CGK Times
Maximizing your opportunities for happiness
in an increasingly global world
May 2025
Contents
プリスクール
天気に耳を傾けて
今年のパークデーでは、複数回の延期となり、皆様にはご理解とご協力をいただきありがとうございました。日本の梅雨入り前後に加えて、夏の到来、さらには気候変動の影響もあり、天候の予測がこれまで以上に難しくなっています。
この機会に、CGKが異常気象時にどのように対応するかを、改めて皆様にお伝えいたします。CGKでは、日本気象庁から発表される警報や注意報に基づいて判断を行っています。これには、スクールバスの運行可否や、スクールの安全な開校が可能かどうかといった判断も含まれます。こうした状況は極めてまれではありますが、万が一の際に備えてご認識いただければと思います。詳しくは、プリスクールのハンドブックをご参照ください。
なお、今回のパークデーの延期と同様に、CGKからの連絡はToddle、LINE、連絡アプリを通じて発信しております。大切なお知らせをお届けしておりますので、どうぞご確認をお願いいたします。
CGKアワード
ようこそ、世界的に有名で尊敬・崇拝されているCGKアワードへ!毎月、各クラスから国際バカロレアのIB学習者像の特性を発揮した子供たちを紹介したいと思います。これらは、私たちの子どもたちに持ってほしい、そして世界に広めてほしい特性です。それでは、5月のCGKアワードの受賞者を発表します。
Jungle A (3歳児)
M.:素晴らしいコミュニケーターとして、先生やお友だちとの会話で英語を一生懸命使おうと努力している姿が印象的でした。
T.:常に友達や先生を助ける、思いやりと誠実さを持った行動が素晴らしかったです。
Jungle B (3歳児)
E.:遊びの時間、英語の時間、そして一日を通して、たくさんの英語を使っていました。
K.:自分の気持ちを先生に伝えられ、自分の持ち物の管理もしっかりできています。
Y.:クラスメイトを気遣い、いつも正しいことをしようと一生懸命取り組む姿が見られました。
Mountain (4歳児)
R.:常に英語、しかも文で話すことを意識している素晴らしいコミュニケーターであり、Mountainクラスの頼れるリーダーでもあります。
Y.:「次はがんばる!」という前向きな姿勢で、悔しい気持ちにもうまく向き合いながら、バランスの取れた成長を見せてくれました。
Sky A (5歳児)
G.:みんなの気持ちを考えて、良い友達になろうと努力する、思いやりのある姿勢が光っていました。
R.:英語と日本語のどちらでも自分の考えを積極的に手を挙げて発表する、優れたコミュニケーターです。先生や友達の話にもいつも耳を傾けています。
Sky B (5歳児)
L.:まだ怖さがある中でも、勇気を出して水泳に挑戦しようとする姿がとても立派でした。
R.:自分のものでなくてもお片付けを手伝い、友達をとても思いやりのある方法で助ける、優しさにあふれた行動が素晴らしかったです。
Sky A&B (5歳児)
Sky Aクラス:文化的な表現を探究しよう
探究サイクルを活用して世界を学ぶ
今月、Sky Aクラスでは「私たちはどのように自分を表現するのか(How We Express Ourselves)」という探究の単元(UOI)を引き続き深めてきました。Skyクラスの子供たちは、思っていること、感じていること、考えを言葉にして表現することを少しずつ学んでいる最中であり、それは時に複雑で難しいことでもあります。この単元では、子供たちが自信を持って自分を表現できるようになることを目指し、セントラルアイディアとして「人々はさまざまな手段を使って自己表現をしている」というテーマを掲げました。
探究サイクルの最初のステップである “Tuning In(知っていることの確認・関心を高める)” では、「表現とは何か?」「視点とは?」「どんな手段があるの?」といったテーマで話し合いをしたり、活動を通して子供たちの理解を深めていきました。レッスンを重ねる中で、絵を描く、踊る、演じるなど、さまざまな表現の方法について学びました。
さらに、グローバルな視点を育むことを大切にしながら、文化によって芸術表現の形が異なることも学びました。たとえば、ブラジルのカポエイラと日本の盆踊りの違いを比較するなど、文化的背景による視点の違いを探究していきました。子供たちはこの活動を通じてさらに多くの疑問を持ち、探究が深まっていきました(Finding Out)。
