラスになると、IBの学びをさらに深め、リーダーシップや責任感を育むとともに、より多くの探究活動に取り組みます。また、小学校への進級も意識できるよう、自分のことは自分でできるようになってもらいたいと考えています。
保護者の皆様におかれましては、日々のご協力と温かい支えをいただき、心より感謝申し上げます。お子様たちが安心して成長できる環境を一緒に作ってくださり、ありがとうございました。
Jungle
(3歳児)
どこまでも高く、そして未来へ!✨
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We started our year in style with a birthday party!
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Teachers were always there to comfort, support, play, teach and discipline all at the same time...
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Saying hello to a new friend.
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Saying hello to a new friend.
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あっという間に、2024-2025年度最後のCGK Timesをお届けする時期となりました。日本語でいうところの「お疲れ様でした」「ありがとうございました」という感謝の気持ちを、心から皆さまに伝えたいと思います。今年の素晴らしい旅路に、これ以上ないほど感謝しています。
Jungleクラスの子供たちが、ここまで大きく成長してくれたことを見届けることができ、本当に幸せでした。今年は新しい先生との出会いがあり、お別れもあり、新しいお友達を迎え入れたりと、たくさんの出来事がありました。そんな中でも子供たちは、柔軟さ、思いやり、そしてオープンな心で日々を過ごし、その姿をとても誇りに思っています。
多くの素晴らしい先生たちに支えられながら、子供たちは挑戦を受け入れ、友情を深め、探究心と自信を育んできました。「探究の種」はしっかりとまかれ、これからも学び続ける旅が始まります。
もうすぐ、彼らは私のかわいい“Junglese”ではなく、Mountainクラスの新しい仲間になります。でも、私は確信しています。子供たちはこれからも、あふれるエネルギーと学びへの情熱を持って、力強く羽ばたいていくことでしょう。学びという果てしない空へ、高く高く… Up, up, and away, Junglese!
この特別な1年を共に過ごしてくださった保護者の皆さま、先生方、そして子供たち、本当にありがとうございました。この旅の一員になれたことを心から光栄に思います。そして、これから子供たちが歩んでいく未来が、どんな素晴らしいものになるのか、今からとても楽しみです。
最後に、Jungleクラスでの冒険の始まりを写真で振り返る特集をご用意しました。初めは少し不安そうだったり、お家の方と離れるのが寂しくて泣いていたりした子供たちも、先生たちの優しいサポートと笑顔のおかげで、どんどん輝いていきました。懐かしい顔ぶれにも、ぜひご注目ください。
だいすき!ありがとう!Jungleさん!
先日のCOLでは、温かい声援をありがとうございました。大勢のお客様の前で少し緊張している姿も見られましたが、それでも自信を持って堂々と、そして何より楽しんで発表できた子どもたちに、大きな成長を感じることができました。
そして、寂しいものでJungleクラスで過ごす時間もあっという間に最後となりました。私が担任として加わったのは年度の途中からでしたが、子どもたちとご家族の皆様が温かく迎えてくださったおかげで、とても楽しく充実した日々を過ごすことができました。最初は自分のことで精一杯だった子どもたちも、今ではできることが増え、周りの友達や先生たちとの関わりを深め、協力して様々なことに取り組むことができるようになりました。
クラス全体を見ると、賑やかでいつも笑い声とエネルギーに満ち溢れていたのが印象的でした。最近では、楽しむだけでなく、「やる時はやる!」というメリハリをつけて行動することも少しずつできるようになっています。進級に対して不安もあるかと思いますが、強く、優しく、大きな成長を見せてくれたJungleクラスの子どもたちなら、きっと新しい環境でも自信を持って過ごしてくれることでしょう。
最後に、日頃よりご理解とご協力をいただきました保護者の皆様に、心より感謝申し上げます。大切なお子様の成長の一部に関わることができたことを大変嬉しく思うと共に、これからも子どもたちの成長を見守り続けることができれば幸いです。本当にありがとうございました!
