第一回CGKキャンプイベント in 静岡
11月2日(土)・3日(日)に第一回CGKのキャンプイベントを一泊二日で行いました。
このイベントの始まりは今年の5月に、CGKの近くにオープンされた“TARPtoTARP”というキャンプをテーマにしたカフェにご挨拶に行かせていただいたことでした。
初めてオーナーの須山様にお会いし、その日のうちに「子供たちにキャンプを体験させてあげたい」という話があがり、そこから今回、メインで計画・準備・実行をお手伝いいただいた佐藤様と税所様をご紹介いただき、今回のキャンプイベントの準備が始まりました。
CGKのスタッフはキャンプ未経験者ばかりで、まずはキャンプ場の下見に行くことにしました。2つ下見をしたキャンプ場は、同じキャンプ場でも、今回使用した大野路ファミリーキャンプ場のように芝生が広がるキャンプ場と、テントを張る場所以外はコンクリートで整備されたキャンプ場と、大きな違いがありました。そして、今回はせっかくなら自然が多く、参加した人たちが関わりを持ちやすそうな芝生が広がる大野路ファミリーキャンプ場に決めました。
そして、キャンプ当日。
子供たちはキャンプ場に到着するとはじけるように芝生の上を走り始めていました。
到着してまず始めのアクティビティはテントの設営。レンタルのテントはNordiskというアウトドア用品のブランドにご協力いただきました。子供だけではなく、CGKスタッフも含めた大人たちもテントの設営は初めてでしたが、キャンプが好きな方たちにも参加していただいていたので、その方たちに教えていただきながら設営をしました。子供たちも張りきってペグを打ち込み、テントが完成すると「ひろーい!」とテントの中を楽しそうに走り回っていました。実際に、大人の私でもテントの中はとてもわくわくしました。
テントのレンタルでご協力いただいたnordisk様にはアクティビティも行っていただき、テントに使用している紐を使用してのブレスレット作りを行いました。子供にとっては少し難しく、飽きて途中で投げ出してしまう子もいましたが、残った大人はブレスレットを編むことに夢中!無心で編む時間もとても貴重なものとなりました。
夕飯のBBQでは参加してくださった保護者の方が中心となってお肉を焼いてくださったり、差し入れしていただいたナッツやポテトチップスを燻製にしたりと、参加者みんなが協力してくださいました。
日が落ちると辺りは真っ暗。食材を探すのも大変でしたが、これが自然の暗さなのかと実感することができました。
夜の最後のアクティビティはキャンプファイアー。明るいうちに子供たちに準備をしてもらっていた薪(知らないうちにバラバラになっていたので、組んだ後に薪で遊んでいたようですが組み立て直しました!)に火種を入れました。しかし、なかなか燃えません...。張りきった年長の男の子が、専用の棒を持ってきて、ふぅ~と火種に向かって息を吹きかけてくれたことによってようやく燃え始め、あっという間に大きな火となりました。
(この時以外にもこの年長の男の子は、息を吹きかけて火を大きくすることに夢中になっていました。)
その後は子供たちが大好きはスモア作り(CGKの年中と年長クラスはTARPtoTARPのキャンプレッスンで一度作っています)。スモアの楽しさは何と言っても、マシュマロを上手く焼くことです。焼いたマシュマロはクラッカーにチョコと一緒に挟んで食べます。「おいしい!もう一回作る!」と何度もお代わりをしていました。お腹がいっぱいになっても「ママに作ってあげるんだ!」とマシュマロを焼くことに夢中になっていました。
今回のイベントで日帰りで参加された方は、ここでお別れです。一日だけのキャンプでもたくさんの体験をして帰られました。
宿泊の方はキャンプ場にある露天風呂へ。冷えた体が温まり、とても気持ち良かったです。
お風呂後も子供たちはキャンプファイアーを眺めたり、一つのテントでお話を楽しんでいましたが、だんだん眠くなり少しずつ自分たちのテントへと戻っていきました。
夜は大人たちの時間が始まりました。お酒を飲みながら、子供たちのことや普段では園では話さない内容の話など、ゆっくり話をすることが出来ました。
2日目。この日もとてもいい天気で、目の前には大きな富士山が見えていました。朝は少し肌寒かったですが、自然の寒さの気持ちよさを感じながら、朝食のホットドッグとパンケーキを食べました。
楽しかったキャンプも順番にテントを片付けたら、お別れの時間です。
私自身にとっても初めてのキャンプでしたが、感想は「楽しかった!またやりたい!」です。設備が整った室内や施設と違って、何もない自然のところで生活するのは不便なことばかり(それでも今回はトイレやお風呂などの設備はありました)ですが、不便だからこそ工夫したり、考えたりすることができるのがキャンプの良さだと感じました。これは実際に体験したからこそ感じられたことです。
テントでのキャンプは初心者にとってはハードルが高いものでしたが、今回はキャンプを良く知る方たちの協力があり、初心者でも楽しむことが出来ました。保護者の方の中には、「キャンプを体験させてあげたいけど、自分ではちょっと…」という方もいらっしゃると思います。そのような時に、“キャンプのプロ”がいれば、気軽に参加することが出来ると思うので、今後もこのイベントを続けていき、子供たちがキャンプ体験から様々なこと学び、経験出来るようにしていきたいと思います。
【今回、ご協力いただいた方】
・須山様(TARPtoTARPのオーナー)と奥様とお子様2人
・佐藤様(キャンプイベントのメインサポーター)
・税所様(キャンプイベントのメインサポーター)
・Playoutside様(動画撮影)と奥様、コテツくん
・キモト様
・あつし様、ことの様
・Yui様
・Nordiskのmiwa様(テントレンタルと設営協力)
子供のたちの体験の為にと協力してくださり、ありがとうございました。
CGKスタッフだけではできなかったキャンプイベントも、皆様のおかげで開催することができ、心より感謝しております。
著者プロフィール
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Reiko - プリスクール・副スクール長 (日本)
CGKインターナショナルスクール2016年開校時からのオープニングメンバーであり、現プリスクール・副スクール長。保育士。
認可保育園での勤務後、ビクトリア(カナダ)へ海外留学。帰国後は、インターナショナル・プリスクールにて主任の経験も。大のディズニー好き。