さまざまな国の表現方法を学んだ後は、学んだことを整理する(Sorting Out)ために「クラス文化地図」を作成しました。大きな世界地図を使って、これまでに学んだ国々に旗を立て、その国で学んだ表現方法の写真も貼っていきました。この活動は、子供たちが何に興味を持っているかを知る良い機会になり、さらに自分たちの「知りたい!」という気持ちを見つけるきっかけにもなりました。
探究をベースにしたこのアプローチを通じて、Sky Aの子供たちは国際的な表現のかたちや芸術的手段への理解を深めることができています。今後もこの単元を続けながら、子供たちの好奇心が新たな学びへとつながっていくことでしょう。
表現のひびき:Sky Bとともに、アート・音・動きから文化とパターンを探る
「私たちはどのように自分を表現するのか(How We Express Ourselves)」というUOI(探究の単元)も、いよいよ2か月目に入りました。Sky Bクラスの子供たちは、人がさまざまな手段を通じてどのように気持ちや考えを伝えるのかについて、理解を深め、広げてきています。今月は、「パターン(Pattern)」に焦点を当て、美術や音楽の中だけでなく、文化的伝統や感情表現の中にも存在する“かたち”として探究を進めました。
以前学んだコンセプトをもとに、子供たちはさらに深い質問を投げかけるようになってきました。
「パターンにはどんな意味があるの?」
「動きもパターンになるの?」
「音って、物語を語れるの?」
こうした問いから、「表現とは、自分だけのものでありながら、他者と共有できるものでもある」という気づきへとつながっていきました。静けさや繰り返しの中にさえも、力強いメッセージが込められているということを学びました。私たちの話し合いは、ガーナのケンテ布の左右対称の模様や、言葉を使わずに感情を伝える踊りなどの文化的な例を通じて、さらに深まりました。
この段階では、探究を通じて「内省」と「好奇心」が育まれ、次のクリエイティブな挑戦への土台ができました。
パターンを実践へ:探究から創造へとつなげる表現活動
探究心が高まる中、Sky Bの子供たちは「問いかけ」から「創造」へと活動を進めていきました。学んだパターンにインスパイアされ、自分たちで視覚的なモチーフをデザイン。それらを切ったり重ねたりしながら、コラージュ作品として仕上げ、「気持ち」「場所」「アイデア」といった抽象的なテーマを視覚的に表現しました。
さらに、音のリズムにも挑戦。身近な素材を使って音をつくり、繰り返しや対比を通して、シンプルな音が豊かな表現へと変わっていくことを体験しました。このような遊び心にあふれた実践的な活動を通して、視覚的なリズム、音楽的なリズム、身体の動きの間に共通点を見出し、「あらゆる表現は、物語を伝えるために一緒に働くことができる」という理解へとつながっていきました。
これらの創造的な探究活動を通じて、子供たちは表現の“ツールキット”を豊かにし、人間が世界中で「パターン」を通じてつながり、伝え、創造してきたことへの理解をさらに深めています。
雑草からはじまる、おいも畑のものがたり
先日、Sky Aクラス・Sky Bクラスで協力して、さつまいもの苗植えを行いました。
まず子どもたちは、耕される前の畑に入り、たくさんの雑草や自生の草花を発見!「これ、なんのお花?」「この草、ふわふわしてる!」と興味津々。野菜の成長を妨げてしまう草もあることを知り、みんなで力を合わせて草取りから始めました。
作業の途中には、普段の公園遊びではなかなか出会えない虫たちにも遭遇!特にテントウムシを見つけたときは、「いたー!」「かわいい~!」と大興奮。ありのままの自然に近い畑の環境の中で、探索あそびを楽しむ姿がとても印象的でした。
草取りを終えると、地面の土がしっかりと見えるようになり、その後は機械で土をさらに耕してもらいました。柔らかくなった土はふかふかで、子どもたちは少し歩きづらそうにしながらも、わくわくした表情で苗植えに挑戦しました。
ビニールシートが敷かれた畝の上に、いよいよさつまいもの苗を植えていきます。農家の藤又さんから苗を植えるコツを教えてもらいながら、用意していただいた苗を次々と丁寧に手に取り、土に優しく差し込むようにして植えていく姿は、とても頼もしかったです。
今後のさつまいもの成長がますます楽しみですね。収穫の時期には、子どもたちと一緒に「どれだけ大きくなったかな?」と喜びを分かち合える日を楽しみにしています。
Mountain
(4歳児)
新しい友達ができたよ!