Ocean A
(2歳児)
影と光のふしぎを探って
今月、Ocean Aクラスの子供たちはCOL(クラス発表)に向けた準備に熱心に取り組む一方で、「影と光」という興味深い世界にも大きな関心を寄せてきました。きっかけは、外遊びの時間中にふと出た「これなに?」というシンプルなひと言。そこから子供たちの想像力がかき立てられ、自己表現の新たな方法を見つける、ワクワクする探究の旅が始まりました。
この探究は、Ocean Aの子供たちが自分たちの影に気づいたことから始まりました。この小さな発見をきっかけに、「影ってどうできるの?」「光と影の関係は?」という問いが生まれ、子供たちは実際に体験しながら学びを深めていきました。シャドウ・ラーニングセンターを通して、子供たちはそれぞれのペースで試行錯誤し、様々な素材や物体を使って影がどうできるかを観察しました。影をつくる上で光がどんな役割を果たすかを実験しながら学んだのです。
また、影だけでなく、光そのものにも注目が広がりました。光が物を通り抜けることもあれば、跳ね返ったり、遮られたりすることもある――子供たちは、光がいろいろな素材とどのように関わるかを試しながら、新しい視点で世界を見つめ直す機会を得ました。これは、好奇心、創造力、問題解決力を育む貴重な体験となりました。
この影と光の探究を通して、Ocean Aの子供たちはIBの学習者像に見られる数々の姿を見せてくれました。問いを持ち、自ら答えを探した「探究する人(Inquirers)」としての姿。新しいアイデアや考え方を受け入れた「心を開く人(Open-minded)」。さまざまな可能性を考えた「思考する人(Thinkers)」。そして、学びの過程を大切にし、真剣に取り組む「信念をもって行動する人(Principled)」の姿もありました。
影と光を使った実験を通して、子供たちは楽しみながらも深く学び、自ら考え、チームで協力し、世界への理解を深めるという貴重な経験を重ねました。この探究活動は、今後の学びにもつながる好奇心の火種となり、子供たちの心に長く残るものになることでしょう。
Ocean AのCOL発表:成長と達成を祝うステージ
Ocean Aクラスの学びの旅が終わりを迎えるこの時期、私たちは子供たちがこれまで見せてくれた努力と成長を振り返りながら、誇りと喜びで胸がいっぱいです。その集大成となったのが、今回のCOL(クラス発表)でした。Ocean Aのすべての子供たちが重要な役割を果たし、完成したステージはまさに感動的なものとなりました。
舞台の上では、Ocean Aの子供たちがまばゆいほどに輝いていました。自信に満ちた姿、あふれるエネルギー、そして観客の前で演じることへのワクワクした気持ちが、会場いっぱいに広がりました。その笑顔、笑い声、生き生きとした表情の一つひとつが、子供たちが今この瞬間を心から楽しんでいることを物語っていました。これは単に努力の成果を見せる場ではなく、一人ひとりの成長、そしてクラス全体のチームとしての成長を祝う場でもありました。
舞台裏でも、その誇らしさと喜びは続いていました。発表を終えて舞台から戻ってきた子供たちは、満面の笑みでお互いに笑い合い、自分たちの達成に喜びを感じている様子がとても印象的でした。全員が達成感と仲間とのつながりを強く感じていたことが伝わってきました。教師として、子供たちがこの機会を勇気をもって受け入れ、互いに協力し合いながら取り組んだ姿を心から誇りに思います。
この旅を振り返ると、Ocean Aの子供たちがどれほど成長したかを改めて実感します。新学年が始まった頃と比べて、自立心、自信、そして仲間との協力する力が大きく育まれてきました。今回のパフォーマンスは、彼らの才能を見せる場であると同時に、これまでの学びと成長を映し出す鏡でもありました。そして、これは彼らの学びの旅の中の一つの通過点にすぎません。これからどんな素晴らしいことを成し遂げていくのか、今からとても楽しみです。
実験を通して学んだ新しい発見
今月、OceanAクラスではさまざまな実験あそびを通して、子どもたちが新しい発見と学びを深めました。
