アート:クライアントの要望に合うTiny Houseをデザイン
CGKアフタースクールでのレッスンについて紹介いたします。
CGKの8週間に渡って行うプロジェクト活動では、メインとなる「ドライビングクエスチョン」に基づいて学んでいきます。
今回の「アート」レッスンでのドライビングクエスチョンはこちらです。
「クライアントの要望を満たすにはどのようなTiny Houseをデザインしたら良いのか?」
この問いに沿って、毎週子供たちの興味を引き出す楽しいレッスンを行いました。
担当していたDan先生のコメントをつけてご紹介します。
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第1週
はじめに、Dan先生が紙で作った「Tiny House」小さな家を見せてもらいました。子供たちは、Dan先生が小さな家について、家の内側、外側、そしてどこに小さな家を建てるかなどどんなことを考えて選択していたのかを話し合いました。
また、Dan先生は自分がしてしまった失敗を教えてくれました。そこから、子供たちは計画の大切さや自分たちが製作するときに気をつけなければならないスペース管理についても学ぶことができました。
その後、スライドや動画を見ながらさまざまなTiny Houseについて見せてもらいました。さまざまな種類のTiny Houseの写真を見て、質問をしたり、もっと知りたいことについて考えたり、気がついたことや意見を言ったりしながら話し合いをしました。子供たちが考えて話し合ったことは、ブレインストーミングをしてチャートにまとめました。
ディスカッションとブレインストーミングが終わったあと、子供たちは自分のTiny Houseのために絵を描いたり、重要な情報を書き留めたりしました。家の内側、外側、建てる場所など、どんなことでも構いません。この時点では、まだTiny Houseについて基本的なことしか学んでいないので、非現実的な部分があるかもしれませんが、まだ子供たちの興味を引き出し、自由に考えることが目的なので、子供たちの可能性を楽しみました。
8週間後のプロジェクトでは、この初期のアイディアと完成品を比べます。
第2週
第2週目は、先週のワークフォームの復習を行い、それに関連して追加したい点や明確にしたい点を話し合いました。次に、過去50年間の住宅価格と賃金の関係を調べ、それが人々の住宅購入能力にどのような影響を与えているかを調べました。この相関関係を示すイギリスとアメリカのグラフを見て、Dan先生の祖父母が少額で家を購入し、30年後に高額で売却したことと、このことが住宅市場に与えた影響を例に挙げました。
その後、子供たちはTiny Houseについて長所と短所を考えカードにまとめました。そのカードを使ってカテゴライズゲームをすると、子供たちはミスすることなくきちんと理解できていました。
そしてこのカードをポスターにまとめました。製作中、意見がぶつかるときもありましたが、子供たちは協力して素晴らしいポスターを仕上げました。
最後に、「クライアント」の要望を教えてもらい、これらの条件を満たす家造りの準備に入りました。
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第3週
今週は、「クライアント」の要望を再確認し、「面積」「周囲」「ドラフト」という用語について学びました。子供たちは、自分たちのTiny Houseに入れる予定のアイテムの面積と周囲をリストにした間取り図の下書きをしました。それが終わると、最終デザインの製作に入り、外観のデザインについても考え始めました。
第4週
この週は、Learning Centersの時間も使って活動しました。初めに、Bobby先生のお友達で現在Tiny Houseを建てている方にZoomでインタビューすることができました。子供たちは質問を用意して、Tiny Houseを建てる過程や建てることになった理由などについてお話することができました。子供たちは興味深い質問をたくさんしてくれるだけでなく、マナーの良さでCGKの誇りとなってくれました。
その後、Project Workの時間には、実際にTiny Houseづくりに入り、3D家具を作り始めました。
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第5週
年末年始休暇が終わり、子供たちはBobby先生のお友達と話したことを思い出しながら、今まで学んできたことを復習しました。このあともTiny Houseづくりは続き、ほとんどの子が3D家具の製作にも進んでいました。
子供たちは、自分たちのTiny Houseにサステイナブルな要素を加えるよう話してもらったので、多くの子がソーラーパネルや雨水を集めるタンクをデザインに加えることに決めました。終わった子から、自分たちのTiny Houseを置くための街づくりの作業を始めました。
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第6週
まだ自分のTiny Houseを完成させていない子はその続きを、完成させた子たちは街づくりに取り組みました。カード、フェルト、テープ、のり、色紙などさまざまな材料を使いました。家づくりと街づくりに分かれていても、お互いのアイディアや考えを共有する時間を作ったので、クラス全体で作品作りに取り組むことができました。子供たちは、山、砂漠、川、湖を作ることを決め、来週何を追加できるか考えていました。
第7週
今週はクラス全体で街づくりをすることができました。メインとなるデザインは完成していたので、より小さなアイデアに焦点をあて、木や植物、動物、農場など、さまざまな材料を使って創造的に作ることができました。子供たちはグループで本当に良く作業し、多数決ですべてに合意しながら活動することができました。
第8週
子供たちは、8週間かけて勉強してきたことを復習し、これまでに取り組んできたことをまとめて発表する準備をする前に、制作物を仕上げるための時間を少し持ちました。そしてプレゼンテーションでは、自分たちが製作したTiny Houseを紹介し、クラスで作った街の上に自分たちのTiny Houseを置き、なぜそこに家を建てたいのかその理由を説明したり、街づくりの中で工夫したことなどを発表しました。
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著者プロフィール
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Saeda Sueki-Au-Yeung - Head of Operations / Parent Support Coordinator (日本)
日本で教育学・障害科学を学び、アメリカへのサッカー留学では全米大学リーグ優勝を経験。挑戦を通して道を切り開いた経験を活かし、子供たちの個性と可能性を大切にしています。学校運営と保護者支援を通じて、家庭と学校が一つのチームとなり、子供の成長を支える関係づくりに努めます。