今月、Mountainクラスの子供たちは、新しいキャンパスでの生活にぐんぐん適応し、より大きな責任を受け入れる姿勢も育ってきています。学びの時間も遊びの時間も、のびのびと楽しむようになり、クラス内ではしっかりとした、意味のある友情もたくさん築かれています。
「私たちは誰なのか(Who We Are)」の探究の単元を通じて、引き続きソーシャル・エモーショナル・ラーニングに取り組んできました。中でもここ数週間は、「他者との関わり」に焦点を当てています。特に印象的だったのは、Skyクラスとの交流を通じた遊びの経験です。年齢を越えてお互いに声をかけたり、思いやりを持って関わったりする中で、優しさとコミュニケーションの力が自然と育まれ、素晴らしい新しいつながりが生まれました。そしてその交流は、なんと「4年生」とのコラボレーションへと発展しています!
Mountainクラスと4年生のお兄さん・お姉さんたちは一緒に、リサイクルされたペットボトルを使って「友情の花」を制作しました。完成したお花は、近々教室を彩る予定で、チームワーク、創造性、そして友情の象徴となります。このプロジェクトでは、「協力すること」「助けを申し出ること」「助けを求めること」の大切さを、年上のロールモデルと一緒に学ぶことができました。
もちろん、子供たちの成長のスピードはそれぞれですが、「分け合うこと」「思いやること」「自分の気持ちを伝えること」のような大切なコンセプトに、Mountainクラスのみんなが真剣に向き合っている姿に私はとても感動しています。こうした日々の関わり合いの中で、私たちは一人ひとりとして、そして思いやりあるクラスコミュニティの一員として、これからも大きく成長していきます。
どんなときに、どんなきもちになるかな?
現在Mountainクラスで行っているUOI『Who we are』の日本語のクラスでは、自分たちの感情について学んでいます。
うれしい、だいすき、かなしい、こわい、イライラ、不安、疲れなど、色んな感情について学んだ後、どんな時にそういった感情になるかを話し合いました。
「ママがだいすきって言ってくれたらうれしくなるの」「知らない人に手を振られて不安な気持ちになった」「ダンスクラスでたくさんの動きをおぼえたら、疲れちゃった」「地震の時、怖かった」「注射のときはドキドキするよ」とみんながそれぞれのグループで選んだ感情についてたくさん教えてくれました。
人それぞれ、感じる気持ちやそのきっかけは違うことを、みんなで話し合いながら少しずつ学んでいるMountainさんたち。
これからも、自分やお友だちの気持ちに気づき、大切にできるような時間を重ねていきたいと思います。
Jungle A
(3歳児)
私たちはつながっている
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Jungle Aクラスの子供たちは、今とても大切なことに取り組んでいます——それは、新しい友達との友情を育み、先生たちとの信頼関係を築くことです。新しい環境に少しずつ慣れていく中で、「コミュニティの一員である」ということへの理解も深まりつつあります。
毎朝の自由遊びの時間には、子供たちの笑顔と共に一日がスタートします。仲良しのお友だちに「おはよう!」と声をかけあったり、同じおもちゃで遊んだり、笑い合ったり、おしゃべりを楽しんだりする中で、友情が少しずつ広がっていきます。
一日の中で、こうしたつながりはさらに深まっていきます。外遊びの時間には、どの公園に行くかを自分たちで話し合って決めることもあります。こうした経験は、子供たちにとって「自分の意見が大切にされている」と感じる、貴重な学びの機会です。広い公園を走り回ったり、自然の中で「宝物」を集めたり、ごっこ遊びをしたり——こうした冒険の中で、子供たちは協力し、かかわり合い、共に遊ぶ楽しさを実感しています。
教室に戻ってからのランチや午後のアクティビティでも、順番を守ったり、お互いに助け合ったりといった関わりの中で、楽しみながら思いやりや協力の心を育んでいます。
遊び、探究し、学びをともにする中で、Jungle Aの子供たちはスキル以上のものを身につけています。それは、家族の外でも信頼できる関係を築き、自分が「ここにいる意味」「誰かと共にいることの大切さ」「ともに成長することの喜び」を学んでいるということです。
子供たちが経験するひとつひとつの“つながり”の瞬間が、これからの学びを支える心と社会性のしっかりとした土台になっていくのです。
「家族」ってなんだろう?