まずは、重曹と酢を使った実験あそびから始めました。子どもたちは、五感を使ってそれぞれの素材を調べ、匂いを嗅いで「甘い匂い!」と言う子もいれば、「くさい!」と顔をしかめる子もいました。また、匂いだけでなく、「触ってもいい?」「絵が描けるよ!」など触覚や視覚などを使い、素材の特徴を多角的に捉えることで、これから始まることへの興味や探求心がますます膨らんでいるようでした。その後、子どもたちは好きな色を選んで酢に混ぜ、色の変化や反応を観察しました。実験あそびを進めると、自分のアイデアを持ち、友達の色と混ぜてみたり、水の量を増やしてみるなど思いついたことを実践する姿も次々見られ、更に探究を深め、好奇心が芽生えている様子に驚きました。また、友達と発見を共有しながら協力する場面も多く見られました。これはIBの「協力する人」「コミュニケーションができる人」など、人物像の重要な要素を反映し、「思考スキル」や「リサーチスキル」の力を発揮している瞬間でした。
またライトと色を使った実験遊びでは、光がどのように影を作るのかを観察し、子どもたちは光の当て方や角度、さらに光を当てるものによって影の動きや色が変わることに遊びを通して気づきました。さらに、秤を使って物の重さを比べたり、大きさの異なる入れ物とカラーコインを使った実験あそびに真剣に取り組む子どもたちの姿もとても印象的でした。
Ocean Aクラスもいよいよ来月からは、それぞれの場所へ進級をすることになりますが、子どもたちはまたひとつお兄さん、お姉さんになることに期待で大きく胸を膨らませています。保護者の皆様のご理解ご協力のもと、1年間を無事に過ごすことができました。子どもたちと過ごしたこのOcean Aクラスでの一年間は私の宝物です。1年間ありがとうございました。そしてこれからも子どもたちの成長を一緒に見守らせていただけたら幸いです。
あっという間の一年。こんなにおおきくなったよ!
Ocean Aクラスの一年間も終わり、子どもたちが入学してきた頃が、まるでずっと前のように感じられますが、同時に、あっという間にこの一年が過ぎたという実感も強くあります。この一年間の間に、子どもたちは多くのことを学び、成長しました。ひとりひとりの成長が、日々の生活の中でしっかりと形になっていきました。
例えば、最初は自分で靴を履くことが難しかった子どもたちも、今では自分で靴を履けるようになり、毎朝自分の足元をしっかりと整える姿が見られるようになりました。また、トレーナーやスモックを自分で着脱できるようになり、着替えの時間もスムーズになりました。最初は手を貸していたお友達も、自分の力でできることが増えたことを嬉しそうに教えてくれます。長い距離を歩けるようになり、散歩では元気に歩き続ける姿が印象的でした。さらに、トイレでおしっこができるようになったり、生活ルーティンの中で次にすることを自分で覚えて行動するなどなど…子どもたちの成長をひとつひとつ実感することができました。
これらの成長の瞬間は、一緒に過ごす先生にとってもとても嬉しく、また力強いものとして感じています。そして、子どもたちが身につけたこれらのスキルは、どれも子どもたち自身の努力の結果であり、日々の生活の中でお友達と一緒に学んだこと、先生たちのサポートを受けながら成し遂げたことが大きな役割を果たしています。
最近では、子どもたちがリーダーとして先生のお手伝いをしたり、お友達同士で励まし合う姿も見られるようになりました。お友達が困っていると、すぐに声をかけて助ける姿は、少し前を思い返すと驚くほどの成長です。子どもたちがどんどん積極的にお手伝いをし、周りの人や物事にも関心を抱く様子は、仲間を大切にする心の成長を感じさせてくれます。
これからOcean Aクラスの子どもたちは、そしてJungleクラスとして、新たなステップを踏み出していきます。その成長がどんなものになるのか、どんな経験を積んでいくのか、私たちもとても楽しみにしています。これからの一年が、子どもたちにとって更に充実したものになるよう、私たちも引き続きしっかりサポートしていきます。
Ocean B
(2歳児)
成長・発見・学びにあふれた一年
この1年間、Ocean Bクラスの子供たちが歩んできた旅は、まさに驚くべきものでした。最初は、涙と不安に包まれながら教室に足を踏み入れた子供たちも、今では自信に満ち、学ぶことを心から楽しむ姿へと大きく成長しました。わずか1年の間に、学校生活のリズムに慣れただけでなく、これからも子供たちの中に残り続けるような大切な成長を遂げました。
感情と適応の旅
入園当初、Ocean Bの子供たちは、特に感情のコントロールに課題を抱える場面も多く見られました。毎朝、お父さんやお母さんとの別れに涙する子がたくさんいました。不安でいっぱいだった子供たちも、先生たちの優しいサポートと、クラスメートたちの温かな存在に支えられながら、少しずつ自分の感情と向き合い、受け入れ、コントロールする力を身につけていきました。「悲しいと感じることもOK」「頑張った自分を誇らしく思ってもいい」――そんな気持ちの変化が、子供たちを強く、たくましく育てていきました。
