6月の3歳児クラス「色と形」
5月以来、Jungleクラス(3歳児)の子供達は色と形について学んでいます。サークルタイムでは、様々な色や形を学ぶのに役立つ歌を歌いました。学習のアクティビティーとして、特定の色に触れたり、特定の形を指さしたりするゲームを行いました。工作では、形や色を使って創造性を発揮しながら、運動能力の発達を促しました。
最初に作った工作のひとつは、レインボーライス。Jungleクラスの子供たちは、食紅を使ってお米を様々な色に染めました。赤、青、黄色はもちろんのこと、緑、オレンジ、紫、ターコイズも混ぜて作ってみました。生徒達は順番に小さなスプーンを使って色のついたご飯をすくい、それを使って形の絵を描きました。
Jungleクラスの子たちが作ったもうひとつの工作は、モービル・シェイプ。これは枠のついたシースルーの形です。子供たちは、この枠を通して、さまざまな色や物を見ることで、好きな色の形を作ることができました。遊びの時間には、モービルシェイプを外のデッキに持ち出して、モービルシェイプの中にどんな面白い色や模様の枠ができるかを確かめました。このような工作やアクティビティは、教室の外での学習となります。子供たちは自分の身の回りのものを探究し、色や形といった学習内容を自分の世界と結びつけることができます。これは、CGKのアクティブ・ラーニングの重要な部分です。
著者プロフィール
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John - プリスクール・スクール長 (オーストラリア)
CGKインターナショナルスクール・プリスクールのスクール長。オーストラリア出身。
ニューサウスウェールズ大学(オーストラリア)で教育学を専攻した後、日本の幼稚園から高校まで10年以上の教職経験。エンターテイナー。