CGKのファミリーウィークでは、子どもたちと一緒に「家族ってなんだろう?」というテーマで活動を行いました。馴染みのあるPeppa PigやBlueyのイラスト、そして先生たちの家族写真を見ながら、「この人たちは、お友だち?それとも家族?」と問いかけると、「家族!」と元気に答える子どもたち。自分たちの家族についても思い浮かべながら、家族をテーマにしたお絵かきや塗り絵に取り組むことで、「家族」という存在への理解をさらに深めていきました。
また、こどもたちが楽しみにしているPark Dayに向けて、大好きな家族に“ありがとう”の気持ちを込めたプレゼントづくりもスタートしました。「家族」に関するスライドショーを見返しながら、「今みんなの家族は何をしているかな?」と問いかけてみると、「お仕事してる!」「お料理してるよ!」と、静かに考えながらも、家族の日常を思い浮かべて話してくれた子どもたち。日頃の感謝の気持ちを言葉にすることの大切さにも触れながら、プレゼントの仕上げにも意欲的に取り組んでいました。
家族について考えることを通して、自分自身も家族の一員であることに気付くことができました。これからはより幅広い”Relationship”について考え、理解を深めていきたいと思います。
Jungle B
(3歳児)
Jungle Bクラスへようこそ!
Outdoor Time Gallery - Making time to get in some sunshine!
Outdoor Time Gallery - Making time to get in some sunshine!
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Outdoor Time Gallery - Making time to get in some sunshine!
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Indoor Play! The children are always playing, laughing and learning from each other!
Indoor Play! The children are always playing, laughing and learning from each other!
Indoor Play! The children are always playing, laughing and learning from each other!
Indoor Play! The children are always playing, laughing and learning from each other!
Indoor Play! The children are always playing, laughing and learning from each other!
Indoor Play! The children are always playing, laughing and learning from each other!
Indoor Play! The children are always playing, laughing and learning from each other!
We started PE lessons this month! Healthy minds exist in healthy bodies!
We started PE lessons this month! Healthy minds exist in healthy bodies!
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We started PE lessons this month! Healthy minds exist in healthy bodies!
We started PE lessons this month! Healthy minds exist in healthy bodies!
We started PE lessons this month! Healthy minds exist in healthy bodies!
We started PE lessons this month! Healthy minds exist in healthy bodies!
新年度が始まったのがまるで昨日のことのように感じられますが、Jungle Bクラスがスタートしてからもう2か月が経ちました!子供たちの多くはすっかり新しいルーティンにも慣れ、毎朝キラキラした目で元気いっぱいに登園してくれています。
とはいえ、ご家庭では毎朝の準備にとても気を使われていることと思います。子供たちがしっかりと睡眠をとり、朝ごはんを食べてから登園できるようにすること。先生からの連絡に目を通し、替えの服を準備すること。これを毎日続けるのは簡単なことではありません。本当にありがとうございます!皆様のサポートのおかげで、私たちは園で子供たちにしっかりと向き合い、安心して過ごせるようにサポートすることができています。
そして、皆様のご協力があるからこそ、子供たちは毎日元気に登園し、新しいチャレンジに前向きに取り組むことができているのです!