日々が過ぎるにつれて、教室での毎日のルーティンが、子供たちにとって安心と安定をもたらす大切な存在になっていきました。朝の挨拶を通して、先生や友達との関わりの大切さを学び、小さな「おはよう」の一言から、だんだんと意味のある会話へと成長していきました。教室は、子供たちが自分自身を表現し、友達をつくり、つながりを築くためのあたたかい場所になっていったのです。
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朝と午後のルーティン:安心感と安定を育む時間
Ocean Bクラスの子供たちは、日々のルーティンの中で大きく成長してきました。朝の活動では、挨拶、サークルタイム、そして教育的な要素を取り入れた屋外遊びなどが1日の土台となり、子供たちは自然と責任感やチームワークの心を育んでいきました。お互いに手を貸し合いながら教室に落ち着いて入り、これから始まる学びへの準備をするその姿には、日々の積み重ねの成果が見られました。
朝のルーティンが終わると、子供たちは新しいトピックへの探究に胸を躍らせ、探究的な学びを通して基本的な概念や新たな発見に触れていきました。こうした活動は、子供たちの好奇心を引き出し、自ら学びたいという気持ちを高める大切な時間となりました。
ランチタイムも、学校生活の中で欠かせない大切なひとときでした。一緒に食卓を囲むことで、子供たちは身体を養うだけでなく、社会性も育んでいきました。順番を守ること、助けを求めること、周囲に気を配ること――食事を通して、さまざまな大切なスキルを身につけていったのです。
また、ランチタイムは会話の時間でもあり、子供たちはお互いにその日あったことを話したり、笑い合ったりしながら関係性を深めていきました。そうした日々の積み重ねが、教室を「もうひとつの家庭」のように感じられる温かな空間へと育てていったのです。
Ocean Bクラスの午後の時間も、子供たちにとってとても大切なひとときでした。お昼寝でしっかりとエネルギーをチャージしたあとは、美味しいおやつが待っており、その後の活動に向けて元気を取り戻すことができました。休息から遊びへの移行はとてもスムーズで、子供たちは毎回ワクワクしながら活動に取り組んでいました。
午後の活動には、手先を使う微細運動や体を大きく動かす粗大運動、みんなで楽しむグループゲーム、身の回りの発見、新しいテーマの探究など、さまざまな内容が含まれていました。どの活動も、子供たちの能力や興味に応じて工夫されており、楽しみながら自然とスキルを伸ばせるように設計されていました。
これらの活動は、運動能力の向上だけでなく、社会性や感情面の成長にも大きく貢献しました。仲間と関わり合いながら取り組む中で、協力することや思いやり、自己表現の方法なども学んでいったのです。Ocean Bの午後は、学びと成長がぎゅっと詰まった、充実の時間でした。
身体的・社会的スキルの育成
この1年間、Ocean Bクラスの子供たちは、走ったり跳んだりといった屋外遊びから、より集中した手先の運動まで、さまざまな身体活動に積極的に取り組んできました。クレヨンをしっかりと持てるようになったり、ブロック遊びやクラフト制作に夢中になったりする中で、手や指の筋力や器用さが着実に育ち、自分のやりたいことをより丁寧に、正確に表現できるようになってきました。
身体面の成長と並んで、社会性の育成も大きなテーマのひとつでした。子供たちは、友達や先生との関わりの中で、「分け合う」「協力する」「話し合う」といった大切なスキルを学んでいきました。グループ活動、ごっこ遊び、チームでの取り組みを通して、チームワークや共感、そして衝突が起きたときの解決方法なども少しずつ身につけていきました。自分の気持ちや希望を自信をもって伝える力、そして他人の思いを理解する力が育まれたことで、教室の中には「みんなが安心して参加できる」あたたかい雰囲気が生まれていきました。
また、感情面の成長も、社会性や身体面と同じくらい大切にしてきました。子供たちは、「自分の気持ちに気づき、それをどう扱うか」を学びました。先生たちは、絵本の読み聞かせ、ごっこ遊び、リラックスのための呼吸法など、さまざまなアプローチを使って、子供たちが健やかに感情を表現できるようにサポートしてきました。
