2025年4月開校
カリキュラム
初等部に続き、国際的な教育カリキュラムをもとに全人教育を行いますが、教科担任制に移行し、それぞれの教科・テーマをさらに深く探究します。
中等部2年生時には、1年間の海外留学に行き、英語力の向上だけでなく、自立心向上や、広い視野を持つ経験を狙いとしています。
用語 | 意味 | 例 | 視覚的表現 |
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他領域的 (Multidisciplinary) |
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トピック、問題、アイデアにおける視点 |
学際的 (Interdisciplinary) |
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統合的理解 |
超領域的 (Transdisciplinary) |
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教科の枠を超えたテーマ |
CGKは、認定校としてIBプライマリー・イヤーズ・プログラム(PYP)を採用することで、教育と学習の改善に取り組んでいます。IBの枠組みを導入することで、学習がどのように改善されるかを目の当たりにしてきました。また、ディプロマ・プログラム(DP)やミドル・イヤーズ・プログラム(MYP)の生徒としてIBを経験したスタッフもいます。論理的思考力を高め、21世紀型スキルと優れた学習者像を育成する国際的視野に立ったカリキュラムへのコミットメントとして、当校は中等部をMYP候補校*としてスタートさせる予定です。
MYPはPYPのスキルとアプローチをしっかりと発展させています。PYPが教科の枠を超えたプログラムであり、探究の単位(Units of Inquiry)を通して教科間の境界線を曖昧にするのに対し、MYPは学際的なプログラムです。学際的なアプローチでは、より教科に特化した学習が必要となり、生徒は特定の教科をより深く学ぶことができます。各教科は、少なくとも年に1つの学際的なユニットを通して繋がります。各教科の教師は、概念的な学習を進め、スキルと学習者像を発展させるような方法で、知識とスキルを結びつけるために、分野を超えて取り組みます。
MYPには8つの科目グループがあります。
- 言語と文学
- 個人と社会
- 数学
- デザイン
- 芸術
- 理科
- 保健体育
- 言語の習得
MYPには、学習者像や学習の方法(ATL)などのスキルを発展させるための中核的な要素もあります。
- 少なくとも1つの教科統合的なユニット
- パーソナルプロジェクト
- MYPコミュニティプロジェクト
- STEM教育: 理科、テクノロジー、エンジニアリング、数学
- 行動と奉仕
MYPプログラムの第5年にあたるパーソナルプロジェクトは、CGKにおいては10年生の始まりになります。パーソナルプロジェクトでは、学習者がPYPエキシビションでの経験を活かし、新しいスキルや知識を利用して興味を持つ分野を探究することができます。これは独立したプロジェクトですが、各生徒にはプロジェクトを完成させるためのサポートをするスーパーバイザーが付きます。
コミュニティプロジェクトは、MYPプログラムの3年目または4年目に行われます。CGKでは、8年生でコミュニティプロジェクトを行います。コミュニティプロジェクトは最大3人のグループで、または個人で取り組むことができます。これは学生が行動し、地域社会に奉仕する方法を見つける良い機会となります。これはMYPの中核的な要素(行動と奉仕)の一部であり、またPYPのアクションに焦点を当てています。
MYPは、学生がPYPで取り組んできた概念、学習者像の属性、およびATLを発展させ続けます。MYPは、ディプロマ・プログラム(DP)、キャリア関連プログラム(CP)、大学、そしてキャリアにおいて、生徒がより大きな成功を収めることができるよう、生徒をさらに成長させるよう挑戦させます。また、MYPは外部評価も行っており、他国への転校やエリート中等教育プログラムへの出願の際にも活用することができます。このように学問的な厳しさと達成感を兼ね備えたバランスの取れた教育アプローチが、2025年にCGKがMYPを候補校として導入する理由です。