保護者の皆様、いつも本当にありがとうございます!
わたしの大好きな家族♡
ゴールデンウィーク明けも、CGKでのルーティンがしっかりと身についていたようで、Jungleクラスのお友だちの多くがスムーズにスクールの生活に戻ることができました。少しずつ自己を表現できるようになり、お友だちとの関わりも増えてきました。それでもやっぱり一番大好きなのは「家族」のようで、時折ご家族を恋しがる姿も見られました。
5月は「Family Week(家族ウィーク)」ということで、“家族ってなんだろう?”というテーマのもと、さまざまな活動を行いました。はじめは「家族とは?」という問いかけにピンときていない様子もありましたが、みんなの家族写真を見せると目を輝かせながら「これはパパ!ママ!」「私の〇〇!」などと嬉しそうに話してくれ、最高の笑顔を見せてくれました。子どもたちのリクエストで実施したShow & Tellでは、恥ずかしがる姿も見られましたが、全員が笑顔で自信を持って発表することができ、私たちもとても嬉しい気持ちになりました。また、自分の家族だけでなく、お友だちの家族にも興味を持ち、「わたしも兄弟姉妹がいる!」「赤ちゃんがいるの一緒だね!」などと、共通点を見つけて仲を深める姿も見られ、たくさんの気づきや発見があったようです。
その後の粘土やお絵描きの活動では、「これはパパ」「ここがママ」とお話しながら、それぞれの家族を表現する姿があり、子どもたちの成長を感じました。おままごとや洗濯ばさみを使ったお洗濯ごっこ、お人形を使ったごっこ遊びでも、「〇〇してあげるね!」「〇〇もいる?」といった優しい言葉がたくさん聞こえ、お父さんやお母さんにしてもらっていることを、遊びの中で自然に表現しているようでした。そんなやりとりに、私たちも心が温かくなりました。
家族についてのレッスンを通して、子どもたちが「大好きなこと」に対して、とても積極的に関わってくれる姿を改めて実感しました。これからも、さまざまなことに興味を持ち、楽しく学べるような環境づくりを大切にしていきたいと思います。
Ocean
(2歳児)
表現を探ろう:Oceanクラスのカラフルな旅
新学年の慌ただしさが少しずつ落ち着き、子供たちが日々のリズムに慣れてきた今、Oceanクラスでは、子供たちに“喜び・創造・不思議さ”をもたらすテーマに焦点を当てて過ごしています。
現在取り組んでいるUOI(探究の単元)は「私たちはどのように自分を表現するのか(How We Express Ourselves)」です。この探究を通して、色をテーマに、楽しく意味のある方法で表現することに挑戦しています。ぬり絵、絵の具、スカーフダンスなどのアクティビティを通じて、子供たちは自分の「好きな色」「あまり使いたくない色」といった好みを自信をもって伝えるようになってきました。毎日の活動の中で、一人ひとりの個性が輝いており、その姿を見ることができてとても嬉しく感じています。
ある日の午後には、英語の時間に「ちょうちょ」になってカラフルな世界を体験しました。色とりどりのスカーフを使って、ちょうちょになりきってお部屋を飛び回り、その後はコーヒーフィルターやドットマーカー、水を使って自分だけの「ちょうちょの羽」を作りました。にじんで広がる色に目を輝かせる子供たち。その出来上がった羽は、色を通して自分を表現するという今回の探究テーマを美しく象徴するものでした。
また、日々のお散歩では、教室で学んだ色が、外の世界にもたくさんあることに気づき始めています。地面に咲く鮮やかな花、道を走る車、そして何より子供たちが夢中で観察していたのが信号の色の変化です。この自然な気づきをきっかけに、今は「乗り物」と「交通安全」へと関心が広がってきています。こうしたつながりを自分たちで見つける力が、子供たちの学びをより意味のあるものにしてくれています。
これからも、子供たちの「気づく力」「創り出す力」「表現する力」を丁寧に育んでいきたいと思っています。毎日、少しずつ自分を表現する力が伸びていく子供たちと共に、この旅を歩めることを嬉しく思います。
CGKって楽しい!かも!?