1年の終わりには、Ocean Bの子供たちは「困ったときも、友達や先生がそばにいる」と安心感をもちながら、どんな挑戦にも前向きに取り組める、たくましい姿を見せてくれるようになりました。
発見と成長に満ちた一年
Ocean Bクラスの毎日は、新しい発見の連続でした。感覚遊びや実験、そして遊びを通して世界を探究し、「学ぶことの楽しさ」「新しい友達と出会う喜び」「自分の力でやり遂げる誇らしさ」を知っていきました。この1年間で見せてくれた成長は、本当に驚くべきものでした。教室での最初の自立した一歩から始まり、コミュニケーション、身体の動きの調整、そして自己コントロールといった基本的なスキルを身につけ、全員が「自分で学ぶ力」「自分で考える力」を育んでいったのです。
未来に向かって:希望あふれる次のステージへ
1年の締めくくりを迎えた今、Ocean Bの子供たちの成長は、ひとりひとりの姿にしっかりと現れています。学校という新しい世界を、自信と楽しさ、そして好奇心をもって過ごすことができるようになりました。感情面・社会面・身体面すべてにおいて、その力が大きく育ち、次の挑戦に向けての準備は万全です。
Ocean Bのみんなの歩んできた旅を、私たちは心から誇りに思います。そして、この先の未来で彼らがどのように成長し続けていくのか、今からとても楽しみにしています。最初の涙にあふれたお別れから、最後の登園日まで――子供たちは、「成長すること」「変化に適応すること」「学びの冒険を楽しむこと」の意味を、私たちに全力で教えてくれました。
この一年は、勇気・発見・そして忘れられない思い出に満ちた、かけがえのない時間でした。
Jungleクラス進級に向けて ~トイレトレーニングの様子~
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トイレの歌に親しみ、トイレの使い方やトイレで排泄することの大切さを学んでいます。
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しっかり座ってトイレができるよ!
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お兄さんトイレも上手に使えるようになりました。
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トイレ順番を待ちながら、お友だちとの関りを楽しむ姿が沢山見られます。
Jungleクラスへの進級に向けて、Ocean Bの子どもたちは、トイレトレーニングに意欲的に取り組みました。すでに布パンツでの生活が安定しているお友だちをお手本に、クラス全体で励まし合いながら、一人ひとりが自分のペースでチャレンジしました。
遊びたい気持ちが強かったり、布パンツに慣れるまでに少し時間がかかっていたお友だちも、少しずつトイレに行くことが習慣となり、「やってみようかな」と前向きな気持ちで取り組む姿が見られるようになってきました。先生やお友だちと一緒に取り組むことでモチベーションが高まり、また、自分で好きな布パンツを選ぶことで意思表示をすることもでき、それも意欲に繋がっている様です。
多くのお友だちが徐々に「トイレに行きたい」と自分から伝えられるようになり、失敗してしまった時も「おしっこ出ちゃった」と自分で知らせてくれるようになりました。トイレが成功したときには「できた!」と満面の笑顔を見せてくれ、先生はもちろん、クラスのお友だちも一緒に喜び合う、あたたかな雰囲気が広がっています。
最近では、子どもたちの口から「もうJungleさんになるから、おむつはかないんだよ」や “I'm going to Jungle class. I don't pee in my underwear.” といった頼もしい言葉も聞かれます。先生たちが日々伝えていることをしっかりと受け止め、自分なりに理解し、目標に向かって進んでいく姿には感心させられます。
トイレトレーニングは、ただ身体的な成長を促すだけでなく、「どうするべきかな?」と考える力や、「できた!」という経験から自信を育む大切な過程でもあります。さらに、お友だちの頑張る姿に刺激を受け「自分もやってみよう!」と意欲を見せたり、成功したお友だちを「すごいね!」と褒める場面も見られ、子どもたち同士の関わりや思いやりも深まっています。