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長いゴールデンウィーク休みを終え、子どもたちがどのような姿で登校してくれるのかとても楽しみにしていました。クラスに笑顔で入ってくる子、家族との別れが寂しく涙を見せる子、一人ひとり違った様子でしたが、4月中に身に付けたルーティンを思い出すことにそれほど時間は要しませんでした。
以前よりも友だちとの関わりが増え、欠席している友だちの名前を確認したり、戸外遊びへ出かけた際に周りの環境に目を向けられるようになったり、Oceanクラスの子どもたちは日々少しずつ、しかし確実に成長していて、それを保護者の皆様と共有できることを大変嬉しく思います。
レッスンで覚えた色をお散歩中に指差したり、聞いた単語を声に出してみたり、子どもたちは毎日インプット・アウトプットに大忙しです。こんなことを知っているんだ、と感心させられたり、覚えたことを自分なりに考えそれを表現するOceanクラスの子どもたちに、日々私たちも驚かされています!
まだ、時折「ママは?」「お迎え来た?」とご家族のことが気になることもありますが、戸外遊びで思い切り身体を動かし、CGKへ戻ってきた後の子どもたちの達成感のある表情や、ランチを食べながら友だちと「同じご飯だね~!」など笑顔で話をする姿から、CGKでの日々を楽しんでもらえているのだと感じます。また、その日に経験したワクワクを家族に伝えたい!と意気込んでいる様子からも、4月に比べスクールでの生活が不安なものから楽しいものへ変化していっているのだと実感しています。
これからも色々な経験を通して、「CGKって楽しい場所かも!?」という気持ちから「CGKって楽しい!友だちと遊ぶの大好き!」と感じてもらえるよう一日一日を大切に過ごしていけたらと思います。
初等部・中等部
Appropriate Use of Screen Time and Its Effects on our Children
昨日、電車の中で、3〜4歳くらいの男の子と一緒にいるお父さんを見かけました。以前にも見たことがある親子です。その親子は地下鉄に乗って、1駅だけで降ります。ここまでは特に珍しくはありません。驚くのは、その2分間の乗車中、毎回お父さんがスマートフォンを渡して、息子に動画を見せていることです。
子供にとって、適切なスクリーンタイムはむしろ良い影響をもたらすという研究もあります。特に、週に数回、30分以内のノンフィクションのコンテンツを視聴することは、学習面での成果につながることが示されています。また、年齢と内容によっては、ビデオゲームが手と目の協調や論理的思考力を高めるという研究もあります。
しかし、過剰なスクリーンタイムがもたらす悪影響を示す研究はそれ以上に多くあります。アメリカ児童青年精神医学会によると、スクリーンタイムの過多による主な悪影響には以下が含まれます。
- 睡眠障害
- 成績の低下
- 体重増加
- 情緒不安定
- 自尊心の低下、ボディイメージの問題
- 不安やうつ症状
- 暴力やリスクの高い行動への接触
- 性的なコンテンツへの接触
- 有害なステレオタイプへの接触
- ネットいじめやオンライン上の危険人物への接触
- 誤った情報への接触
「過剰」とは相対的なもので、推奨されるスクリーンタイムは情報源によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
- 2歳未満:基本的にスクリーンタイムはなし、もしくは極めて制限的に
- 2〜12歳:平日は1日1時間以内、週末は最大3時間まで。保護者や兄姉と一緒に内容を確認しながら
- ティーンエイジャー:宿題を除き、1日2時間以内。就寝1時間前からはスクリーンタイムを避けるべき
また、スマートフォンを持つ年齢が若いほど、精神的健康に悪影響が出やすいことも分かっています。
アフタースクール
未来の学校をデザインしよう – アッパーグレードより









こんにちは、皆さん。
今週金曜日の探究テーマは「未来の学校をどうデザインできるか?」です。子供たちは現在、自分たちの理想とする学校のビジョンをさまざまな形で表現しようと、一生懸命取り組んでいます。中にはとても実用的なデザインもあれば、想像力豊かで夢のようなアイデアを形にしているグループもあり、どれも非常にユニークです。どのグループも、自分たちの学校の特徴について熱心にプレゼンテーションをしています。
プロジェクトの最初には、「学校をつくるときにどんな要素を考えるべきか?」について話し合いました。子供たちが挙げた項目はとても多岐にわたっており、すでに驚くほど包括的なリストができあがっていました。そこには、いじめ対策ポリシー、校舎の間取り図、トイレ、3Dモデル、校外学習や留学、制服、将来性のある設計、特別な設備、清掃や当番制、宿題のルール、教員採用や給与、給食メニュー、学校の立地、校則、賞罰制度、マスコット、ロゴ、モットー、校庭の設計、照明や装飾、時間割、教科構成、学校公開日やイベント日、そして学校をどう宣伝するかといったことまで含まれていました。プロジェクトが進むにつれ、このリストはさらに長くなっています!
まだプロジェクトの初期段階ではありますが、どのグループも「自分たちの理想の学校像」の実現に向けて着々と進んでいます。歴史をテーマにした学校から完全バーチャルな学校まで、さまざまな方向性のアイデアがあり、これからどのように発展し、最終プレゼンテーションでどのように発表されるのか、今からとても楽しみです。
今後の成長をぜひご期待ください。


















CGKからのお知らせ
HP更新情報
◆現在参加者募集中の留学プログラム◆
【6/27まで募集中】ーG4以上限定ー
カナダ名門校へ単身サマープログラムのご案内
CGKでは、【英語力を活かし現地校生と交流する】夏の単身留学プログラムとして、カナダ名門私立校「リドリー・カレッジ/Ridley College」のサマーボーディング(寮制)プログラムをご紹介中!
◎参加プログラム:Day Camp Boarding(デイキャンプ・ボーディング寮制)
◎プログラムの特徴
- カナダ現地の同年代の生徒と一緒に参加
- 毎週異なるテーマ(スポーツ・アート・サイエンス・リーダーシップなど)
- 実践型アクティビティ中心で、英語+αのスキルも身につく
- 英語力チェック(筆記試験+インタビュー)あり
※そのため、日本人参加者は少なめ。サマープログラムでは珍しいです!CGKの生徒のように、高い語学力を持つ生徒に特におすすめ!
◎参加条件・費用
- 対象年齢:10歳以上(ESLサポート不要)
- 開催期間:2025年6月29日〜8月23日
- 最短参加:2週間からOK
- 費用:2週間で CAD 3,995(約41万円)※寮費込み
※公式サイトの金額は通学生(宿泊なし)向けのものですので上記とは異なります。ご注意ください。
◎ 申込みについて
- 締切:6/27(金)
- 申込み枠に限りがございます。期日前でも満席の場合は参加できかねます。お早めにご検討ください。
- 一年中(週末もしくは長期休み中、日帰りもしくは1泊)
- 日本国内に住む外国人家庭でホームステイ体験ができる
- 締め切り: ご希望日程の約1ヶ月前まで
- 詳細/申込:OfficeのMayuまで
海外からの短期留学生受け入れ ~ホストファミリー募集~
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CGKでは海外からの留学生を積極的に受け入れ、多文化共生を推進していきます。異なる文化や環境で育った生徒たちが交流し、助け合うことで、クラス全体に豊かな多様性がもたらされます。この多様な環境は、生徒一人ひとりに異なる視点を学び、相互理解を深める貴重な機会を提供します。
CGKは、この多様性が教育的な成果を高めると信じています。異なる背景を持つ生徒たちが共に学び、協力することで、グローバルな視野を持つリーダーとして成長することが期待されます。さらに、多様な意見や価値観に触れることで、寛容さや共感力も育まれます。
短期留学生受け入れの環境を整えるため、ホストファミリーを募集しています。CGKファミリーの方でホストファミリー登録にご興味のある方は、OfficeのMayuまでご連絡ください(Toddle可)。
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