Jungleクラスに進級後も、一人ひとりのペースを大切にしながら子どもたちの「できた!」という気持ちをたくさん積み重ねていけるよう、見守り・支えていきたいと思います。
今日は楽しいひなまつり♪
3月3日は「ひなまつり」でした。ひなまつりとは何の日?何をして何を食べるの?とたくさんの疑問がある子どもたち。Ocean Bクラスではまず、ひなまつりの「食べ物」について焦点を当てて学ぶことにしました。以前から色んな日本の行事食について学んでいたこどもたちに、「ひなまつりにも鏡餅を食べるかな?それとも、鬼さんに投げた豆を食べるかな?」と聞いてみると「ちがーう!」と元気に答えてくれ、よく知識が身に付いていることが分かりました!ひなまつりにはひなあられやちらし寿司を食べることを新たに学び、それらに関する製作やあそび通して親しみを深めました。
また後日、馬車道キャンパスの子どもたち全員で集まり、ひなまつりレッスンも開催しました。そのレッスンではもう少し詳しくひなまつりの由来や、雛人形についてのお話もあり、クイズや実際の雛人形を見ることを通して楽しく学びました。特に初めて見る雛人形には興味津々で、じっと見入っていたこどもたちです。
一年を通して日本の行事をたくさん学んだ子どもたち。また来年も同じ行事が訪れた時に、今年度Ocean Bクラスで学んだことや遊んだことを少しでも思い出してくれると嬉しいです。
また保護者の皆様、一年間たくさんのご理解とご協力をいただき、どうもありがとうございました。至らない点もたくさんあったと思いますが、Ocean B Teachersの一員としてこどもたちとお預かりさせていただいたことをとても誇りに思います。I love you all, Ocean B friends!
来年度もどうぞよろしくお願いいたします。
初等部
MYP(ミドル・イヤーズ・プログラム)のご紹介
中等教育は、生徒の学びの旅において極めて重要な時期です。この時期にこそ、生徒たちは自らのアイデンティティを形成し始め、新しい興味関心を探りながら、将来の学びやキャリアの土台を築いていきます。国際バカロレア(IB)のミドル・イヤーズ・プログラム(MYP)は、このプロセスを支えるために設計された、全人的かつ生徒中心の教育プログラムです。そして私たちは、このMYPを導入する旅をいよいよスタートさせることとなりました。今後、当校の中等部は、MYP候補校としての歩みを進めてまいります。*
MYPは11歳から16歳の生徒を対象とし、PYP(プライマリー・イヤーズ・プログラム)とDP(ディプロマ・プログラム)またはCP(キャリア関連プログラム)をつなぐ架け橋のような役割を果たします。このプログラムは、批判的思考、異文化理解、そしてグローバルな視点を育みながら、学びを実社会の課題と結びつけることを大切にしています。
MYPのカリキュラムは、以下の8つの教科グループで構成されています:
1. 言語と文学
2. 言語習得
3. 個人と社会
4. 理科
5. 数学
6. 芸術
7. 保健体育
8. デザイン
さらに、MYPの最終学年では、生徒一人ひとりが「パーソナル・プロジェクト」に取り組みます。これは、自分自身が関心のあるテーマについて深く探究し、自らの学びを形にする活動です。昨年度、当校で初めて実施されたG5のエキシビションでは、生徒たちの興味が実際の行動につながり、社会や自分自身に影響を与えるような成果が見られました。
また、8年生では「コミュニティ・プロジェクト」に取り組みます。小グループで協力し、地域社会のニーズを見つけ出し、実際にそのニーズに応える活動を通して、学びを行動へとつなげていきます。IB教育の本質は「知識を得る」ことだけではなく、「学んだことを実行に移すこと」です。このプロジェクトは、DPにおけるCAS(Creativity, Activity, Service)の先駆けとしても重要な経験となります。
MYPの大きな特長のひとつは、「探究を基盤とした学び」と「教科横断的なつながり」にあります。生徒は、個別の教科を越えて、異なる知識分野を結びつけながら考えることを促されます。これにより、問題解決能力や学びへの好奇心が育まれ、生涯にわたる学習の基盤が築かれます。これは決して教科知識を犠牲にするものではなく、より深い学びを生むための複雑性と文脈を加えるものです。
また、IB学習者像(Learner Profile)や、学習のアプローチ(ATL=Approaches to Learning)も、PYPから一貫して育まれ、MYPでも継続して深められていきます。
MYPでは、生徒が幅広い教科や活動に参加しながら、学問的な分野だけでなく、創造的な取り組みや実践的なスキルにも触れることができます。それにより、自分自身の強みや関心をより明確に理解できるようになります。環境科学、プログラミング、文学、芸術、国際政治など、どの分野に情熱を見出しても、その興味を深め、発展させていくための機会とツールがMYPには備わっています。
*国際バカロレア機構に認定された学校のみが、PYP、MYP、DP、またはCPのいずれかのプログラムを正式に提供することができます。候補校のステータスは、必ずしも認定が保証されるものではありません。IBやそのプログラムの詳細については、www.ibo.orgをご覧ください。
アフタースクール
オリジナルポケモンカードゲームをつくろう! – 1年生の挑戦
CGKのアフタースクールでは、子供たちの創造力を育むため、実際に手を動かして取り組む「生徒主導型プロジェクト」に力を入れています。1年生の子供たちは、今年度最後のプロジェクトとして、なんと自分たちだけの「ポケモン風トレーディングカードゲーム」の制作に挑戦しました!アイデア出しから完成品の制作まで、子供たちは力を合わせ、オリジナルのポケモンやユニークなカードデザイン、公平で楽しい対戦バランスを持つ“本当に遊べる”カードゲームをつくりあげました。
プロジェクトはまず、既存のトレーディングカードゲームのリサーチからスタート。子供たちは実際のカードを観察し、レイアウトやパワーバランス、デザインの特徴を学びました。その後、それぞれがオリジナルポケモンを考案し、体力(HP)や攻撃力(Attack)などを設定。バトルが楽しく、かつ公平になるよう工夫しました。さらに、ゲームに奥行きをもたせるため、「フルアート」などのレアカードも導入。ディスカッションや投票を重ねながら、アイデアを練り上げていきました。
デザインが決まったら、いよいよ制作へ。子供たちはカードのイラストを描き、丁寧に切って、貼って、ラミネート加工をし、パックにまとめるまで、すべての工程を自分たちで担当しました。一人ひとりが役割を担いながら、助け合い、夢中で制作に取り組む姿はとても頼もしく、創造力とチームワークが存分に発揮されていました。
完成したカードは、保護者を招いた「ライブポケモンカードイベント」でお披露目!子供たちは「CGKドル」を2枚受け取り、保護者と一緒にパックを開封。その後は、レアカードを求めて交換や売買を楽しんだり、欲しいカードを狙ってお金を貯めたりと、戦略的に取引に参加していました。親子そろって夢中になれるこのマーケットは、まさに“リアルポケモンワールド”のような熱気に包まれました。
このプロジェクトは、ただカードを作るだけではなく、創造力、協働力、そして基本的な経済の仕組みまで学べる貴重な機会となりました。自分たちで考え、作り、遊ぶという一連のプロセスを通して、子供たちは多くのことを学び、大きな達成感を味わうことができました。
彼らが次にどんな作品を生み出すのか、今からとても楽しみです!
CGKからのお知らせ
HP更新情報
【CGK × Primo】子どもたちに本物の体験を!イタリアンレストランでキッチン見学とフルコース料理を
[PS] Celebration of Learning 2025
◆現在参加者募集中の留学プログラム◆
.海外からの短期留学生受け入れ ~ホストファミリー募集~
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CGKでは海外からの留学生を積極的に受け入れ、多文化共生を推進していきます。異なる文化や環境で育った生徒たちが交流し、助け合うことで、クラス全体に豊かな多様性がもたらされます。この多様な環境は、生徒一人ひとりに異なる視点を学び、相互理解を深める貴重な機会を提供します。
CGKは、この多様性が教育的な成果を高めると信じています。異なる背景を持つ生徒たちが共に学び、協力することで、グローバルな視野を持つリーダーとして成長することが期待されます。さらに、多様な意見や価値観に触れることで、寛容さや共感力も育まれます。
短期留学生受け入れの環境を整えるため、ホストファミリーを募集しています。CGKファミリーの方でホストファミリー登録にご興味のある方は、OfficeのMayuまでご連絡ください(Toddle可)。
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